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八坂神社の見どころ7選を修学旅行や観光向けに簡単に分かりやすく解説!

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八坂神社は京都市東山区にある神社で、地元の人からは「祇園さん」として親しまれています。

 

素戔嗚尊(すさのをのみこと)を主祭神とする全国の八坂神社や素戔嗚尊を祀る3,000余りの神社の総本社になります。

 

創建された年などは詳しく伝えられてはいませんが、794年の平安京遷都よりも前からある古社です。

 

八坂神社の見どころは以下の7つです。

  • 国の重要文化財に指定された「本殿」
  • 500年以上前に再建された「西楼門」
  • 迫力ある「石鳥居」
  • 奉納行事や結婚式も行われる「舞殿」
  • 本殿や舞殿と同じ高さの「南楼門」
  • 摂社・末社がたくさんある
  • 日本三大祭に数えられる「祇園祭」

 

この記事では、清水寺の見どころの詳細とその歴史、アクセス方法などについて詳しく紹介していきます。

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八坂神社の見どころ7選

それぞれ詳しくご紹介していきます。

 

見どころ① 国の重要文化財に指定された「本殿」

八坂神社の本殿には、三柱の御祭神が祀られています。

 

八坂神社の主祭神である素戔嗚尊と、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、八柱御子神(やはしらのみこがみ)です。

 

この本殿は「祇園造」と呼ばれ、本殿と拝殿が1つの屋根で覆われた独特の建築様式が特徴です。

 

現存する本殿は、1654年(承応3年)に江戸幕府第4代将軍である徳川家綱が再建したものです。

 

本殿には見上げると青い龍の木彫りが見られます。

八坂神社の本殿の下には大きな池があるといわれ、その水脈は平安京の西にある神泉苑や南にある東寺にまで続いているといわれています。

 

この池には青龍が住む「龍穴」となっているとされているため、本殿には青い龍の木彫りがあるのです。

 

見どころ② 500年以上前に再建された「西楼門」

西楼門は500年以上前に再建された歴史のある門です。

八坂神社の正門ではありませんが多くの人が利用しています。

 

1911年には日本の重要な文化財に指定されました。

この門は四条通の東側の端に位置しています。

多くの観光客や学生がこの道を通って八坂神社に向かうため、西楼門が正門と間違われることもあるかもしれませんが、本当の正門は南側にあります。

 

西楼門に近づくと、その高さ約9メートル、幅約8メートルの迫力が実感できます。

 

鮮やかな朱色のこの門は写真撮影の人気スポットです。

石段の上から四条通を眺めるのも素敵です。

 

祇園祭の時には、この門の下で神輿が集まり出発式が行われます。

西楼門は八坂神社の西側にあるためこの名前が付けられていますが、昔は夜叉門や籠門とも呼ばれていました。

 

見どころ③ 迫力ある「石鳥居」

八坂神社の南側に位置する石鳥居は、その場所の特徴的なシンボルです。

この鳥居は高さが約9.3メートルもあり迫力があります。

その上部には「八坂神社」と書かれた看板が掛かっていて、この文字は有名な有栖川宮熾仁親王によって手書きされたものです。

彼は書道に優れた才能を持つ人物として知られています。

 

この石鳥居の歴史は古く、1646年に最初に建てられました。

しかし、1662年に起きた寛文近江・若狭地震により、この鳥居は大きなダメージを受けてしまいました。

この地震は非常に強いもので、周辺の建物にも多くの影響を与えたことで知られています。

幸いにも、この石鳥居は1666年に補修され、元の美しさを取り戻しました。

 

今でも、この鳥居は八坂神社を訪れる多くの人々にとって、重要なランドマークとなっています。

 

見どころ④ 奉納行事や結婚式も行われる「舞殿」

八坂神社にある舞殿も見どころの一つです。

 

舞殿には、料亭や花街の置屋から奉納されたカラフルな提灯が飾られ、その周辺の情緒ある雰囲気を味わえます。

特別な奉納行事や結婚式が行われることもあり、見る機会があればおすすめです。

 

舞殿では、様々な行事が催されますが、祇園祭の際には神輿が安置されることで知られています。

 

祇園祭の宵宮祭では境内の明かりを消して、舞殿に安置された3つの神輿(中御座、東御座、西御座)に本殿から神様の霊が移される神秘的な儀式が執り行われます。

 

この時の舞殿は、とても神秘的な雰囲気に包まれます。

 

