平安神宮初詣2026の屋台はいつまで?混雑状況や参拝時間のおすすめ! | 京都の地元民情報
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平安神宮初詣2026の屋台はいつまで?混雑状況や参拝時間のおすすめ!

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平安神宮 初詣 京都の初詣

2026年の初詣、どこに行こうかもう決めましたか?

京都には数え切れないほどの神社仏閣がありますが、その中でも平安神宮は、あの鮮やかな朱色の社殿と広大な白砂の庭が醸し出す「THE 京都」な雰囲気が魅力で、新年のスタートを切るには最高のロケーションですよね。

広々としていて空が広いので、個人的にも大好きな場所です。でも、家族連れやカップル、友人とワイワイ行くとなると、やっぱり一番気になるのは「屋台(露店)」ではないでしょうか。

「平安神宮の初詣2026の屋台はいつまで?」と検索してこのページに来てくれたあなたは、きっと「せっかく行ったのに屋台が撤収していたらどうしよう」とか、「寒い中で温かいものを食べられるのかな」「子供が楽しめるものはあるかな」といった具体的な不安をお持ちなのだと思います。

特に2026年はカレンダーの並びが少し特殊なので、いつまでお祭り気分が味わえるのか、判断が非常に難しいところですよね。ネット上の情報も古かったり、あやふやだったりすることが多いものです。

この記事では、長年この岡崎エリアを見てきた私が、2026年ならではの屋台事情や、絶対に知っておくべき駐車場リスク、そして地元民しか知らないような混雑回避のコツについて、私の経験と本音を交えて詳しく解説します。

ガイドブックには載っていないリアルな情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

  • 2026年は1月4日の日曜日まで屋台が楽しめる可能性が高い理由
  • 三が日とそれ以降で変わる屋台の出店数や営業時間に関するリアルな目安
  • 初詣の屋台とよく混同される平安楽市が1月は開催されないという注意点
  • 岡崎エリアの駐車場不足を回避するための賢いアクセス方法

平安神宮初詣2026の屋台はいつまで?期間と時間を解説

平安神宮初詣2026の屋台はいつまで?期間と時間を解説

初詣の楽しみといえば、厳かな参拝はもちろんですが、その後の屋台巡りも欠かせませんよね。

平安神宮の象徴である大鳥居から応天門へと続く「神宮道」にずらりと並ぶ露店は、京都の正月らしさを象徴する光景です。

ソースの焦げる匂い、甘い香りが入り混じり、寒空の下で食べる熱々のグルメは格別です。

まずは、皆さんが一番知りたい「屋台はいつまでやっているのか」という疑問について、2026年のカレンダーを見ながら詳しく解説していきます。

1月3日がピーク?屋台の営業時間を予測

まず結論から申し上げますと、屋台が最も賑わい、お店のラインナップもフルスペックで揃うのは、間違いなく1月1日(元日)から1月3日(土)までの三が日です。この3日間に関しては、朝から夕方まで絶え間なく人が訪れ、まさにお祭り状態を楽しむことができます。

「じゃあ、具体的に何時から何時までやってるの?」という質問をよくいただくのですが、実は屋台にはコンビニのような決まった「定休日」や「営業時間」というものが厳密には存在しません。

彼らは神社の参拝時間や、その時の人の流れに合わせて柔軟に営業しています。

私が過去に何度も初詣に訪れて観察してきた経験に基づくと、2026年の三が日はだいたい以下のようなタイムスケジュールで動くと予測できます。

日程 営業時間(目安) 状況・特徴
12月31日 22:00頃 ~ 深夜2:00頃 年越し参拝に合わせて一部の店舗が夜間営業。寒さが厳しい時間帯ですが、年越しの高揚感は最高です。
1月1日 09:00頃 ~ 19:00頃 フル稼働。店舗数が最も多く、一番活気があります。お昼前後は買うのに行列ができることも。
1月2日・3日 09:00頃 ~ 18:00頃 引き続きフル稼働ですが、夕方以降、人出が引くにつれて早じまいする店も出始めます。

ここで重要なポイントをお伝えします。

屋台の準備が整い始めるのは朝の9時頃からです。張り切って朝の7時や8時に行っても、多くの店はまだ準備中で、ブルーシートがかかっていたり、鉄板を温めている最中だったりします。

