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狸谷山不動院が怖いと言われる理由4選!見どころ、ご利益も徹底解説

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京都には珍しい寺院なんかもあって、狸谷山不動院もそのうちの一つ。

その名の通りたくさんの狸がトレードマークの寺院ですが、見どころたっぷりのおすすめのスポット。

 

そんな狸谷山不動院ですが、「怖い」と言われることもあります。

 

狸谷山不動院が怖いと言われる理由は以下の4つです。

  • 場所が怖い
  • 鬼門だから怖い
  • 修験道だから怖い
  • 弘法大師像が怖い

 

今回は狸谷山不動院が「怖い」と言われる理由の詳細、見どころなどについてご紹介します。

ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

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狸谷山不動院が怖いと言われる理由4選

狸がトレードマークの狸谷山不動院が怖いと言われる理由は4つ。

さっそく一つずつ見ていきましょう。

 

場所が怖い

狸谷山不動院は左京区の山の中にある人里離れた寺院です。

辺りにはなにもないため静けさしかありません。

 

ひと気のある山の麓から、だんだん自分以外誰もいなくなってく様子が「怖い」と言われます。

 

鬼門だから怖い

狸谷山不動院は、もともと桓武天皇が震災を鎮めるために鬼門と決めた場所にある寺院です。

そのため鬼門、悪いものがやってくる方角から京都を守るために作られています。

 

つまり、狸谷山不動院には悪いモノ・魔のモノが集まりやすいということになります。

これが狸谷山不動院が怖いとされる理由の一つですね。

 

修験道だから怖い

「狸谷山不動院は、なんでお寺なのにそんな人里離れた場所に建てられたんだろう?」

こんな疑問を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、実はこの狸谷山不動院、お寺ではなく修験道なのです。

 

修験道とは密教の修行僧が厳しい修行を行う場所。

修行のための場所なのでパワーがすごく、本来は生半可な覚悟で入れない場所なのです。

 

弘法大師像が怖い

さらにこちらの弘法大師像が怖い、というのも大きな理由の一つ。

狸谷山不動院には心臓破りの階段と呼ばれる250段の階段があります。

 

狸谷山不動院に来るまでにも山道を登ってきているわけですから、そこに現れる250段の階段はまさに心臓破り。

息を切らしながら階段を頑張って登っていくと、ふと人の気配が感じられます。

 

「なんだ?」と思いパッと顔を上げると、目に入ってくるのがこの弘法大師像。

 

 

凄くリアルな表情で独特の迫力を持つこの像は、初めて狸谷山不動院を訪れた人が高確率で怖がるポイントなんです。

 

昼間でもなかなかに怖いので、日暮れなどでは本当に逃げ出したくなるほどの怖さです。

 

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狸谷山不動院の見どころ

怖いと評判の狸谷山不動院ですが、もちろん見どころはたくさん!

というか見どころしかありません。

 

なぜあまりガイドブックなどで取り上げられないのか疑問なほど、たくさんの見どころがあります。

それでは一つずつ見ていきましょう。

 

狸と石碑

狸谷山不動院の入り口にはその名の由来となったたくさんの狸の置物と「狸谷山不動院」と書かれた石碑があります。

 

 

大小さまざまな狸の置物はなんとも言えないかわいらしさ。

写真映えもばっちりです。

 

白龍弁財天

入口の鳥居をくぐるとたくさんの鳥居が並んでいます。

その先には金運関係のご利益にあつい白龍弁財天が祀られているのですが、この並んだ鳥居は伏見稲荷大社の千本鳥居のようで美しい光景が楽しめます。

 

 

フォトジェニックなスポットですね。

 

宮本武蔵が修行した滝

心臓破りの階段の途中には、あの大剣豪・宮本武蔵が吉岡清十郎との決闘の前に修行をした滝があります。

 

 

大事な決闘の前、ここの滝に打たれ様々なことを悟り、そのおかげで決闘にも勝ったと言われています。

 

本堂

坂道、心臓破りの階段を見事に登り切ったところに構えられた本堂は一見して「あれ?見た事ある?」と強烈な既視感を覚えます。

 

というのも実は狸谷山不動院の本堂は、懸崖造りという手法で作られているのですが、これがあの清水寺と同じ手法なのです。

 

ということで見た目も清水寺そっくり。

 

 

伏見稲荷の千本鳥居に清水寺のような外観も味わえる、本当に見どころたっぷりのおすすめスポットなのです。

 

狸谷山不動院のご利益は?

本尊に祀られている咤怒鬼不動明王。

こちら「たぬき不動明王」と読むのですが、ガン封じ・交通安全・厄除けはもちろん「他抜き」ということで勝負事に明るくスポーツ選手がよく訪れることで有名です。

 

京都の車にはこちら「狸谷山不動院」の名前が入った交通安全祈願のステッカーが貼られている車をよく見かけますよ。

 

 

狸谷山不動院の基本情報

名称 狸谷山不動院
住所 京都市左京区一乗寺松原町6
営業時間 9:00~16:00(受付終了16:00)
定休日 無休
お問い合わせ 075-722-0025
公式ホームページ http://www.tanukidani.com
アクセス 叡山電車「一乗寺」駅下車、徒歩15分
京阪電車「出町柳」駅下車、タクシー10分
市バス「一乗寺下り松町」下車、徒歩約10分
駐車場
※駐車料金は無料です。

 

狸谷山不動院の歴史

狸谷山不動院というお寺ができたのは、300年ほど前の1718年のことです。

そのとき、一人のお坊さんが、狸谷という場所の洞窟に入って、お不動さんと呼ばれる大切な仏様の像をそこに置きました。

 

それがきっかけで、多くの人々がそのお不動さんに会いに、山を登ってお参りに来るようになりました。

 

そして、そのお寺は時間が経つにつれて大切な場所として認められ、1944年には正式に重要なお寺としての位置づけを確立しました。

 

そのため、お寺を守るための建物や、参拝者が歩くための石段などが作られました。

 

このお寺は比較的新しい歴史を持っており、2024年には開山から80年を迎えることになります。

 

本堂については、1986年に新しく建てられたもので、特にその建築様式が注目されます。

 

崖の上に建てられていて、京都の有名な清水寺の「清水の舞台」を思わせるような構造になっています。

 

このように山の斜面からせり出す形で建てられているため、訪れる人々に強い印象を残しています。

 

まとめ

今回は巷で怖いと言われている狸谷山不動院に関して怖いとされる理由、見どころなどをまとめてみました。

 

人里離れた場所にあるため怖がられたり、なかなかガイドブックでも紹介されない狸谷山不動院ですが、ほんとうにたくさんの見どころがあり、超おすすめのスポットなのです。

 

もちろん今回紹介したもの以外にもまだまだ見どころがたくさん。

語りつくせぬ魅力が溢れる寺院、それが狸谷山不動院なのです。

 

ぜひ一度足を運んでその魅力を体感してみてください。

一度訪れたらハマること間違いなし。

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