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金閣寺の見どころ7選を修学旅行や観光向けに簡単に分かりやすく解説!

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金閣寺は日本だけではなく海外でも人気が高い寺院です。

正式には「鹿苑寺」といい、銀閣寺と共に禅宗として知られる臨済宗相国寺派の塔頭寺院のひとつです。

 

金閣寺といえば金色に輝く舎利殿や鏡池が有名ですが、他にも見どころがたくさんありますよ!

 

金閣寺の見どころは以下の7つです。

  • 金色に輝く舎利殿「金閣」
  • 金閣が特に美しく見える「夕佳亭」
  • 境内への入り口「総門」
  • 金閣寺の中心的存在「鏡湖池」
  • 雨が降らなくても水が枯れない「安民沢」
  • 歴史を感じさせる「銀河泉」
  • 鯉が滝を登り切ると龍に変わる「龍門滝」

 

この記事では、金閣寺の見どころの詳細とその歴史、アクセス方法などについて詳しく紹介していきます。

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金閣寺の見どころ7選

それぞれ詳しくご紹介していきます。

 

見どころ① 金色に輝く舎利殿「金閣」

金閣寺といわれるゆえんが、この金色に輝く外見を持つ建物「金閣」があるためでしょう!

 

本来や舎利殿といい、三層の造りになっている建物で、一層目が寝殿造り、二層目が武家造り、三層目が禅宗仏殿造りとなっていて、ここにお釈迦様の骨や遺灰を祀っています。

 

舎利殿の屋根には金色に輝く鳳凰が南を向いて設置されています。

 

現在の鳳凰は3代目で、創建された当時の鳳凰は1950年の火災を免れ、現在も鹿苑寺境内に大切に保管されています。

 

2代目鳳凰は残念ながら金箔が剥落したことで現在の鳳凰に取り換えられたそうです。

 

実はこの舎利殿、金閣寺の元となった北山殿であった時代は足利義満がここに住んでいたそうですよ!

 

見どころ② 金閣が特に美しく見える「夕佳亭」

金閣寺には「夕佳亭(せっかてい)」という茶室があります。

この茶室は、茶道家の金森宗和が建てたものです。

 

江戸時代、金閣寺が困難な時期にあったとき、この寺院を再建し庭園や池を整えた臨済宗の僧、鳳林承章が後水尾上皇のために金森宗和に命じて建てさせました。

 

夕佳亭の名前の由来は、「夕日に映える金閣が特に美しく見える」ということから来ています。

 

夕佳亭は金閣寺内の高台に位置しており、ここからは金閣を下から眺めることができ、特に夕日に照らされた金閣の姿が美しく見えます。

 

金閣寺を訪れる際には夕佳亭にも足を運んでみるのがおすすめです。

 

見どころ③ 境内への入り口「総門」

鹿苑寺の入り口になるのが「総門」です。

 

ここには金閣寺の本来の名称である「鹿苑寺」の文字や「世界遺産」の文字を刻んだ石碑があります。

 

さらに総門の土塀には白い横線が5本引かれています。

 

この白い線は「定規筋(じょうぎすじ)」というもので、寺院の格式を表しています。

 

一般的な寺院は3本ですが、5本ある金閣寺は最高の格式であることを表しています。

 

見どころ④ 金閣寺の中心的存在「鏡湖池」

舎利殿の前に広がる池のことを「鏡湖池(きょうこち)」といいます。

鏡湖池に舎利殿が移り込む姿は本当に美しいですよね!

 

この鏡湖池には大小さまざまな島や畠山石が配置されています。この辺り一帯は鹿苑寺庭園として特別文化史跡や特別名勝指定値地となっています。

 

鏡湖池はその中心的な存在といえるでしょう。

 

見どころ⑤ 雨が降らなくても水が枯れない「安民沢」

金閣寺の近くには、「安民沢」という名前の池があります。

 

この池は木々に囲まれていて、長い間雨が降らなくても水が枯れないことで知られています。

昔は雨を祈る場所としても使われていたんですよ。

 

池の中の小島には「白蛇の塚」という石塔があり、これは西園寺家に関連があると言われています。

 

近年、パワースポットが人気になっている中で、この白蛇の塚は金閣寺のパワースポットとしても知られるようになりました。

 

さらに、安民沢を見た後に後ろを振り返ると美しい金閣が見えます。

この光景は「見返りの金閣」と呼ばれています。

 

