【御金神社のお願いの仕方】見どころや知られざる豆知識の完全ガイド | 京都の地元民情報
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【御金神社のお願いの仕方】見どころや知られざる豆知識の完全ガイド

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御金神社は、神社仏閣の町として有名な京都の中でも全国から参拝に訪れる人が後を絶たない隠れた名スポットです。

 

その人気の秘訣はなんといっても「金運アップのご利益がある」というもの。

 

御金神社は「みかねじんじゃ」と読みますがその字面から「おかねじんじゃ」と読めますし、トレードマークの金色の鳥居は訪れるだけで確かに金運がアップしそうです。

 

今回は御金神社での正しいお願いの仕方などをご紹介したいと思います。

ぜひ最後までお付き合いください。

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御金神社のお願いの仕方

さっそく御金神社での正しいお願いの方法を順番にご紹介したいと思います!

 

①鳥居の前で一礼

まず御金神社のトレードマークとも言える金色の鳥居をくぐる際に、立ち止まり一礼しましょう。

これは御金神社だからではなく基本的にどこの神社に参拝するときでも共通ですね。

 

 

②手水舎で手を清める

鳥居をくぐったら、本殿でお参りする前に手水舎で、清めのために手を洗い口をすすぎます。

これは神様に会う前に、体と心をきれいにする古い習慣です。

 

ただ御金神社の手水舎にはザルが置いてあります。

こちらのザルについては後述させていただきますね。

 

手と口を清めた後、目の前にある「本殿」に向かってお参りします。

本殿は神様がいらっしゃる大切な場所です。

 

③本殿でお祈り

本殿に着いたら、まずお賽銭を入れて金色の鈴を揺らし、手を合わせてお祈りしてください。

 

御金神社は、住宅街の中に位置しているため、近くに住んでいる方々に迷惑をかけないよう、静かにお参りすることが求められます。

 

通常、神社では鈴を鳴らして神様にお参りの意思を伝えますが、この神社では鈴が鳴らないように工夫されています。

 

ですから、鈴が鳴らなくても心配する必要はありません。

 

 

近年「二礼二拍手一礼」なるお祈り方が正しいとよく言われます。

※二回深くお辞儀(おじぎ)をして、両手を二回軽くたたいてから、もう一度深くお辞儀をする作法。

 

しかし、お祈りは心の所作ですので必ずしも二礼二拍手一礼である必要はありません。

気になる方は二礼二拍手一礼で行ってください。

 

これは、神様に敬意を表し、お願いごとをするための伝統的な方法です。

この一連の動作で、しっかりと神様に挨拶をして心を込めてお参りしましょう。

 

④手水舎でお金を洗う

本殿での参拝が終われば再び「手水舎」に戻り、置いてあるザルにお金を入れ柄杓で水をかけてお金を洗います。

 

 

なぜお金を洗うのかというと、お金はいろいろな人の手を渡ってきますよね。

その間に、欲や思いなど色々なものがお金についてしまうと考えられているからです。

 

このお金をきれいに洗うことで、金運を上げる効果があると言われています。

 

銭洗いのやり方は、正しい洗い方が決まっているわけではありませんが、柄杓で3回ほど水をかけるのが通例です。

 

用意されているザルにお金を入れて、柄杓でそっと水をかけるだけ。

そうすると、お金が精神的にも物理的にも清められると言われています。

 

そして、この清めたお金は、持ち主にとって何倍にもなって返ってくるという伝説があるんです。

 

多くの人は小銭を洗いますが、中には紙幣を洗う人もいます。

実はこの銭洗いには特に決まったルールはないので、自分が洗いたいと思うお金を洗えばいいんです。

 

またお金を洗うのは、水盤の外側で行うのがマナーとされていますのでお気をつけください。

 

お札は端っこを濡らす程度でも大丈夫です。

洗い終わったお金はタオルなどで水気を拭き取り、財布にしまい直してください。

 

ちなみに洗ったお金ですが大事に取っておく必要はありません。

「金は天下のまわりもの」という言葉もあります。

 

そのお金を使うときには、「このお金が増えますように」という願いを込めて使うのも金運を高めるための一つの楽しい方法かもしれませんね。

 

⑤福財布を手に入れよう!

