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東本願寺の見どころ3選を修学旅行や観光向けに簡単に分かりやすく解説!

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浄土真宗大谷派の本山である東本願寺は、親鸞聖人を宗祖とし、中興の祖として蓮如上人を仰ぐ寺院です。

 

境内には複数の建物がありますが、このうち御影堂と阿弥陀堂の2か所は内部参拝が可能です。

 

もし早朝に参拝に行かれる場合には、朝7時から誰でも拝聴できる「晨朝法話」を聞いてみるのもおすすめです。

 

この記事では参拝におおよそ30分かかる東本願寺について3つの見どころを含め、歴史や豆知識を紹介します。

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東本願寺の見どころ3選

それぞれ詳しくご紹介していきます。

 

見どころ① 重要文化財に指定されている「御影堂」

東本願寺で内部拝観できる建物の1つが重要文化財に指定されている御影堂です。

 

現在の御影堂は1895年に再建されたもので、世界最大級の木造建築物です。

 

正面は76m、側面は58m、高さは38mあり内陣と外陣に敷かれた畳の数は合計927畳という広さです。

 

この御影堂には宗祖である親鸞聖人の御真影が安置され、左右に歴代門主の御影をはじめ、十字・九字名号(「南無不可思議光如来」と「帰命尽十方無碍光如来」)が掛けられています。

 

もともとの御影堂は1864年に勃発した蛤御門の変により焼失しています。

 

再建後には一度2011年に修復工事が実施されました。

 

見どころ② 阿弥陀堂

阿弥陀堂も御影堂と同じく内部拝観ができる建物で、正面52m、側面47m、高さ29mと御影堂に比べると小ぶりですが、それでもその大きさに圧倒されます。

 

阿弥陀堂にはご本尊である阿弥陀如来が安置され、内部は天井から柱に至るまで金色の色彩と非常に荘厳で、「仏説阿弥陀経」の世界を再現しています。

 

外観が比較的質素に感じる阿弥陀堂ですが、その内部は非常に見ごたえがあるためそのギャップに驚く人は多いでしょう。

 

阿弥陀堂も国の重要文化財の指定を受けています。

 

御影堂と同じように阿弥陀堂も1895年に再建され、2011年に修復工事が実施されました。

 

見どころ③ 御影堂門と阿弥陀堂門

東本願寺の正面玄関ともいうべき場所にあるのが御影堂門です。

 

三門としては世界最大級の規模で、正面21m、側面13m、高さ27mの二重門です。

 

そして阿弥陀堂の入口にあるのが阿弥陀堂門で、切妻造・唐破風付の四脚門形式の唐門です。

 

従来の阿弥陀堂門は幕末に焼失しており、現在の阿弥陀堂門は1911年に再建されたものです。

 

どちらの門も国の重要文化財に指定されています。

 

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東本願寺の歴史や豆知識

東本願寺は親鸞聖人を宗祖とし、第3代覚如上人の頃に「本願寺」という寺号を名乗り始めました。

 

もともとは一つの「本願寺」でしたが、戦国時代に入り比叡山や織田信長らと対立し、山科や大阪の石山へと移転、石山合戦に敗れた後には石山も退去するなど苦難の時代がありました。

 

石山合戦の際、門主であった顕如上人とその息子である教如上人で意見の対立があり、のちに顕如上人が亡くなってからは一時期教如上人が門主を受継ぎました。

 

ですが、豊臣秀吉により隠居処分を受けたため、弟である准如上人が門主となりました。

 

隠居となった教如上人ですが、その後も活動を続けており秀吉が亡くなった後に、京都烏丸六条・七条間の土地を徳川家康から寄進を受ける形で阿弥陀堂を建立、翌年には御影堂も建立し従来の本願寺とは別の新しい本願寺を創立したのです。

 

その後、弟・准如上人が受け継いだ本願寺は「西本願寺」兄・教如上人が創立した本願寺が「東本願寺」となりました。

 

そのため東本願寺は宗祖が親鸞聖人、中興の祖として顕如上人、東本願寺創立の承認として教如上人としています。

 

東本願寺は江戸時代に徳川家と良好な関係を築いています。

 

この時代には4度の火災により伽藍を焼失していますが、そのたびに全国の門徒が懇念し再建を果たしてきました。

 

幕末、明治維新、戦時中と様々な困難がありましたが、東本願寺は親鸞聖人の教えに立ち戻り親鸞聖人の教えに適う教団となるよう、1981年に最高規範「真宗大谷派宗憲」を全面改正した歴史を持ちます。

 

ちなみに浄土真宗である東本願寺では、阿弥陀如来を御本尊とし、阿弥陀仏の力により修正救助を願います。

 

このため厳しい修行、お守りやお札、御朱印の授与などはありません。

 

東本願寺の参拝時間と料金

名称 真宗大谷派東本願寺
拝観時間 3月から10月:午前5時50分から午後5時30分まで
11月から2月:午前6時20分から午後4時30分まで
拝観料 無料
住所 京都府京都市下京区烏丸通七条上る
お問い合わせ TEL:075-371-9181
公式サイト https://www.higashihonganji.or.jp/

 

東本願寺のアクセス

【公共交通機関で向かう場合】

JR「京都」駅から徒歩約7分

地下鉄「五条」駅から徒歩約5分

市バス「烏丸七条」バス停から徒歩約1分

 

【車で向かう場合】

名神高速道路「京都南」ICから約15分

 

東本願寺の駐車場

無料駐車場

東本願寺には残念ながら無料駐車場はありません。

 

有料駐車場

駐車場名 リパーク 東本願寺前
住所 京都府京都市下京区高槻町352他
料金 20分毎200円 入庫後24時間最大1,000円
台数 55台
会場までの距離 徒歩約6分

 

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まとめ

東本願寺は、京都駅のほぼ真北に位置する世界最大級の木造建築物がある寺院として知られています。

 

阿弥陀仏が人々を救ってくれるという教えの元、全国に約550万人の門徒がいるといわれています。

 

境内には御影堂や阿弥陀堂といった建築物は内部拝観も可能で、特に阿弥陀堂内は金色の煌びやかな装飾は荘厳です。

 

御影堂門、阿弥陀堂門など重厚感がある山門も見応えがありますよ。

 

東本願寺ではお守りやお札、御朱印の授与などがありませんが、代わりに参拝記念のスタンプがあります。

 

また1日2回、午前9時30分と午後3時からは僧侶や職員による参拝案内があり、参加すると記念の栞がいただけます。

 

御影堂と阿弥陀堂を解説しながら案内してもらえますので、ぜひ参加してみてくださいね。

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