安民沢を訪れたら、金閣を振り返って見るのもおすすめです。

 

見どころ⑥ 歴史を感じさせる「銀河泉」

金閣寺を訪れて総門をくぐると、金閣の裏手に隠れるようにして「銀河泉」と呼ばれる場所があります。

 

この場所は、かつて義満という歴史上の人物が、お茶を淹れる際にここから湧き出る清水を愛用していたとされています。

 

歴史を感じさせるこの小さな水源は、「銀河泉」という名前が付けられているものの実際には小さな水たまりのような存在です。

 

この水源は、今も静かに水を湧き出していますが、残念ながらその水を飲むことはできません。

 

しかし、その歴史的な背景と金閣寺の美しさと相まって、訪れる人々にとっては特別な場所となっています。

 

銀河泉のそばで、昔の人々がここで水を汲んでいたことを想像しながら金閣寺の静かな美しさを感じるのも一つの楽しみ方です。

 

金閣寺を訪れた際には、ぜひこの銀河泉も見てみることをお勧めします。

美しい金閣の裏手にあるこの小さな水源は、金閣寺のもう一つの魅力と言えるでしょう。

 

見どころ⑦ 鯉が滝を登り切ると龍に変わる「龍門滝」

金閣寺の敷地内には、「龍門の滝」と呼ばれる美しい滝があります。

この滝は、水が約2.3メートルの高さから勢いよく流れ落ちる様子が見られます。

 

 

滝の近くには特別な石、名を「鯉魚石」というものが置かれており、これは中国の昔話に基づいたものです。

その話では、鯉が滝を登り切ると龍に変わると言われています。

 

この鯉魚石は、斜めに傾いており動きのある形状が特徴です。

 

まるで今にも空へ跳ね上がるような龍の姿を思わせるこの石は、見る者に強い印象を与えます。

 

龍門の滝と鯉魚石の組み合わせはただ美しいだけでなく、出世や成功を祈願する人々にとって意味深い場所となっています。

 

この故事にちなんで、多くの訪問者が自分の将来の成功を願いながら滝と石を眺めます。

 

この滝と石がある金閣寺は、歴史や伝統が息づく場所として知られていますが、こうした小さな要素も金閣寺の魅力の一部です。

 

滝の流れる音とともに勢いよく跳ね上がろうとする鯉の姿を想像することで、訪れる人々に勇気と希望を与えてくれるでしょう。

 

金閣寺を訪れた際には、ぜひこの「龍門の滝」と「鯉魚石」にも注目してみてください。

 

 

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金閣寺の歴史や豆知識

金閣寺は正式には「鹿苑寺」といい、禅宗としてしられる臨済宗相国寺派の塔頭寺院です。

 

室町幕府三代将軍である足利義満が造営した山荘である北山殿を母胎として成り立っています。

 

義満が亡くなった後、遺言により北山殿は禅寺となり「鹿苑院殿」という義満の法号を由来として「鹿苑寺」として開山しています。

 

北山殿として造営されたときに、現在「金閣寺」としてよく知られている舎利殿は建設されています。

 

京都の禅寺は応仁の乱の際に焼討に合った寺院が多くあり、鹿苑寺もその被害にあっていますが、幸い舎利殿や石不動堂、護摩堂などは焼失せず残りました。

 

ですが1950年に当時の見習い僧侶が放火し、造営された当時の建物はすべて焼け落ちてしまったのです。

 

鹿苑寺は焼失前に解体修理が計画されており、解体修理のための設計図があったため1955年には創建当時に近い状態で再建することができました。

 

金閣寺の鳳凰の歴史

金閣寺の屋根の一番上に、南向きに立っている鳳凰の像があります。

この鳳凰には、特別な意味が込められていると言われています。

 

実は鳳凰は、中国に由来する想像上の動物です。

この鳳凰、いろいろな動物の特徴を合わせ持っているんですよ。

 

例えば、体は麒麟に似ていて、後ろ姿は鹿、首は蛇、尾は魚、背中は亀、あごは燕、くちばしは鶏のようです。

 

羽は鮮やかな5色で、中国では四霊の一つとされ、幸せや平和の象徴と言われています。

 

意外かもしれませんが、鳳凰は日本の一万円札の裏面にも描かれているんですよ。

ただ、こちらの鳳凰は金閣寺のものではなく、平等院の鳳凰がモデルになっています。

 

では、なぜ金閣寺に鳳凰がいるのでしょうか?

