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知恩院の見どころ2選を修学旅行や観光向けに簡単に分かりやすく解説!

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浄土宗の総本山である知恩院は、800年以上の歴史を持つ古刹です。

 

境内への入り口となる三門は国宝に指定され、他にも重要文化財に指定された建造物が数多くある寺院です。

 

映画「ラストサムライ」のロケ地としても知られています。

 

国指定名勝である方丈庭園や、紅葉の名所として知られる友禅苑などの庭園も見どころです。

 

この記事では参拝に30分から1時間程度かかる知恩院の2つの見どころを含め、歴史や豆知識を紹介します。

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知恩院の見どころ2選

それぞれ詳しくご紹介していきます。

 

見どころ① 国宝を含む歴史ある建築物

国宝に指定されている山門や御影堂をはじめ、知恩院には重要文化財に指定されている歴史ある建築物が数多くあります。

 

知恩院への入り口となる三門は1621年に建立された五間三戸、二階二重門で入母屋造の本瓦葺き建築で国宝に指定されています。

 

高さは24メートル、横幅は50メートルと日本国内では最大級の木造の門となっています。

 

同じく国宝に指定された御影堂は1639年建立で、間口45メートル、奥行き35メートルの建物で、その周囲には幅3メートルの外縁があります。

 

御影堂は「未完成」の建物といわれています。

 

屋根をよく見ると概ねの中央に2枚の瓦が残されているのです。

 

これは「完成すればあとは壊れていくばかり」であることから、完成させないために葺き残しの瓦をあえて残したそうですよ。

 

また御影堂の軒下にはセミや亀といった意匠が数多くあるので、ぜひ探してみてください。

 

1678年に造営され重要文化財に指定されている大鐘楼は、大みそかに17名の僧侶により執り行われる鐘撞きが京都の冬の風物詩となっていいます。

 

見どころ② 方丈庭園と友禅苑

知恩院の境内は基本無料で拝観できますが、方丈庭園と友禅苑という2つの庭園はそれぞれ拝観料が必要です。

 

ですが拝観料を納めてもみる価値がある庭園となっています。

 

方丈庭園は国指定名勝となっており、江戸時代の初期に作庭されたといわれています。

 

池泉式庭園で、大方丈や小方丈、権現堂などの建築物と、知恩院の背後にある東山の光景と合わさった情緒あふれる風景がとても美しくみえます。

 

桜やカエデなどが植えられており、四季折々の風景が楽しめますよ。

 

友禅苑は友禅染の始祖といわれている宮崎友禅の誕生300年を記念して改修造園された庭園です。

 

春の桜が咲く頃と秋の紅葉の頃に夜間ライトアップも実施され、幻想的な風景が楽しめます。

 

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知恩院の歴史や豆知識

知恩院の歴史は、1175年に浄土宗の開祖として知られる法然上人が庵を結んだことから始まります。

 

1207年には旧仏教の弾圧により讃岐の地に流されましたが、1211年には現在の勢至堂がある場所にあった禅房に入った後、翌年に亡くなり大谷の地に廟堂が建てられました。

 

1234年には法然上人の弟子である源智が法然上人を開山の祖として諸堂を起こしています。

 

歴史ある知恩院ですが、意外にも建造物の多くは建立から火災などにより建替えられたものが多く、最も古い建物でも1530年に建立された御影堂(現在は勢至堂)です。

 

法然上人の禅房があった場所で、堂内の正面には「知恩教院」の変額が掲げられています。

 

1639年に現在の御影堂が建立されたことで元の御影堂は勢至堂となりましたが、勢至堂はお念仏発祥の聖地として、静穏な空気に包まれた場所になっています。

 

知恩院には七不思議と呼ばれる古くから伝わる不思議なものがあります。

 

例えば御影堂から集会堂などに渡る廊下は、歩くとまつで鶯の鳴き声のように聞こえることや、大方丈の入り口にある長さ2.5メートル重さ約30キログラムもある大きな杓子などです。

 

残念ながら非公開エリアにあるものもありますが、ぜひ境内を巡りながら七不思議を探してみてください。

 

国宝でもある三門の後ろには、男坂と呼ばれる急階段と女坂と呼ばれる緩やかな階段がありますが、この男坂の方は映画「ラストサムライ」のロケ地になった場所です。

 

映画の冒頭のシーンに使われていますので、もしかしたら映画を見た人の中には見覚えがあると感じたかもしれませんね。

 

知恩院の参拝時間と料金

名称 華頂山知恩教院大谷寺(浄土宗総本山知恩院)
拝観時間 開門時間:12月~2月 午前6時 6月~8月 午前5時 その他は午前5時30分

閉門時間はいずれも午後4時

各所受付(方丈庭園や友禅苑など)は午前9時から

拝観料 境内のみの拝観は無料

方丈庭園:大人400円 子ども400円

友禅苑:大人300円 子ども150円

共通券:大人500円 子ども250円

(大人:高校生以上 子ども:小中学生)

住所 京都府京都市東山区林下町400
お問い合わせ TEL:075-531-2111
公式サイト https://www.chion-in.or.jp/

 

知恩院のアクセス

【公共交通機関で向かう場合】

・京都市営地下鉄「東山」駅から徒歩約8分

・京阪電車「祇園四条」駅から徒歩約10分

・阪急電鉄「京都河原町」駅から徒歩約15分

・市バス「知恩院前」バス停から徒歩約5分

 

【車で向かう場合】

・名神高速道路「京都東」ICから約15分

・名神高速道路「京都南」ICから約30分

 

知恩院の駐車場

知恩院周辺の駐車場の状況についてまとめます。

 

無料駐車場

知恩院にある駐車場は観光バス専用になるため、一般車は利用できません。

 

そのため知恩院には残念ながら一般車が利用できる無料駐車場はありません。

 

有料駐車場

駐車場名 タイムズ総本山知恩院新門南
住所 京都市東山区祇園町北側317
料金 土日祝日 15分毎300円 午前8時から午後8時まで最大2,400円

平日 15分毎200円 午前8時から午後8時まで最大1,000円

午後8時から午前8時までは全日最大1,200円

台数 34台
会場までの距離 徒歩約4分

 

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まとめ

浄土宗の総本山である知恩院は、800年以上の歴史を持つ古刹です。

 

方丈庭園と友禅苑という二つの庭園はそれぞれ拝観料が必要ですが、その他の場所は無料で散策できますよ。

 

境内には七不思議といわれるスポットもあるので、七不思議を探して散策するのもおすすめです。

 

知恩院は山肌にある寺院なので、三門から入ると御影堂までは階段なども多くあります。

山門から御影堂までは無料のシャトルバスもあるため、足腰に自信がない人や小さな子ども連れの人は片道はシャトルバスを利用するのもおすすめですよ。

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