高野川は大原三千院の近くから京阪本線「出町柳」駅付近で鴨川と合流する河川です。
合流点から上流に向かう川の堤防沿いに桜並木が続くことで知られています。
特に河合橋から高野橋までの約1.5kmの区間は桜が切れ目なく続くため地元では人気が高い桜のスポットです。
この記事では高野川の桜の見ごろをはじめ、堤防沿いに植えられている桜の品種、ライトアップの有無といった情報をまとめています。
地元に住むからこそ知っている見どころをはじめ、高野川周辺の桜スポットも合わせてご紹介していきます。
高野川の桜2024の見ごろ時期や開花状況
【見ごろ時期】
例年ですと高野川の桜の見ごろは3月下旬から4月上旬です。
ただ、2024年の冬は暖冬傾向にあり、高野川の桜の開花が早まる可能性があります。
【開花状況】
高野川の桜の様子をチェックするのにおすすめできるライブカメラがあります。
このライブカメラは高野川が鴨川と合流する出町橋付近に設置されており、映し出される映像自体は賀茂川の様子です。
ただ、合流地点ということもあり、この出町橋付近で桜が咲いていれば、高野川の桜もほぼ同様に咲いていますよ。
ちなみに映像の手前が加茂街道側で、右手が高野川と合流する賀茂大橋となります。
奥に見えるのは旧三井家下鴨別邸となります。
毎年、天候によって開花時期がずれますので、最新の桜の開花情報はこちらからチェックするのがベストです。
高野川の桜の種類は?
高野川で見られる桜の種類は主に「ソメイヨシノ」などです。
高野川の桜のライトアップ情報
高野川の桜並木では残念ながら桜のライトアップは実施されていません。
高野川の桜の見どころやおすすめポイントは?
京阪本線の出町柳駅からすぐの場所にある河合橋から1.5km上流となる叡山電鉄修学院駅近くの高野橋付近まで、ほぼ切れ目なく桜並木が続くのは高野川の桜の特徴です。
下流から上流に向かう場合は右手となる東岸堤沿いにソメイヨシノが続きます。
堤防沿いには歩道が続くため、車を気にすることなく花咲く桜の下を散策できますよ。
高野川沿いにはコンビニエンスストアやショッピングモールなどもあるため、途中で飲料を購入したり、お弁当を購入したりして桜を楽しみながら飲食することもできます。
高野川の基本情報
| 観覧時間 | 散策自由 |
| 料金 | 無料 |
| 住所 | 京都府京都市左京区 |
| お問い合わせ | TEL：075-701-0101（京都府京都土木事務所） |
| 公式サイト | なし |
高野川のアクセス
【上流側】
叡山電鉄「修学院」駅から徒歩約5分
【下流側】
叡山電鉄「出町柳」駅から徒歩約2分
阪急電車「出町柳」駅からすぐ
高野川の駐車場
無料駐車場
残念ながら高野川周辺には無料駐車場はありません。
高野川沿いにある「洛北阪急スクエア」には駐車場があり、平日なら2時間、休日なら1時間無料で駐車可能です。
お花見のために飲食物を洛北阪急スクエアで購入する場合にはこちらの利用もよさそうですね。
有料駐車場
・下流側（出町柳駅近く）
| 駐車場名 | キョウテク出町柳駅前パーキング |
| 住所 | 京都市左京区田中下柳町33番地 |
| 料金 | 午前7時から午後7時まで 30分毎200円 最大700円
午後7時から午前7時まで 1時間ごと100円 最大600円 |
| 台数 | 11台 |
| 会場までの距離 | 河合橋まで徒歩約1分 |
・上流側（修学院駅近く）
| 駐車場名 | ブーブーパーク 松ヶ崎橋東コインパーキング |
| 住所 | 京都府京都市左京区山端川端町６−１ |
| 料金 | 午前8時から午後8時まで 20分毎100円 最大1,000円
午後8時から午前8時まで 1時間ごと100円 最大600円 |
| 台数 | 3台 |
| 会場までの距離 | 高野橋まで徒歩約2分 |
高野川の桜の混雑は?
近くには桜の名所として知られる賀茂川の「半木の道」や京都府立植物園などがあるためか、高野川沿いの桜並木に観光客が押し寄せることはほとんどありません。
比較的地元の人が桜を楽しみながら散歩する姿が見られたり、お弁当などをもってお花見を楽しむ姿が見られたりします。
桜並木として有名なのは河合橋から高野橋の間ですが、それより上流でも桜が植えられているところがあるため、こちらに行けばさらに混雑はほとんどない状態で桜が楽しめます。
高野川沿いの堤には場所により遊歩道が整備されているため、車を気にすることなく桜が楽しめますよ。
高野川から近い桜のスポットは?
すでにご紹介していますが、高野川から近い桜のスポットには鴨川沿いの半木の道、京都府立植物園などがあります。
高野川と賀茂大橋付近で合流する鴨川沿いは、ベニシダレサクラなどが咲く半木の道と呼ばれるエリアがあります。
賀茂大橋から少し上流に行った北山大橋と北大路橋の間のエリアで、約0.8kmにわたり桜並木が続くのです。
京都府立植物園には桜品種見本園があり、約200種類の桜が楽しめます。
珍しい品種の桜もあり、長い期間桜が楽しめるのも京都府立植物園の特徴です。
京都の目的別お花見スポット
早咲き桜が見れるスポットhttps://kyoto-locals.com/2397.html桜の隠れた名所https://kyoto-locals.com/2703.html桜のライトアップが見れるスポットhttps://kyoto-locals.com/2407.html桜祭りが楽しめるスポットhttps://kyoto-locals.com/2413.htmlお花見とピクニックが楽しめるスポットhttps://kyoto-locals.com/2539.html
まとめ
観光名所としても知られる賀茂川と合流する高野川は、桜並木が美しい堤がある河川ですが観光客はあまり訪れない桜の穴場スポットとなっています。
ゆっくりと桜を楽しみながら散策できる遊歩道が整備されている場所もあるので、人込みを避けての桜散歩ができます。
近隣にはコンビニやショッピングモールもあるので、軽食などを購入して食べ歩きするのもおすすめですよ。