「朝一番で参拝して、そのまま屋台で朝ごはん」という計画を立てている方は注意が必要です。屋台を楽しみたいなら、午前10時以降に到着するようにスケジュールを組むのがベストでしょう。

また、閉店時間についても注意が必要です。平安神宮の閉門時間は季節によって変わりますが、お正月期間は日没とともに徐々に暗くなり、17時を過ぎると足元の寒さも厳しくなってきます。

屋台のおっちゃんたちも、客足が途絶えるとサッサと店じまいを始めます。

「夜店」というイメージがあるかもしれませんが、初詣の屋台に関しては「夕方まで」と考えておいた方が無難です。

特に小さなお子様連れの場合、暗くなってからの屋台巡りは寒さとの戦いになるので、太陽が出ている昼間の時間帯(11:00~15:00)を狙うのが一番平和に楽しめるかなと思います。

4日が日曜!2026年の出店期間は延長か

さて、ここが2026年の初詣において最も注目すべきポイントです。通常であれば、三が日が過ぎた1月4日からは「仕事始め」となる企業も多く、世間の空気も一気に平日モードに切り替わります。

それに合わせて、屋台の数もガクッと減り、撤収作業が始まるのが毎年のパターンです。例年なら「屋台を楽しめるのは3日までです」と断言するところなのですが、2026年は状況が違います。

カレンダーを見てみましょう。2026年の1月4日は「日曜日」なんです。これが何を意味するかというと、多くの人にとって正月休みが「1月4日まで」延長されるということです。土曜日である3日と日曜日である4日がセットになることで、例年以上に4日の参拝客が多くなると予想されます。

2026年の特異点:1月4日(日)も屋台は期待大!

屋台を運営するテキヤさんたちも商売人です。「今年は4日が日曜日だから、まだお客さんが来るぞ」と判断すれば、当然お店を開けます。

過去の傾向を見ても、4日が日曜日に当たる年は、三が日ほどではないにせよ、かなりの数の屋台が営業を継続しているケースが多いです。

具体的には、神宮道のメインストリートにある主要な屋台(たこ焼き、焼きそば、唐揚げ、ベビーカステラなど)は、ほぼ間違いなく営業しているでしょう。

ただし、少しマニアックな遊戯系の屋台や、端の方にある小さなお店などは、3日で切り上げてしまう可能性もあります。それでも、「お祭りの賑やかな雰囲気」や「食べ歩き」を楽しめるのは、間違いなく1月4日(日)までと考えて良いでしょう。

逆に言えば、1月1日から3日の「激混み」を避けたい人にとっては、この1月4日が絶好の狙い目になります。

「屋台はある程度残っていてほしいけど、人混みで揉みくちゃにされるのは嫌だ」というワガママな願いを叶えてくれるのが、2026年の1月4日なのです。

もし日程の調整がつくのであれば、あえて4日のお昼頃をターゲットにするのも、賢い戦略の一つかなと思います。

平安神宮の屋台の種類と人気グルメを紹介

平安神宮の屋台の種類と人気グルメを紹介

平安神宮の屋台エリアは、境内の外、あの大鳥居から応天門に向かう「神宮道」を中心に出店されます。

ここは非常に道幅が広く、足元には白い砂利が敷き詰められています。広々とした空の下、砂利を踏みしめる音を聞きながら、両脇に並ぶ屋台を覗いて歩くのは、他の神社では味わえない開放感があります。

では、具体的にどんなグルメが楽しめるのでしょうか。私が毎年チェックしている、平安神宮ならではの傾向や人気メニューをご紹介します。

【絶対食べたい】平安神宮・初詣屋台の定番&トレンド

  • 京都の冬の必需品「甘酒」:平安神宮は敷地が広く風を遮るものがないため、体感温度がかなり低くなります。そんな時、湯気を立てている甘酒の屋台はまさにオアシス。酒粕を使った濃厚なものや、米麹の優しい甘さのものなど、お店によって味が違うのも楽しいですよ。
  • 西日本のソウルフード「はしまき」:関東の方には馴染みがないかもしれませんが、薄く焼いたお好み焼きを割り箸にくるくると巻きつけたものです。片手で持って食べられるので、砂利道を歩きながらの食べ歩きに最適。目玉焼きが乗っていたり、チーズが入っていたりとバリエーションも豊富です。
  • 進化する「京風唐揚げ」:最近増えているのが、ただの唐揚げではなく「京都らしさ」をプラスしたもの。出汁をしっかり効かせた和風の味付けや、揚げたてに九条ネギとポン酢をたっぷりかけたものなど、大人の口にも合う屋台グルメです。
  • 映え狙いの「フルーツ飴」:定番のりんご飴も進化していて、カットされたりんごを使った食べやすいものや、いちご、ぶどう、みかんなどを薄い飴でコーティングしたキラキラしたフルーツ飴が人気です。朱色の鳥居を背景に写真を撮れば、SNS映え間違いなしです。