実は、はっきりした理由は分かっていませんが、いくつかの説があります。

 

例えば、足利義満が息子を天皇にしようとしたから、災害から守る守り神として、または京都の平和を願うシンボルとして設置された可能性があります。

 

金閣寺の初代鳳凰は、1950年の火災で焼失した金閣寺から残った唯一の品です。

これは、修理のために一時的に外されて別の場所に保管されていたためです。

 

現在、金閣寺の敷地内に保管されていますが、残念ながら一般公開はされていません。

ちなみに、現在の鳳凰は3代目で、2代目は金箔がはがれたため交換されました。

 

金閣寺の参拝時間と料金

金閣寺の拝観時間は、午前9時から午後5時までです。

 

金閣寺は境内に入るための門「総門」の開門時間中のみ拝観できます。

この総門の開門時間が午前9時から午後5時です。

 

金閣寺は拝観順路が決まっており、出口となる不動堂付近まで早足でも約40分かかりますので、午後4時20分ごろには総門を入ることが必要です。

 

拝観料大人(高校生以上)は500円、小中学生は300円です。

金閣寺は拝観料を支払うと、「金閣舎利殿御守護」というお札がいただけます。

 

大人用は「開運招福」「家内安全」のご利益を願い、小中学生用は「学業成就」「交通安全」のご利益を願うお札です。

 

金閣寺のアクセス

【車で向かう場合】

名神高速道路「京都南出口」から約30分、京都東出口からは約25分です。

阪神高速道路鴨川東出口からは約15分です。

 

【公共交通機関で向かう場合】

金閣寺は、京都市バスの「金閣寺道」バス停を下車してすぐの場所にあります。

京都駅前からは市バスの「205系統」「101系統」「Ex系統」で約35分です。

JR円町駅または西ノ京円町駅からは市バス「205系統」「204系統」で約9分です。

 

金閣寺の駐車場

無料駐車場

金閣寺には無料駐車場はありません。

 

有料駐車場

金閣寺周辺の有料駐車場は、1時間あたり300円前後の駐車料金がかかります。

 

駐車場名 金閣寺第1駐車場
場所 京都府京都市北区金閣寺町
料金 最初の60分400円、以後30分毎200円
台数 約100台
会場までの距離 徒歩約3分
駐車場名 金閣寺第2駐車場
場所 京都府京都市北区衣笠西御所ノ内町
料金 最初の60分400円、以後30分毎200円
台数 約50台
会場までの距離 徒歩約3分
駐車場名 金閣寺第3駐車場
場所 京都府京都市北区衣笠北天神森町
料金 最初の60分400円、以後30分毎200円
台数 約100台
会場までの距離 徒歩約5分
駐車場名 金閣寺第4駐車場
場所 京都府京都市北区衣笠馬場町
料金 最初の60分400円、以後30分毎200円
台数 約80台
会場までの距離 徒歩約5分
駐車場名 タイムズマクドナルド金閣寺店
場所 京都府京都市北区衣笠大祓町1
料金 30分220円
台数 36台
会場までの距離 徒歩約10分
駐車場名 コンセプト金閣寺前パーキング
場所 京都市北区衣笠氷室町
料金 AM8:00~PM8:00 40分ごと200円 PM8:00~AM8:00 60分100円 入庫後24時間最大600円
台数 5台
会場までの距離 徒歩約8分

 

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まとめ

金閣寺は正式には「鹿苑寺」という臨済宗相国寺派のお寺で、境内の中で金色に輝く舎利殿「金閣」の存在から一般的に金閣寺と呼ばれるようになりました。

 

境内はとても広く、急いで回っても40分はかかりますしじっくり見て回ると1時間半くらいは必要となります。

 

閉門時間は午後5時ですので、できれば午後3時までには総門をくぐりたいところです。

 

金色に輝く舎利殿「金閣」以外にも、総門や鏡湖池といった見どころも多い金閣寺ですが、1950年にはすべてが焼失するという災禍にも見舞われています。

 

現在の金閣寺は1955年再建されたもので、1980年代には金箔が張り替えられています。

2020年には屋根も吹き替えられ、まばゆい姿を見せてくれています。

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