境内に芸能神社があることから芸能人が数多く訪れるといわれている車折神社ですが、建立当初は「桜の宮」と呼ばれた桜の名所です。
早咲きの桜も多く、2月中旬から3月下旬にかけていち早く見ごろを迎えるのが特徴的です。
この記事では車折神社の桜の見ごろをはじめ、境内に植えられている桜の品種、ライトアップの有無といった情報をまとめています。
地元に住むからこそ知っている見どころをはじめ、車折神社周辺の桜スポットも合わせてご紹介していきます。
車折神社の桜2024の見ごろ時期や開花状況
【見ごろ時期】
例年ですと車折神社の桜の見ごろは2月中旬から3月下旬にかけてです。
2024年は暖冬傾向にあるため、桜の開花はやや早まる可能性があります。
【開花状況】
車折神社の桜の開花状況は、ウォーカープラスの全国お花見ガイドで確認することができます。
毎年、天候によって開花時期がずれますので、最新の桜の開花情報はこちらからチェックするのがベストです。
車折神社の桜の種類は?
車折神社で見られる紅葉の種類は「カワヅサクラ」「ヤエザクラ」「ソメイヨシノ」「シダレサクラ」「カンヒサクラ」「イトザクラ」などです。
中でも境内に植えられているイトザクラは「渓仙桜」と呼ばれています。
15種類約40本の桜の木が植えられていますよ。
車折神社の桜のライトアップ情報
車折神社では残念ながら桜のライトアップは実施されていません。
車折神社の桜の見どころやおすすめポイントは?
車折神社には15種類約40本の桜の木が植えられています。
中でも有名なのは「渓仙桜」と呼ばれている桜です。
この桜は画家である冨田溪仙が1924年に奉納した桜で、中門前から東むこう参道を進んだ場所にあります。
一重の白い花を咲かせる枝垂れ桜で、柔らかな色合いが特徴的な桜です。
境内にある桜はカワヅサクラをはじめ早咲きの桜が多いため、4月に入るとすでに車折神社の桜の季節は終わっていることが多くなります。
特に2024年は暖冬傾向にあるため、3月下旬ごろには桜の季節が終わっているかもしれませんね。
もし車折神社に桜を見に行くなら、早めに出かけることをおすすめします。
車折神社の基本情報
| 観覧時間 | 午前9時30分から午後5時まで（社務所） |
| 料金 | 拝観無料 |
| 住所 | 京都府京都市嵯峨朝日町23番地 |
| お問い合わせ | TEL：075-861-0039 |
| 公式サイト | https://www.kurumazakijinja.or.jp/ |
車折神社のアクセス
・京福電鉄嵐山線「車折神社」駅からすぐ
・市バスおよび京都バス「車折神社前」バス停からすぐ
車折神社の駐車場
無料駐車場
車折神社には無料で利用できる駐車場があります。
三条通に面した表参道川の入り口から駐車場に入れますが、駐車できる台数は10台ほどとなるため満車になっている可能性もあります。
境内の無料駐車場の利用より、周辺の有料駐車場や、公共交通機関を利用することをおすすめします。
有料駐車場
| 駐車場名 | コンセプト 車折神社駅前パーキング |
| 住所 | 京都市右京区嵯峨中又町 |
| 料金 | 終日40分200円 入庫後24時間最大600円 |
| 台数 | 4台 |
| 会場までの距離 | 徒歩約1分 |
| 駐車場名 | ＧＳパーク嵯峨車折神社前駐車場 |
| 住所 | 京都市右京区嵯峨朝日町10 |
| 料金 | 午前8時から午後8時まで 30分毎100円
午後8時から午前8時まで 60分毎100円 入庫後24時間最大600円 |
| 台数 | 22台 |
| 会場までの距離 | 徒歩約3分 |
車折神社の桜の混雑は?
車折神社の桜の多くは早咲きということもあり、桜シーズンにはすでに花が見られないことが多く、混雑は比較的少ない傾向があります。
学問の神様としても知られる車折神社には、受験や各種資格試験の合格祈願に訪れた人が、合格報告のお礼に訪れる人が2月中旬から3月中旬ごろに増えます。
早咲きの桜が多く植えられているため、この時期にちょうど桜が開花していることが多くなります。
桜の花を見に来たというよりは、受験合格の報告に訪れた学生が多く混雑しているように感じるかもしれませんね。
花の桜、そして試験に合格して人生のサクラを咲かせた学生たちの笑顔が見られる神社といえそうですね。
車折神社から近い桜のスポットは?
車折神社から近い桜の名所としては大覚寺や大河内山荘庭園があります。
大覚寺の境内の東側に広がっている大沢池という人工池の周囲にはソメイヨシノやヤエザクラといった3月下旬から4月中旬に咲く桜が植えられています。
境内にある勅使門の脇にも八重咲の濃い色の花をつけるヤエベニシダレ桜が植えられており、こちらも見応えがあります。
大河内山荘庭園は映画俳優である大河内伝次郎が約30年かけて作り上げた庭園で、ソメイヨシノやヤマザクラ、シダレサクラが咲き誇ります。
庭園の中からは京都市内も一望でき、春の美しい風景が楽しめます。
京都の目的別お花見スポット
早咲き桜が見れるスポットhttps://kyoto-locals.com/2397.html桜の隠れた名所https://kyoto-locals.com/2703.html桜のライトアップが見れるスポットhttps://kyoto-locals.com/2407.html桜祭りが楽しめるスポットhttps://kyoto-locals.com/2413.htmlお花見とピクニックが楽しめるスポットhttps://kyoto-locals.com/2539.html
まとめ
学問の神様としても知られている車折神社には、「渓仙桜」と呼ばれるイトザクラやカワヅザクラといった早咲きの桜が数多く植えらており、2月中旬から3月下旬にかけて桜が見ごろとなります。
他の桜のスポットに比べると見ごろが速く訪れるので車折神社に桜を見に行くときには時期に気を付けてください。
受験生にとっては合格報告のころに境内の桜が見ごろを迎えるため、まさに「サクラサク」喜びの報告ができそうですね。