また、2025年から2026年にかけては、インバウンド(訪日外国人観光客)の増加に伴い、少しリッチなメニューも増えるかもしれません。

例えば、和牛の串焼きや、その場で点てる抹茶ラテ、わらび餅ドリンクなど、「和」を意識した屋台がトレンドになりそうです。

一つアドバイスをしておくと、屋台での支払いは基本的に現金のみです。最近はPayPayなどが使えるお店もごく一部にはありますが、まだまだ現金が主流。

特に混雑時はお釣りのやり取りで時間がかかるのを嫌がられるので、100円玉や1000円札を多めに用意していくと、スマートに買い物ができて「こなれ感」が出せますよ。

注意!1月の平安楽市は開催なしで開催状況を確認

ここで一つ、地元民としてどうしても強く伝えておきたい注意点があります。実は、「平安神宮 屋台」や「平安神宮 マーケット」といったキーワードで検索している方の中には、毎月岡崎公園で開催される有名な手づくり市「平安楽市(へいあんらくいち)」の情報を探している方が少なからずいらっしゃいます。

平安楽市は、手作りのアクセサリーや雑貨、こだわりの焼き菓子、陶器などが並ぶ、非常にクオリティの高いマーケットです。

おしゃれな雰囲気でデートにもぴったりなのですが、ここで残念なお知らせがあります。

【重要】1月は「平安楽市」はお休みです!

例年のスケジュールでは、12月と1月は平安楽市の開催がお休みになるケースがほとんどです。2026年の1月も同様に開催されない可能性が非常に高いです。

初詣の時期に神宮道に出ているのは、いわゆる「テキヤさん(露天商組合)」が運営する、昔ながらのお祭りの露店です。

焼きそば、たこ焼き、射的、スーパーボールすくいといったラインナップが中心で、ハンドメイド作家さんが出店するようなおしゃれな雑貨店はありません。

もし、あなたが「初詣のついでに、可愛い雑貨を見たり、手作りのマフィンを買ったりしたいな」と期待して行くと、現場に着いてから「あれ? 思っていたのと違う…」と肩透かしを食らってしまうことになります。

この混同は本当によくあるので、一緒に行くパートナーや家族にも「今回はおしゃれなマーケットじゃなくて、ザ・お祭りの屋台だよ」と事前に伝えておくと、期待値のコントロールができて安心です。

5日以降は激減?屋台の撤収時期を知る

では、仕事始めとなる1月5日(月)以降、平安神宮の様子はどう変わるのでしょうか。結論から言うと、1月5日以降、屋台は一気に姿を消し、境内は急に静けさを取り戻します。

1月4日の夕方から夜にかけて、多くの屋台が撤収作業を始めます。5日の朝に行ってみると、昨日まであんなに賑やかだった神宮道が、嘘のようにガラーンとしている…なんてことも珍しくありません。

もちろん、完全にゼロになるわけではありません。参拝客が残っていることを見越して、唐揚げやベビーカステラなど、主要な数店舗がポツンポツンと営業を続けていることはあります。

しかし、それはあくまで「残り香」のようなもので、何十軒もの店が軒を連ねるあのお祭り騒ぎはもうありません。選択肢もほとんどないので、「屋台でランチを済ませよう」という計画は成り立たなくなります。

神社の門松や幕などの飾り付けは「松の内(関東では1/7、関西では1/15までとされることが多いですが、飾り付け自体は1/7頃までのことも)」まで残っていることが多いですが、屋台を目当てに行くなら、どんなに遅くとも1月4日(日)までに行くことを強くおすすめします。