見どころ⑤ 本殿や舞殿と同じ高さの「南楼門」

八坂神社のメインゲートである南楼門は、西楼門と同様に美しい赤色で塗られています。

 

南楼門は約14メートルの高さがあり、本殿や舞殿と同じくらいの高さです。

この門は本殿や舞殿と同じ高さであると言われており、その高さを見るのも一つの楽しみです。

三つの建物が一体となっているかのような印象を与え、八坂神社の重要な一部を形成しています。

 

南北朝時代に描かれた「祇園社絵図」という重要文化財では、本殿、舞殿、南楼門が一直線に並んでいる様子が描かれており、この絵図は八坂神社の歴史を伝える大切な資料となっています。

 

見どころ⑥ たくさんの摂社・末社

主祭神をはじめ、本殿には三柱の祭神が祀られていますが、八坂神社には他にも摂社や末社にさまざまな神様が祀られています。

 

美容の神3柱の女神が祀られた「美御前社」

美御前社は境内末社で、美を司る三人の女神を祀っています。

これらの女神は美の象徴とされ、美しさを願う人にとって大切な存在です。

 

神社の前から出る特別な水「美容水」は、少し肌につけるだけで、体も心もきれいになるといわれ多くの人が訪れます。

美御前社は美容や化粧品の業界だけでなく、芸妓や舞妓にも深く信仰されています。

この神社は1591年に建立され、美を追求する人々にとって重要な場所となっています。

 

縁結びの神が祀られている「大国主社」

この神社の主な神様は、「因幡の白兎」の話で知られる大国主神です。

本殿には素戔嗚尊の孫であり、縁結びの神として親しまれています。

 

大国主神は神話にあるように、だまされていた白兎を救い、その優しさから美しい八上姫と結ばれました。

鳥居の近くには、「因幡の白兎」をモチーフにした大国主神と白兎の像が飾られています。

 

天照大御神と豊受大御神が祀られた「大神宮社」

伊勢神宮の内宮にいる天照大御神と外宮にいる豊受大御神を祀っており、体の健康を守るご利益があるとされています。

 

素戔嗚尊の荒魂を祀った「悪王子社」

神様には、和魂と荒魂の二種類の魂があるとされています。

この神社では、本殿に祀られている素戔嗚尊の荒魂をお祀りしています。

 

ここの「悪王子」という名前は、「強い力」を意味しています。

ここでは、災いを避けるご利益や、願い事が叶うとされています。

 

蘇民将来を祀った「疫神社」

この神社の神様は、旅をしていた素戔嗚尊を貧しいながらも温かく迎え入れて助けた蘇民将来命です。

素戔嗚尊は感謝の印として、「蘇民将来の子孫を災いから守る」と約束したとされています。

毎年7月31日に行われる「祇園祭」の最終日には、「疫神社夏越祭」という行事があります。

 

この日には神社の鳥居に大きな茅の輪が設置され、健康を願ってその輪をくぐる「茅輪くぐり」という儀式が行われます。

また、お守りや粟餅の授与も行われています。

 

この疫神社は1823年に建てられました。

元々は絵馬を奉納する場所の近くにありましたが、1913年に現在の場所へ移されました。

2019年には神社の建物が新しく修復されました。

 

疫神社では、毎年祇園祭の最終行事として夏越祭が行われます。

この行事は祇園祭の大切な一部で、多くの人々に親しまれています。

 

商売繁盛や福をもたらす「北向蛭子社」

「えべっさん」としても知られる事代主神がこの神社の主な神様で、商売が繁盛するように願う人々にとって大切な存在です。

 

1月10日は「初えびす」として特に重要な日で、1月9日と10日には福を呼ぶ笹の授与が行われます。

また、1月9日の15時からは七福神が乗った蛭子船が四条通りを通って行進します。

 

神社の前にあるえびす像の頭を撫でると良いことがあると言われています。

この神社は1646年に建立されましたが、1662年の地震で倒壊しました。

その後、1666年に修復され、再び建てられました。

 

刃物作りの功績をたたえる「刃物神社」

京都は昔から刃物作りで有名で、多くの腕利きの職人を輩出してきました。

その先人たちの功績をたたえるために建てられたのが刃物神社です。

神社にある案内板には「苦難を断ち切り未来を切り開く」という言葉が刻まれています。

 

見どころ⑦ 日本三大祭に数えられる「祇園祭」

日本三大祭として数えられている「祇園祭」もこの八坂神社で執り行われています。

 

