世界遺産に登録されている東寺は、京都の桜の名所でもあります。
桜の見頃は例年、3月中旬~4月中旬です。
境内にはソメイヨシノや河津桜など、約200本の桜があります。
とくに「不二桜(ふじさくら)」と呼ばれる枝垂れ桜がとても有名です。
ライトアップも大がかりに行われ、迫力があるため、土日の夜は入場するのに行列ができます。
京都駅に近いエリアのため道路も混みやすいです。
公共交通機関の利用がおすすめですよ。
東寺の桜について解説します。
東寺の桜2024の見ごろ時期や開花状況
【見ごろ時期】
東寺の桜がきれいな見ごろの時期は、例年3月中旬~4月上旬頃です。
しかし、今年は暖冬ということで早くなるかもしれませんので、随時開花状況をチェックしておきましょう。
【開花状況】
東寺の桜の開花状況は、京都観光ナビの桜だよりで確認することができます。
毎年、天候によって開花時期がずれますので、最新の桜の開花情報はこちらからチェックするのがベストです。
東寺の桜の種類は?
東寺の桜は、早咲きの河津桜から、メジャーなソメイヨシノ、枝垂れ桜など、種類も多いです。
- 不二桜
- 染井吉野
- 枝垂桜
- 河津桜
特に東寺は「不二桜(ふじさくら)」という枝垂れ桜が有名です。
全部で約200本の桜の木が植樹されています。
東寺の中にある五重塔と一緒に撮影された「不二桜」の写真は、SNSにもたくさんアップされており、とても美しいです。
東寺と不二桜(京都) pic.twitter.com/Wiors04gD1
— きれいな風景~Have a break~ (@new_rakuen) January 30, 2022
東寺の桜のライトアップ情報
東寺の桜ライトアップは、2024年3月16日(土)~4月14日(日)です。
時間は18:30~21:30です。
東寺の桜ライトアップは、2011年の東日本大震災を受けて始まりました。
この期間の土日は、夜間拝観へ入場するために、かなりの行列ができます。
また、平日でも日によって夜間拝観の入場に列ができます。
混雑を避けてライトアップを見たい場合は、日曜の夜遅めの時間を狙って行くと良いです。
東寺の桜の見どころやおすすめポイントは?
東寺の桜の見どころは、高さ約13メートル、枝張り約10メートルの不二桜です。
とっても雄大で心が穏やかになります。
~京夜桜、東寺五重塔~
光を浴び凛と咲き誇る不二桜、
湖面に映る夜桜と五重の塔が幻想的で綺麗だった。これぞ京の夜桜情景。#桜#平成最後の桜を偲ぶhttps://t.co/kdnmltJ1CX pic.twitter.com/OQmn9QNSex
— 稲田大樹 Daiki Inada 極彩色の京都/京都浪漫紀行 (@usalica) April 1, 2019
併せて日本一の塔といわれる国宝の五重塔や瓢箪池周辺の桜もきれいで、池にうつる桜もとってもきれいなんです。夜の池に写る桜は妖艶ですよ!
東寺の不二桜が満開 pic.twitter.com/xMif3yOfuN
— 京都時間.jp (@kyototime_jp) March 24, 2023
さらに樹齢130年を超える不二桜の枝垂れは、圧巻で感動します。
東寺の基本情報
観覧時間 | 講堂は 8:00~17:00(16:30受付終了、3/24~31は8:30~) |
料金 | 拝観無料 特別拝観大人500円、中学生以下300円] |
住所 | 京都府京都市南区九条町1 |
お問い合わせ | .075-691-3325 |
公式サイト | https://toji.or.jp/ |
東寺のアクセス
名称 :東寺の桜
場所 :京都府京都市南区九条町1
公式HP:https://toji.or.jp/
【電車のアクセス】
JR:「京都駅」から徒歩15分
近鉄電車:「近鉄東寺駅」から徒歩10分
京阪電車:「丹波橋駅」で「近鉄丹波橋駅」へ乗り換え→「近鉄東寺駅」から徒歩10分
京阪電鉄:「大宮駅」で下車→バスに乗り換え(市バス18系統、71系統、207系統「東寺東門前」下車で徒歩1分)
【バスで向かう場合】
- 京都駅から東寺は42系統(C4乗り場)
- 京都駅八条口(南口)アバンティ前からは71系統
- 四条河原町からは207系統
- 四条烏丸からは207系統
【タクシーで向かう場合】
京都駅の八条口からタクシーに乗れば、東寺まで約5分で1,000円前後です。
ただし、桜シーズンは京都駅から東寺までの道が非常に混雑する可能性があります。
時間はもっと多めに見ておいた方が安心です。
【車で向かう場合】
京都南ICより国道1号線を北に約3.5km。
九条大宮の交差点を左折してすぐです。
東寺の駐車場は桜の時期、常に満車状態が続きます。
また、京都駅に近いエリアですので、周辺道路ももちろん混みあいます。
渋滞必須なので、とくに土日の場合はできるだけ朝早く出ましょう。
また、毎月21日は東寺で「弘法市」というイベントが開催されるため、東寺専用の駐車場は閉鎖されてしまいます。