もし日程の都合で1月5日以降に行くことになった場合は、屋台への期待は捨てて、周辺のカフェやランチのお店をあらかじめリサーチしておきましょう。

逆に言えば、5日以降は参拝客も減り、ゆっくりと静かに神様に向き合える本来の神社の姿に戻ります。

落ち着いて参拝したい方にとっては、屋台のない5日以降の方が、心静かに過ごせる良い時期かもしれません。

平安神宮初詣2026の屋台はいつまで?混雑や駐車場を攻略

平安神宮初詣2026の屋台はいつまで?混雑や駐車場を攻略

屋台の期間についてはバッチリ把握できましたね。次は、当日の具体的な動き方についてです。

平安神宮がある岡崎エリアは、動物園や美術館が集まる京都でも有数の文化・観光ゾーン。普段から人が多い場所ですが、お正月はレベルが違います。

何も考えずに車で突っ込むと、渋滞地獄にハマって身動きが取れなくなることも…。

ここでは、地元民だからこそ知っている混雑回避の裏ワザと、最も重要なアクセスの最適解を伝授します。

参拝の混雑予想と空いている時間帯の狙い目

まず、平安神宮の混雑レベルについてです。京都の初詣といえば伏見稲荷大社が有名ですが、あちらは参道が狭い上に約270万人もの人が押し寄せるため、文字通り「すし詰め」状態になります。

それに比べると、平安神宮の参拝者数は例年約20万人(※一般的な推計値)と落ち着いており、何より敷地が圧倒的に広いため、そこまでの圧迫感はありません。

ただし、それでもピーク時には応天門から拝殿まで長い列ができ、お賽銭を入れるまでに30分〜1時間近く待つこともあります。特に混雑するのは以下の時間帯です。

避けるべき激混みタイム:

1月1日〜3日の 11:00頃 ~ 15:00頃

この時間は、朝ゆっくり起きて初詣に来た人たちと、周辺観光を終えた人たちが合流し、最も人口密度が高まります。もし人混みを賢く避けたいなら、以下の「穴場」時間帯を狙ってみてください。

  • おすすめ① 早朝(6:00 ~ 9:00):個人的に一番好きな時間帯です。朝のキリッとした冷気の中で、朱色の社殿が朝日に照らされる様子は本当に神々しいです。屋台はまだ開いていませんが、まずは静かに参拝を済ませ、近くのカフェ(例えば早朝から開いているチェーン店など)でモーニングを食べて時間を潰し、屋台が開き始める10時頃に戻ってくるという「二段階作戦」が最強です。
  • おすすめ② 夕方(16:00 ~ 17:00):閉門間際の時間帯です。遠方からの観光客は帰路につき始め、地元の人たちが散歩がてら訪れるような、少し落ち着いた雰囲気になります。屋台もまだ営業していることが多いので、並ばずに買えるチャンスです。「残り福」を狙うならこの時間ですね。

また、平安神宮の特徴として「地面が砂利」であることが挙げられます。これが意外と曲者で、足元から深々と冷えますし、ヒールや厚底の靴だと非常に歩きにくいです。砂ぼこりで靴が白くなることもあります。

おしゃれをしたい気持ちはわかりますが、初詣に関しては「歩きやすくて暖かいスニーカーやブーツ」で行くのが正解です。防寒対策も、上半身だけでなく、厚手の靴下やカイロを靴の中に入れるなど、足元の対策を重点的に行ってください。

なお、開門時間や祭事の正確なスケジュールについては、直前に変更になる可能性もありますので、必ず公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

(出典:平安神宮 公式ウェブサイト

平安神宮周辺の駐車場は満車リスクが高い

ここが今回の記事で一番強調したいポイントです。小さなお子さんがいるご家庭や、デートでドライブを楽しみたいカップルの方、車で行こうとしていませんか?

地元民として、心を鬼にして言わせてください。「お正月の岡崎エリアに車で近づくのは、自殺行為に近い」です。

平安神宮のすぐ近くには、地下にある巨大な「みやこめっせ駐車場(岡崎公園地下駐車場)」があります。収容台数は約500台と、普段なら頼もしい存在です。

しかし、初詣期間中はこの500台があっという間に埋まります。朝の早い段階で「満車」のランプが点灯し、空き待ちの車が地上まで列をなし、周辺の二条通や冷泉通といった主要道路まで渋滞が伸びるのが恒例行事となっています。