絢爛豪華な山鉾巡行が有名なお祭りですが、八坂神社の西楼門前で7月17日に行われる神幸祭も、お神輿と担ぎ手が集結する姿がみられ、祭りの見どころの1つとなっています。

 

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八坂神社の見どころを巡るおすすめコース

八坂神社の境内にはたくさんの見どころがあるので、どう回ればいいか迷うかもしれません。

そこで、約1時間で効率的に参拝できるコースをご案内します。

1.最初に「南楼門」か「西楼門」から入ります

四条通りの東端にある朱色の「西楼門」が有名ですが、実際の正門は「南楼門」です。
「西楼門」は再建された歴史ある門です。

どちらから入っても大丈夫です。

2.続いて、国宝の「本殿」へ向かいます

3.その後は「大神宮社」へ

4.次に「悪王子社」を訪れます

5.「美御前社」へ

6.「刃物神社」に向かいます

7.「疫神社」へ行きます

8.「北向蛭子社」へ

9.「大国主社」を訪れます

10.最後に授与所でお守りやご朱印をいただきます

 

鳥居の前では一礼するのが礼儀です。

出るときも鳥居の外で振り返って一礼しましょう。

また、神様の通る道とされる参道の中央を避け、両側を歩くことが推奨されています。

 

八坂神社の季節ごとの行事

https://kyoto-locals.com/621.htmlhttps://kyoto-locals.com/827.html

 

八坂神社の歴史や豆知識

八坂神社は平安京が遷都してくる以前から、京都の地に鎮座している古い御社です。

 

創祀は諸説あり、その中の2つの説が社伝として八坂神社に伝わっています。

 

1つは656年に渡来した伊利之(いりし)という人が新羅国の牛頭山に坐した主祭神である素戔嗚尊(すさのをのみこと)を奉斎したことが始まりという説です。

 

もう1つは876年に南都の僧である円如がお堂を建立し、祇園芯が東山の麓である祇園林に降り立ったことが始まりという説です。

 

八坂神社が発展したきっかけは、877年に疫病が流行したときに、祇園社(現在の八坂神社)に祈りが捧げられたことで流行が病んだことが契機だったといわれています。995年には王城鎮護の社の1つに数えられました。

 

現在は八坂神社と呼ばれていますが、八坂神社にある最も古い文書には、「感神院(かんしんいん)」という名称が記載されています。

 

他にも祇園社と呼ばれていた時代もありますが、明治元年に政府が発布した神仏分離令により、八坂神社と改称され現在に至っています。

 

八坂神社が「祇園さん」と言う名前で呼ばれている理由は、もともとが「祇園社」と呼ばれていたことが由来でしょう。

 

八坂神社の参拝時間と料金

八坂神社は境内の参拝は無料で可能ですし、参拝時間も特に決められていません。

 

御守りや御朱印が受けられるのは、午前9時から午後4時までです。

境内を巡りにはだいたい45分程度はかかりますよ。

 

八坂神社のアクセス

【車で向かう場合】

名神高速道路「京都東IC」から約30分です。

 

【公共交通機関で向かう場合】

八坂神社は京都市営バス「祇園」バス停からすぐの場所にあります。

 

京都駅前からは市バス「100系統」「106系統」「110系統」「206」「特86系統」で「祇園」バス停下車すぐです。

 

京阪電車の祇園四条駅からは徒歩約5分です。

 

八坂神社の駐車場

無料駐車場

八坂神社には無料駐車場はありません。

 

有料駐車場

駐車場名 京都市営円山駐車場
住所 京都市東山区祇園町北側
料金 30分毎300円 最大料金12時間ごと1,500円(土日祝日は除く)
台数 134台
会場までの距離 徒歩約2分

 

駐車場名 タイムズ総本山知恩院新門南
住所 京都市東山区祇園町北側317
料金 平日15分毎200円 午前8時から午後8時まで最大1,000円/土日祝日15分毎300円 午前8時から午後8時まで最大2,400円/
台数 34台
会場までの距離 徒歩約3分

 

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まとめ

八坂神社は日本全国にある八坂神社や素戔嗚尊を祀る約3,000社余りの神社の総本社で、平安京以前より鎮座している古社です。

 

地元の人からは「祇園さん」と呼ばれるなど親しまれている神社で、7月には祇園祭の神幸祭が西楼門前で行われます。

 

本殿以外にも摂社や末社が数多く境内にあり、これらを巡るのもおすすめです。

 

境内をぐるりと回ると約45分かかる広い神社です。

 

ぜひ地元の人から愛される「祇園さん」で青龍のパワーに触れてくださいね。

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