東寺の駐車場
無料駐車場
東寺には、無料駐車場や臨時駐車場はありません。
有料駐車場
専用の駐車場は有料で約50台可能です。
桜の見ごろ時期には、常に満車状態で空き待ちの渋滞もできます。
※東寺駐車場
- 8:30~17:30 600円/2時間
- 以後300円/1時間 約50台可能
- 最初の料金は2時間単位
- 毎月21日は弘法市のため駐車場閉鎖
周辺には、有料の駐車用がたくさんありますが、5台以下の小さな駐車場が多いです。
そんな中で、少し多めの15台駐車可能な【タイムズ大宮九条】がおすすめです。
タイムズ大宮九条
- 24時間 220円/40分
- 最大料金550円 15台可能
- 土日は220円/30分
- 最大料金1,210円
もしくは、子連れでのお花見であれば、思い切って【タイムズイオンモールKYOTO】に駐車して歩いて東寺に向かう方法も私はアリだと思います。
京都駅と東寺の間くらいにある「イオンモールKYOTO」の駐車場で、1125台駐車可能。
土日は最大料金の設定がないため、駐車料金が高くなりがちですが、駐車料金を安くする方法もあります。
例えば、午前中の早い時間に東寺でお花見をして、その後イオンモールで子供たちとおやつやランチをすれば、2,000円以上で1時間無料、5,000円以上で2時間無料になります。
子どもたちも、お花見だけよりイオンモールで遊べた方が、満足度が高くなると思いますよ。
タイムズイオンモールKYOTO
- 7:30~0:30 200円/20分
- 最大量料金1000円(平日)
- 1125台可能
- 土日も200円/20分だが、最大料金設定なし
- 2,000円以上の買い物で1時間無料
- 5,000円以上の買い物で2時間無料
- 映画鑑賞で3時間無料
東寺周辺のその他の有料駐車場を紹介していきます。
駐車場名 | タイムズ東寺駅前 |
住所 | 京都府京都市南区西九条開ケ町101 |
料金 | 月〜金
08:00-18:00 最大料金1980円 18:00-08:00 最大料金440円
08:00-18:00 40分 220円 18:00-08:00 60分 110円
土・日・祝 18:00-08:00 最大料金440円 08:00-18:00 40分 220円 18:00-08:00 60分 110円 |
台数 | 4台 |
会場までの距離 | 102m |
駐車場名 | タイムズ東寺駅前第2 |
住所 | 京都府京都市南区西九条開ケ町100 |
料金 | 最大料金
18:00-08:00 最大料金440円 通常料金 08:00-18:00 40分 220円 18:00-08:00 60分 110円 |
台数 | 4台 |
会場までの距離 | 142m |
駐車場名 | タイムズ東寺駅前第4 |
住所 | 京都府京都市南区西九条開ケ町98 |
料金 | 最大料金
07:00-23:00 最大料金880円 通常料金 00:00-00:00 30分 220円 |
台数 | 8台 |
会場までの距離 | 155m |
東寺の桜の混雑は?
東寺は、THE観光地なので、春のシーズンは混雑します。
特に土日の昼間と、平日、土日ともライトアップの時間帯はかなり多くの人で賑わっています。
土日のライトアップは行列で人とぶつかるくらいの混雑がありますので気を付けてください。
ライトアップを見たいなら、遅い時間であればあるほど混雑は避けられるでしょう。
東寺から近い桜のスポットは?
東寺から近い桜のスポットを紹介します。
住所:京都府京都市下京区東玉水町 下珠数屋町通間之町東入 東玉水町
受付時間:9:00 ~ 16:30
拝観料:500円
渉成園は池泉回遊式庭園で京都駅近くで日本庭園の景色と桜のコラボレーションを楽しめます。意外と穴場で人も多くありませんよ。
住所:605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目809
受付時間:7:00 ~ 日没
拝観料:300円以上の志納金
光明院は東福寺の塔頭寺院の一つなんです。
東福寺はかなり敷地が広いですからね。
波心の庭として有名で春は桜が咲き誇ります。
京都の目的別お花見スポット
早咲き桜が見れるスポット
桜の隠れた名所
桜のライトアップが見れるスポット
桜祭りが楽しめるスポット
お花見とピクニックが楽しめるスポット
まとめ
東寺は、みんな知っているほどの有名な観光地で、春は桜、秋は紅葉がとてもきれいです。
そのシーズンにはライトアップも行われているので、混雑はすごいですよ。
東寺はサクラの名所できれいなため、よく京都を紹介するパンフレットなどにも掲載があります。
五重塔と桜のコラボレーションが、日本の美の象徴とさえ感じる美しさで、絵になります。
周囲にも有名な観光地が散らばっているので、ぜひ散策しながらお花見を満喫してみてはいかがでしょうか?