「じゃあ、近くのコインパーキングを探せばいいじゃない」と思うかもしれませんが、ここにも大きな罠があります。

さらに怖い「特別料金(正月料金)」の罠

周辺の小さなコインパーキング(タイムズなど)は、お正月期間だけ「特定日料金」を設定しているところが非常に多いです。

普段なら「最大料金1200円」の場所が、「正月期間は最大料金の適用なし」に変更されていたり、「20分500円」のような高額設定になっていたりします。

何も知らずに数時間停めて、出庫しようとしたら精算機に「5,000円」とか表示されて膝から崩れ落ちる…なんて悲劇、絶対に避けたいですよね。

駐車場を探してグルグル走り回り、車内の空気が険悪になるリスクを考えると、車での来場は本当にリスクが高すぎます。

電車がおすすめ!アクセスと最寄り駅ガイド

電車がおすすめ!アクセスと最寄り駅ガイド

「じゃあ、どうやって行くのが正解なの?」という声が聞こえてきそうですが、私が最もおすすめする、ストレスフリーで確実なアクセス方法は「電車」一択です。

京都のバスは便利ですが、お正月期間に関しては道路が大渋滞するため、時刻表通りに来ることはまずありませんし、乗車率200%のぎゅうぎゅう詰めの車内で消耗することになります。

電車であれば渋滞知らずで、到着時間も読めます。平安神宮へのアクセスで絶対に外さない「黄金ルート」をご紹介します。

【王道ルート】京都市営地下鉄 東西線「東山駅」

平安神宮の最寄り駅は、京都市営地下鉄・東西線の「東山(ひがしやま)駅」です。ここから平安神宮までは徒歩で約10分ほど。距離にして800メートル弱といったところでしょうか。

「10分も歩くの?」と思われるかもしれませんが、このルートは初詣の気分を盛り上げるのに最高なんです。

東山駅の1番出口を出て地上に上がり、三条通を少し歩いて「神宮道」に入ります。そこから北へ向かって歩くと、徐々に遠くの方に巨大な朱色の大鳥居(高さ24メートル!)が見えてきます。

この大鳥居がどんどん近づいてくるワクワク感は、このルートならではの醍醐味です。

また、神宮道に入るとすぐに屋台の列が始まり(混雑状況によりますが、大鳥居付近から店が出ていることもあります)、キョロキョロとお店を物色しながら歩いていると、10分なんてあっという間です。

帰りも同じ道を戻ればいいだけなので、迷う心配もありません。

車派への最終手段「パーク・アンド・ライド」

それでも、「どうしても事情があって車で行きたい」「遠方から車で来ている」という方もいるでしょう。そんな方に、私が唯一おすすめできる現実的な手段が、「パーク・アンド・ライド」です。

これは、混雑する中心部(岡崎エリア)に直接車で乗り入れるのではなく、少し離れた駅の周辺に車を停め、そこから電車(地下鉄)で移動する方法です。

これなら渋滞に巻き込まれず、高い駐車料金に泣くこともありません。

おすすめの駐車エリア(地下鉄東西線沿線)

  • 山科駅(やましなえき)周辺:京都東インターから近く、駐車場も比較的多いです。ここから地下鉄に乗れば、東山駅まではわずか8分(4駅)です。駅前にはラクト山科などの商業施設もあり便利です。
  • 太秦天神川駅(うずまさてんじんがわえき)周辺:京都市の西側から来る方におすすめ。右京区役所などが近く、コインパーキングも点在しています。東山駅までは約13分です。

「急がば回れ」ということわざがありますが、初詣の京都に関しては、まさにこれが真理です。

直接現地を目指すよりも、少し離れた場所に停めて電車に乗る方が、結果的に早く、安く、そして何よりイライラせずに到着できます。

家族の笑顔を守るためにも、ぜひこの作戦を検討してみてください。

参拝後の周辺ランチやカフェ情報と休憩場所

屋台グルメでお腹を満たすのも楽しいですが、やはり1月の京都は底冷えします。

特に小さなお子様連れや、年配の方と一緒の場合、あるいはデートでスマートに休憩したい場合、「どこか暖まれる場所はないか」と探すことになりますよね。

また、屋台が撤収してしまった1月5日以降に訪れる方にとっては、ランチ難民にならないための事前リサーチが命綱です。

幸いなことに、平安神宮のある岡崎エリアは、近年おしゃれなカフェや施設が急増しており、休憩スポットには事欠きません。参拝の前後に使える、地元民おすすめのスポットをいくつかピックアップします。

1. 京都岡崎 蔦屋書店(ロームシアター京都)