御金神社で特に人気なのが、運を呼ぶ財布として有名な「福財布」です。

 

 

この財布には不思議な力があると言われていて、宝くじなどを入れておくと大当たりが出やすいという噂が広まっています。

 

実際に、この財布を使って宝くじで大金を当てた人が多いという話もありますよ。

 

このようなエピソードが口コミで広がり、さらにはテレビや雑誌で取り上げられることもありました。

 

その結果、1個1000円のこの「福財布」は大変な人気商品になり、時には売り切れてしまうこともあるんです。

 

特に新年の時期は参拝者が多くなるため、この財布が品切れになる可能性が高くなります。

 

ですから、もしこの運を呼ぶ財布を手に入れたい場合は平日に訪れるか、もし週末や祝日に訪れるならば午前中に行くことをおすすめします。

 

ただし、この運を呼ぶ財布は、神社の通常の授与品コーナーでは手に入りません。

 

購入したい場合は神社の社務所に直接行って、スタッフに声をかける必要があります。

 

社務所は毎日朝10時から夜の6時まで開いているので、その時間内に訪れることが大切です。

 

この特別な財布は、神社のご利益を信じる人々にとって貴重なアイテムとなっています。

 

⑥幸運を招くイチョウの葉をお財布に

御金神社には、特別なイチョウの木があります。

この神社のイチョウの木から落ちた葉は、幸運を招くと言われています。

 

 

境内には、イチョウの木から自然に落ちた葉を集めておくための机が設置されています。

参拝者は、この机からイチョウの葉を一枚選んで、自分のお財布に入れることができるんです。

 

さらに、その葉を手水舎で洗って清めると、幸運が増すとも言われています。

 

イチョウの葉をゲットしたい場合は、葉が落ちる時期に神社を訪れることが重要です。

 

京都でのイチョウの落葉は通常12月に入ってから始まります。

この時期に御金神社を訪れれば、運を呼ぶイチョウの葉を自分のお財布に加えることができるかもしれません。

 

⑦絵馬に願いを込めて!

御金神社への訪問では、特別な絵馬を奉納することも重要な体験の一つです。

 

この絵馬は通常の絵馬とは異なり、イチョウの木をモチーフにした絵馬が用意されています。

とてもユニークで、珍しい形の絵馬なんです。

 

 

神社の授与所で、このイチョウの葉型の絵馬を一枚500円で購入することができます。

 

訪れた際には、ぜひこの絵馬に自分の願い事を書き込んで、神社に奉納してみてください。

 

願いを込めた絵馬を奉納することは、日本の神社での伝統的な習慣であり、多くの人々が自分の希望や夢を神様に伝えるために行います。

 

御金神社のイチョウの葉型の絵馬に願いを書くことは訪れた記念にもなり、またその絵馬を奉納することで、願いが叶うかもしれないという期待を込めることができる特別な瞬間です。

 

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御金神社の見どころ3選

それぞれ詳しくご紹介していきます。

 

見どころ① ひと際目を引く鳥居

御金神社は住宅街にある規模としては小さな神社です。

 

小さな社だとどこにあるのか分かりにくいのではと思うかもしれませんが、御金神社の入口はひとめで分かります。

それは、ひと際目を引く鳥居の存在があるからです。

 

御金神社の鳥居は黄金色で、まさに見るだけでも金運が上がりそうですよ。

 

秋になれば神社の境内にある銀杏の木も黄葉するため、まさに黄金色に染まります。

 

見どころ② ずらりと並ぶ提灯

黄金色の鳥居をくぐると、左右にはずらりと提灯が並びます。

この提灯は夜になると灯りが灯されるため、境内は幻想的な雰囲気に包まれますよ。

 

提灯には献灯した人や会社の名前が記載されています。

献灯は社務所で受け付けていますが現在順番待ちとなっているので、献灯をしたい人は気長に待ってください。

 

見どころ③ 逆さまの「金」

御金神社には様々な授与品がありますが、中には「金」の文字が逆さまに書かれているものがあります。

 

逆さまになっている理由は、「金」の文字の冠部分を逆さまにすると、末広がりの形になることから、福や金運といった御縁を受け止めるためだそうです。

 

