京都府宇治市にある三室戸寺は、しだれ梅の名所としても有名です。
毎年3月中旬に見ごろを迎え、約250本もの紅白のしだれ梅が咲き乱れ、見事な観梅を楽しむ事ができます。
そこで今回は、三室戸寺の梅鑑賞についてご紹介します。
三室戸寺の梅2024の見ごろ時期や開花状況
西国三十三所観音霊場としても有名な三室戸寺は、京都府宇治市にある歴史ある寺院です。
もともとは紫陽花の名所としても有名でしたが、昨年からは「しだれ梅園」の公開も始まり、京都の梅の新名所として注目を集めています。
【見ごろ時期】
三室戸寺の梅は、3月中旬頃に見ごろを迎えます。
尚、5月にはツツジ、6月には紫陽花、7月には蓮の花を愛でる事が出来るので、季節に合わせて何度も足を運ぶのもよいでしょう。
【開花状況】
三室戸寺の梅の開花状況は、京都観光ナビの梅だよりで確認することができます。
毎年、天候によって開花時期がずれますので、最新の梅の開花情報はこちらからチェックするのがベストです。
三室戸寺の梅の種類は?
三室戸寺で見られる梅の種類は、しだれ梅です。
色は赤・白・ピンクの3種類で、関西最大級の約250本ものしだれ梅があります。
通常の梅と異なり、しだれ梅は3月下旬頃と少し遅めの見ごろを迎えます。
三室戸寺の梅のライトアップ情報
三室戸寺では、紫陽花の時期にはライトアップがあり、幻想的な姿を楽しむ事ができます。
しかし、梅の時期のライトアップは、例年通りですとまだ開催されていないようです。
梅園の見学が始まったばかりですので、今後は変更があるかもしれませんね。
三室戸寺の梅の見どころやおすすめポイントは?
三室戸寺の梅の見どころは、なんといってもロケーションの良さです。
三室戸寺しだれ梅園は、宇治市を一望できる場所にあります。
春の時期になると、広さ7,000平方メートルもの敷地に250本ものしだれ梅が咲き乱れます。
街全体を見渡しながら美しい梅を愛でる事ができるなんて素敵ですよね。
また、観梅のシーズンになると広々とした梅園に茶店が軒並び、梅を観賞しながら飲食を楽しむ事もできるのもおすすめポイントです。
三室戸寺の基本情報
拝観時間 | ■4月1日~10月31日■
8時30分~16時30分(最終入山 15時40分、閉門 16時30分) ※朱印最終受付は15時40分 ■11月1日~3月31日■ 8時30分~16時00分(最終入山 15時10分、閉門 16時00分) ※朱印最終受付は15時10分 |
拝観料 | 大人500円 小人300円
※2月~7月中及び11月中:大人1,000円 小人500円 |
住所 | 京都府宇治市莵道滋賀谷21 |
お問い合わせ | TEL:0774-21-2067 |
公式サイト | https://www.mimurotoji.com/ |
三室戸寺のアクセス
土日は駐車場の混雑が予想されているため、公共交通機関の利用が推奨されています。
■電車の場合■
京阪三室戸駅下車→徒歩15分
JR宇治駅よりタクシー
■お車の場合■
京滋バイパス宇治東ICより3分
※大阪方面からお越しの場合は、京滋バイパス宇治西ICをご利用ください。
三室戸寺の駐車場
三室戸寺では駐車場は、タイムズ駐車場が近隣にあります。
土日祝日は満車で停められない事もあるため、公式サイトでも公共交通機関の利用が推奨されています。
無料駐車場
無料駐車場はありません。
有料駐車場
駐車場名 | タイムズ三室戸寺前第1 |
住所 | 京都府宇治市莵道只川53 |
料金 | ▼乗用車
120分1,000円、120分以降60分500円 ▼バス 120分2,000円、120分以降60分1,000円 |
台数 | 63台 |
会場までの距離 | 徒歩5分 |
駐車場名 | タイムズ三室戸寺前第2 |
住所 | 京都府宇治市莵道只川52 |
料金 | ▼乗用車
120分1,000円、120分以降60分500円 ▼バス 120分2,000円、120分以降60分1,000円 |
台数 | 215台 |
会場までの距離 | 徒歩5分 |
駐車場名 | タイムズ都倉病院前 |
住所 | 京都府宇治市莵道大垣内40 |
料金 | ▼乗用車
8:00-18:00 60分220円、18:00-08:00 30分110円 駐車後24時間最大550円、18:00-08:00最大330円 |
台数 | 7台 |
会場までの距離 | 徒歩12分 |
三室戸寺の梅の混雑は?
京都の梅の名所としては、新しく開設されたばかりですが、各面から注目されており人気度も高い観梅の場所です。
そのため、梅の見頃時期や土日祝日は混雑が予想されています。
また、しだれ梅園までは急な坂道や階段があるため、お子様連れや車椅子などでのお越しの場合は難しいです。
三室戸寺から近い梅や桜のスポットは?
「花の寺」とも言われる三室戸寺では、梅だけでなく桜の隠れた名所としても有名です。
三重塔にかかったソメイヨシノの桜は圧巻で、春の訪れを感じさせてくれます。
三室戸寺からも近い桜のスポットとしては、「縣神社」もおすすめです。
早咲きの枝垂桜は、境内を包み込むように咲き誇ります。
桜の時期になるとライトアップもされるので、昼間と夜とあわせて訪れて見るのもよいでしょう。
京都の梅が美しいおすすめスポット
まとめ
三室戸寺の梅のご紹介でした。
三室戸寺は、梅はもちろんのこと、紫陽花・蓮・ツツジと1年を通して花を観賞することができる人気の場所です。
同じ京都内の他の梅の名所は年々大混雑していますが、三室戸寺のしだれ梅は、観梅が始まったばかりですので意外と穴場です。
また、宇治の街を一望しながら観梅し、梅のお茶や菓子、茶そばなどを出店で頂くのも春らしくて素敵ですよね。
今回の記事を参考にして、ぜひ三室戸寺の梅の時期に訪れる際の参考にしてみてください。