平安神宮のすぐ隣、二条通沿いにある「ロームシアター京都」の1階には、スターバックスコーヒーを併設した「蔦屋書店」があります。ここはガラス張りで開放感があり、平安神宮の大鳥居を眺めながらコーヒーを飲める絶好のロケーションです。

店内には京都に関連する本やアートブックがたくさん並んでおり、初詣の待ち合わせ場所としても優秀です。

ただし、超人気スポットなので、お正月期間は席を確保するのが至難の業。テイクアウトして、建物の外にあるベンチ(屋根があります)で飲むのも一つの手です。

2. 京都市京セラ美術館

大鳥居を挟んで蔦屋書店の向かいにあるのが、リニューアルして話題になった「京都市京セラ美術館」です。展示を見なくても、館内のカフェ「ENFUSE(エンフューズ)」や、フリースペースを利用することができます。

ここのカフェは、京野菜を使ったプレートランチや、こだわりのスイーツが楽しめます。屋台飯ではなく、落ち着いてしっかり食事をしたい方には最適です。

また、美術館だけあってトイレが非常に綺麗で数も多いので、「初詣のトイレ問題」を解決する駆け込み寺としても覚えておくと安心です。

エントランスホールに入るだけなら無料ですので、寒さしのぎに立ち寄るのも良いでしょう。

3. 平安神宮会館

もし、親戚との集まりや、ちょっと特別な初詣デートで「きちんとした食事」をしたいなら、平安神宮の境内にある「平安神宮会館」のレストランも選択肢に入ります。美しい日本庭園(神苑)を眺めながら、フレンチやアフタヌーンティーを楽しむことができます。

ただし、お正月期間は特別メニューになっていたり、予約で満席だったりすることが多いので、事前のWEB予約は必須です。「屋台もいいけど、最後は優雅に締めくくりたい」という大人のプランにおすすめです。

ランチ難民回避のアドバイス

お正月期間、特に三が日は、周辺の個人経営の飲食店はお休みしていることが多いです。開いているお店(うどん屋さんなど)には長蛇の列ができます。

「行けばなんとかなる」と思っていると、寒空の下でランチ難民になりかねません。

屋台で済ませるのか、カフェに入るのか、事前に目星をつけておくことが、平和な初詣のカギとなります。

まとめ:平安神宮初詣2026の屋台がいつまでか確認して満喫

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今回は、2026年の平安神宮初詣について、屋台の期間から混雑回避、アクセス情報まで、地元民の視点で徹底的に解説しました。

最後に、この記事の重要ポイントをもう一度おさらいしておきましょう。

屋台の期間:ピークは1月3日(土)まで。ただし、2026年は1月4日が日曜日のため、4日も屋台を楽しめる可能性が非常に高い特異日です。5日以降は激減するので注意。

混同注意:おしゃれな雑貨市「平安楽市」は1月はお休み。あるのはお祭りの露店(テキヤさん)のみです。

アクセス:車は絶対にNG。渋滞と駐車場難民になるリスクが高すぎます。地下鉄東西線「東山駅」からの徒歩が正解。

服装と装備:足元は砂利道なので、歩きやすい靴で。底冷え対策にカイロと厚手の靴下は必須アイテムです。

なお、初詣のときだけでなく、神苑や社殿など平安神宮そのものの魅力をもっと知りたい場合は、平安神宮の見どころ3選を修学旅行や観光向けに解説した記事を読んでおくと、当日の参拝や周辺散策がより充実します。

また、「せっかく京都まで行くなら、平安神宮以外にも屋台が多い初詣スポットを回りたい」という方は、京都の初詣で屋台が多い場所を地元民が紹介したまとめ記事から、他の候補地も比較してみてください。

平安神宮は、明治時代に建てられた比較的新しい神社ですが、そのスケールの大きさと、京都の復興を願った人々のエネルギーが詰まった、非常にパワフルな場所です。

広大な白砂の庭に立ち、鮮やかな朱色の社殿を見上げれば、きっと「今年も一年、頑張ろう!」という前向きな気持ちが湧いてくるはずです。

「平安神宮の初詣の屋台はいつまでか?」という疑問が解消された今、あとは当日の天気が良くなることを祈るだけですね。

この記事が、あなたの2026年のスタートを素晴らしいものにする手助けになれば、地元民としてこれほど嬉しいことはありません。

それでは、暖かくして、気をつけていってらっしゃいませ。よいお年を!