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下鴨神社の見どころ4選を修学旅行や観光向けに簡単に分かりやすく解説!

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下賀茂神社は京都市左京区にある神社で、正式には賀茂御祖神社といいます。

 

世界文化遺産にも登録されている神社で、縁結びや美容のパワースポットとして女性を中心に人気が高いスポットになっています。

 

境内には2つの本殿があり、それぞれ異なる御祭神が祀られていますよ。

 

下鴨神社の見どころは、次の4つです。

  • 広大な下賀茂神社の参道「糺の森」
  • 糺の森入り口近くにある摂社「河合神社」
  • 縁結びの社として知られる「相生社」
  • 国宝に指定されている「本殿」

 

この記事では、下鴨神社の見どころの詳細とその歴史、アクセス方法などについて詳しく紹介していきます。

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下鴨神社の見どころ4選

それぞれ詳しくご紹介していきます。

 

見どころ① 広大な下賀茂神社の参道「糺の森」

下賀茂神社に参拝するときに通る参道は「糺の森」と呼ばれています。

 

広さ約124,000平方メートルある森のような参道で、参道脇には清らかな小川も流れています。

 

「糺の森」の樹木は樹齢200年~600年という古木が約600本もあるといわれています。

 

見どころ② 糺の森入り口近くにある摂社「河合神社」

糺の森の入り口近くには、下賀茂神社が管理する河合神社があります。

 

御祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)で、下賀茂神社の東の本殿の御祭神と同一です。

 

玉依姫命は美麗の神として知られ、美容の神様として知られています。

 

そのため河合神社では鏡絵馬という手鏡のような絵馬が授与されています。

 

鏡絵馬には自分の手持ちの化粧品でメイクを施して願いを託すことで、見た目の美しさだけではなく内面の美しさも手に入るといわれています。

 

見どころ③ 縁結びの社として知られる「相生社」

南口の鳥居から境内に入ってすぐ、左手に「相生社」があります。

 

「相生社」には2本の榊の木が1本に結ばれ、さらにその根元からもう1本榊が芽生え育っているすがたが一組の夫婦とその子供の姿に似ていることから、縁結びや育児、家族円満の象徴とされています。

 

相生社の御神木として「連理の賢木」と呼ばれているこの御神木は現在4代目になるそうですが、代々「糺の森」で御神木が生まれるそうですよ。

 

このような御神木がある相生社は縁結びの社として知られています。

 

相生社には紅白の紐がついた絵馬が授与されます。

 

絵馬を授与してもらったらまずは袋から取り出し願い事を記載し、紅白の紐を願いを込めながら外れないように結びます。

 

その絵馬を持ったまま、女性は社に向かい右回り、男性は左回りに2周します。

 

3周目に「絵馬掛け」に絵馬をかけて奉納するのが相生社での絵馬奉納の作法です。

 

見どころ④ 国宝に指定されている「本殿」

下賀茂神社というとどうしても河合神社や相生社が有名ですが、本殿は国宝に指定された建造物です。

 

東西二つの殿社に分かれた本殿は、西殿には賀茂建角身命が、東殿には河合神社と同じく玉依姫命が祀られています。

 

賀茂建角身命は古代の京都を開いた神様といわれています。

 

本殿は通常参拝できませんが、非公開文化財特別公開などの際には参拝できます。

 

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下鴨神社の季節ごとの行事

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下鴨神社の歴史や豆知識

下賀茂神社の歴史は古く、すでに崇神天皇の時代には神社の瑞垣の修造が実施されていたという記録もあるそうです。

 

糺の森周辺には縄文時代や弥生時代の遺跡がたくさん発掘されていることから、この時代にはすでに祀られていたと考えられます。

 

もともとは下賀茂神社と上賀茂神社は1つの神社だったとされますが、天平年間に分置されたものされ、平安京の遷都が行われた際に王城鎮護の神とされ、桓武天皇が初めて行幸しています。

 

その後神階・正一位に叙されて葵祭(賀茂祭)が勅祭として隆盛したのです。

 

820年には下賀茂神社に嵯峨天皇の勅命で神宮寺が建立されましたが、明治維新後の廃仏毀釈によって神宮寺は廃寺となっています。

 

鎌倉時代や室町時代には戦火により焼失した歴史もあり、現在の本殿は1863年(江戸時代)に建立されたものです。

 

下賀茂神社の西本殿に祀られている賀茂建角身命は、上賀茂神社の本殿に祀られている賀茂別雷命の外祖父です。

 

導きの神や勝利の神と言われており、方除け・厄除け・試験の合格といったご利益が得られるそうですよ。

 

ちなみに和菓子「みたらし団子」の発祥も、下賀茂神社といわれています。

 

 

下鴨神社の参拝時間と料金

下賀茂神社の参拝時間は、午前6時から午後5時です。

ただし神事や行事によっては時間が変更になる場合があります。

参拝料は無料です。

 

下鴨神社のアクセス

【車で向かう場合】

名神高速道路「京都東IC」から約30分、「京都南IC」からも約30分です。

 

【公共交通機関で向かう場合】

下鴨神社は、京都市バスの「下賀茂神社前」または「糺ノ森前」バス停からすぐの場所です。

 

京都駅前からは市バスの「4系統」または「205系統」で「下賀茂神社前」または「糺ノ森前」バス停で下車です。

 

下鴨神社の駐車場

無料駐車場

下賀茂神社には無料駐車場はありません。

 

有料駐車場

駐車場名 下賀茂神社西駐車場
場所 京都市左京区下鴨泉川町59
料金 30分毎200円(ただしイベント時は1時間600円、以降30分200円)
台数 150台
会場までの距離 すぐ近く

 

駐車場名 リパーク下鴨神社西第2
場所 京都市左京区下鴨西林町8-1
料金 8:00~20:00 40分毎200円(20:00~8:00は60分100円)入庫後24時間以内800円
台数 8台
会場までの距離 徒歩約4分

 

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まとめ

下賀茂神社はもともと上賀茂神社と同じ神社でしたが、天平年間に分置されました。

 

「上」「下」と名前がついているために上下関係がありそうに感じますが、上賀茂神社と下賀茂神社は同じ位を持つ同格の神社です。

 

古くから地元に愛されてきた上賀茂神社ですが、開創から幾度か災禍にあっており、現在の本殿は江戸時代に再建された建物です。

 

美容の神様や縁結びの社など女性に特に人気が高い神社ですが、勝利の神や試験合格の神として信仰される賀茂建角身命が本殿の西殿に祀られているため、老若男女問わず多くの参拝客でにぎわっていますよ。

 

みたらし団子発祥の神社ともいわれ、神社周辺にはみたらし団子がいただけるお茶屋さんも沢山あります。

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