京都の大覚寺には約150本もの梅があり、毎年2月下旬から3月上旬に見ごろを迎えます。
境内にある日本最古の人工林泉「大沢池」の傍に植えられた梅は見事で、1200年前と同じ景色を堪能することができます。
今回は、大覚寺の梅の見ごろ時期や開花状況などをご紹介します。
大覚寺の梅2024の見ごろ時期や開花状況
京都府京都市にある大覚寺は、平安時代の天皇の離宮が前身です。
歴史ある大覚寺は、約150本もの梅が咲く景勝地として、地元民に愛されています。
【見ごろ時期】
例年通りですと、毎年2月下旬から3月上旬頃に見ごろを迎えます。
【開花状況】
大覚寺の梅の開花状況は、京都観光ナビの梅だよりで確認することができます。
毎年、天候によって開花時期がずれますので、最新の梅の開花情報はこちらからチェックするのがベストです。
大覚寺の梅のライトアップ情報
大覚寺では紅葉のシーズンは毎年ライトアップされていますが、梅の時期はライトアップはされていないです。
大覚寺の梅の見どころやおすすめポイントは?
大覚寺の梅の見どころは、唐時代の様式を現在も残している大沢池の北側にある梅林です。
中でも「左近の梅」が見ごろを迎える3月上旬は、より華やかで美しい紅白の梅の観賞を堪能することができます。
3月下旬頃になると、大覚寺の大沢池周辺ではソメイヨシノや八重桜などいった桜を堪能することもできます。
夕暮れには、空と林泉と桜のコントラストが幻想的に魅せてくれます。
また、勅使門の八重紅枝垂もおすすめです。
こちらの見ごろは4月上旬から中旬です。
勅使門横に桜が咲き、勅使のご来山の際など特別な時のみ開かれます。
大覚寺の基本情報
拝観時間 | 9時~17時(受付は16時30分まで) |
拝観料 | ▼大沢池エリア参拝料
大人:300円 小中高生:100円 ※御堂エリアは別途参拝料 大人:500円 小中高生:300円 |
住所 | 〒616-8411
京都府京都市右京区嵯峨大沢町4 |
お問い合わせ | TEL:075-871-0071 |
公式サイト | https://www.daikakuji.or.jp/ |
大覚寺のアクセス
~電車の場合~
- 京都駅→(JR山陰本線・各停亀岡行き)嵯峨嵐山駅
- 四条大宮駅→(京福電気鉄道)嵐山駅
- 北野白梅町駅→(嵐電北野線)帷子ノ辻駅→(嵐電嵐山線)→嵐山駅
~バスの場合~
- 市バス:嵐山天龍寺前(嵐電嵐山駅)→(市バス28)大覚寺
- 京都バス:嵐山天龍寺前→(京都バス94) 大覚寺
- 京都バス:阪急嵐山駅→(京都バス94) 大覚寺
~徒歩の場合~
- 嵯峨嵐山駅出入り口2より徒歩20分
- 嵐電嵯峨駅出入り口より徒歩20分
- 嵐山駅出入り口より徒歩25分
- 阪急嵐山出入り口より徒歩35分
大覚寺の駐車場
大覚寺には、自家用車30台・バス10台を停めることができる駐車場が完備されています。
料金は2時間までで、自家用車500円・バス2000円です。
台数に限りがあるため、すぐに満車になってしまう傾向です。
満車の際のために、近隣の有料駐車場をチェックしておくことをおすすめします。
無料駐車場
大覚寺には残念ながら無料駐車場はありません。
また、梅の開花時期は混雑が予想されるため、公共交通機関の利用が推奨されています。
有料駐車場
駐車場名 | タイムズグルメシティ嵯峨店 |
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨大覚寺門前八軒町8-3 |
料金 | ~平日~
08:30-21:30 60分 330円 ~土日祝~ 08:30-21:30 60分 660円 |
台数 | 44台 |
会場までの距離 | 徒歩8分 |
駐車場名 | パラカ 嵯峨釈迦堂藤ノ木町第1 |
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町9-1 |
料金 | 終日 60分200円
24時間最大500円 20:00~08:00最大200円 |
台数 | 5台 |
会場までの距離 | 徒歩8分 |
駐車場名 | システムパーク嵯峨釈迦堂 |
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂大門町16 |
料金 | ~平日~
0:00-24:00 30分 200円 ~土日祝~ 0:00-24:00 30分 300円 |
台数 | 4台 |
会場までの距離 | 徒歩10分 |
大覚寺の梅鑑賞の混雑は?
紅葉や桜の名所としても有名な大覚寺ですが、観梅はそれほど有名ではないため、そこまで混雑はしません。
ただ、例年嵐山に向かうまでの道路が大渋滞するため、目的につくまでは混雑が予想されます。
そのため、時間に余裕を持ったスケジュール設定をするとよいでしょう。
大覚寺から近い梅や桜のスポットは?
大覚寺からほど近い北野天満宮や清水寺、平安神宮、二条城などは京都を代表する梅の名所です。
大覚寺の梅と開花するのも同時期なため、一緒に足を運ぶのもよいでしょう。
また、大覚寺近隣の桜の名所は、「天龍寺」がおすすめです。
境内には200本もの桜があり丘から見下ろす景色はまさに絶景です。
大覚寺の桜も有名なため、あわせて楽しむのもよいですね。
京都の梅が美しいおすすめスポット
https://kyoto-locals.com/2259.htmlhttps://kyoto-locals.com/2253.html
まとめ
世界遺産にもなっている大覚寺は、桜の名所として有名な寺院です。
しかし、実は観梅を楽しむ事もできる場所であり、大沢池の北側には約150本もの梅が咲き誇る梅林があります。
観梅目的で訪れる方はまだ少ないため、梅の時期はそれほど混雑もしませんし、穴場スポットなんですよ。
梅は3月上旬、桜は4月上旬が見頃になっているため、こまめに足を運んでみてはいかがでしょうか?
今回の記事を参考にして、今年はぜひ大覚寺の観梅を楽しんでみてください。