ぜひ逆さまの「金」の文字を探してみてください。

 

御金神社の歴史や豆知識

 もともとは幕末に起こった金光教という信者であった「田中庄吉」という個人の邸宅の中に祀られていましたが、1883年に「御金神社」という名前で社殿が建立されました。

 

御祭神には金山毘古命(かなやまひこのみこと)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、月読命(つきよみのみこと)という三柱の神様を祀っています。

 

金山毘古命は金銀銅をはじめとした全ての金属類や鉱山、鉱物を守る神様です。

 

さらに農機具や刀剣といった金属を使った器具・用具の神様として信仰されてきた神様ですが、今日では金運アップや商売繁盛など「お金」にまつわる様々な御神徳が得られる神様として信仰を集めるようになりました。

 

もともと御金神社がある地域には鋳物職人が集まっており、特に茶釜の鋳造を行っていました。

 

さらに江戸時代には幕府の金貨鋳造を担っていた歴史もあり、このあたりに金山毘古命を御祭神とする理由があったようです。

 

御金神社の境内には樹齢200年ほどの大きな銀杏の大樹がありますが、この銀杏のてっぺんにはまるで2匹の龍に見える枝があります。

 

このためこの大銀杏は龍神が宿る御神木として崇められています。

 

例年秋には落葉した銀杏の葉を配布してくれます。

 

銀杏の葉は八方向に広がることから元々縁起が良いものとされていますし、イチョウ自体も繁栄や発展、さらには不老長寿の象徴ともいわれています。

 

このため御金神社の絵馬はイチョウの葉の形をしているなど授与品には銀杏の葉や銀杏の実をかたどっているものが多々ありますよ。

 

また「御金」にちなんだ黄金色の授与品も数多くあり、中でも「福包み守り」は人気が高くなっています。

 

福包み守りは職人さんが一つ一つ手作業で金箔を押すため、大量生産ができるわけではありません。

もし参拝したときに見つけたら、ぜひ手に入れてください。

 

御金神社の参拝時間と料金

 

名称 御金神社
拝観時間 参拝は終日可能

授与所の開設時間は午前10時から午後4時

拝観料 無料
住所 京都府京都市中京区西洞院通御池上ル 押西洞院町6
お問い合わせ TEL:075-222-2062
公式サイト https://mikane-jinja.or.jp/

 

御金神社のアクセス

【公共交通機関で向かう場合】

市営地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅から徒歩約5分

市営地下鉄東西線「二条城前」駅から徒歩約5分

市営バス「二条城前」「堀川御池」「新町御池」各バス停から徒歩約5分

 

【車で向かう場合】

名神高速道路「京都東」ICから約25分

 

御金神社の駐車場

無料駐車場

御金神社には残念ながら無料駐車場はありません。

 

有料駐車場

駐車場名 リパーク押小路西洞院第2
住所 京都府京都市中京区二条西洞院町631、631-5
料金 午前8時から午後10時まで 30分毎500円

午後10時から午前8時まで 60分毎100円

台数 13台
会場までの距離 徒歩約1分

 

駐車場名 タイムズ釜座二条第4
住所 京都府京都市中京区上松屋町705
料金 前日 20分毎300円

駐車後6時間最大料金1,200円

台数 6台
会場までの距離 徒歩約1分

 

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まとめ

金運アップのパワースポットとして知られる「御金神社(みかねじんじゃ)」は、黄金に輝く鳥居が目印となっている神社です。

 

境内はまさに煌びやかな雰囲気が漂い授与品の多くも黄金色が使われていますが、もともとは農機具や刀剣などに使われる金属の神様として信仰を集めてきた神社だったんです。

 

24時間自由に参拝できる神社で、中でも夜間は献灯された提灯に灯りが灯り幻想的な雰囲気となります。

 

龍神が宿るといわれる大銀杏を御神木とし、秋にはこの銀杏が黄葉し神社全体がまさに黄金色に染められます。

 

商売繁盛や財運アップなどの御神徳も得られるので、小さな神社ながら日本全国からたくさんの参拝者が訪れる人気スポットですよ。

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