京都府城陽市にある青谷梅林は、京都府内最大の梅林です。
20haもの面積に咲き誇る梅は見事で、毎年2月下旬から3月中旬頃に見ごろを迎えます。
青谷梅林では、例年2月下旬から3月上旬にかけては、「青谷梅林梅まつり」が開催されます。
今回は、青谷梅林の梅の見ごろ時期や開花状況などの情報をご紹介していきます。
青谷梅林の梅2024の見ごろ時期や開花状況
梅の産地として有名な京都府城陽市の中でも、青谷梅林は約10,000本もの梅が植えられており、一番生産量が多い所です。
江戸時代から続く長い歴史と伝統がある青谷梅林は、観梅としても人気で、毎年2万人以上もの方が訪れる人気スポットです。
【見ごろ時期】
毎年2月下旬から3月下旬頃に見ごろを迎えます。
【開花状況】
青谷梅林の梅の開花状況は、城陽市産業支援サイトで確認することができます。
毎年、天候によって開花時期がずれますので、最新の梅の開花情報はこちらからチェックするのがベストです。
青谷梅林の梅の種類は?
青谷梅林で見られる梅の種類は、城州白、白加賀、青軸、鶯宿、玉栄、雲龍などがあります。
中でも代表的なものが、「城州白(じょうしゅうはく)」という大粒の生梅です。
京都府最大の青谷梅林に「城州白(じょうしゅうはく)」という固有の品種があります😌
古くから地元の生産者が接ぎ木により大切に受け継がれ、現在も約50軒の生産者により栽培されています🌱6月3日(月)からわずかな量だけ✨
リンゴの様な香りを放つ城州白の個性をお試しください🦋 pic.twitter.com/99kjih3Zop
— 梅体験専門店 蝶矢 (@CHOYAume_taiken) May 22, 2019
観梅だけでなく、梅酒やお菓子として用いられ、現在も大人気の品種です。
青谷梅林の梅のライトアップ情報
青谷梅林では梅のライトアップは実施されません。
青谷梅林梅まつりの詳細と見どころ
青谷梅林では例年、見ごろを迎える2月下旬から3月上旬にかけては「梅まつり」が開催されています。
名称 | 青谷梅林梅まつり |
場所 | 京都府城陽市中山 |
日程 | 2023年は2月25日(土)から3月12日(日)にかけて開催 |
時間 | 10:00~15:00 |
料金 | 無料 |
梅の木 | 10000本 |
梅まつり開催初日はオープニングセレモニーが開かれ、お茶の振る舞いや各演奏会などのイベントもあります。
また、開催期間中には舞踊、コンサート、紙芝居、スタンプラリーなどのイベントの開催や軽食の販売も行われます。
青谷梅林梅まつり始まりました!のっティもPRがんばっています。雨が降らないうちにぜひお越しください。(のっティスタッフ) pic.twitter.com/39auDBNkM0
— のっティ (@notty_nonoichi) March 10, 2019
また、期間中は、売店販売もあるので、観梅をしながら梅の特産品を購入するのもいいですね。
城陽市、青谷梅林の梅まつりに行ってきました〜。いい天気で気持ちよかった! pic.twitter.com/cj1X7NmHgI
— ながりこ (@ngricooo) March 12, 2016
青谷梅林梅まつりの基本情報
時間 | 24時間営業
※梅まつりや売店などは、10:00~15:00 |
料金 | 入場無料 |
住所 | 京都府城陽市中山 |
お問い合わせ | 観光協会TEL:0774-56-4029
農政課TEL:0774-56-4005 |
公式サイト | https://xn--6oqz6c35b6zh48ipn2e0ys.jp/kankou/bairin.html |
青谷梅林のアクセス
~公共交通機関の場合~
近鉄新田辺駅より京都京阪バスで約15分(「多賀口」にて下車)
JR奈良線・山城青谷駅より徒歩20分
~お車の場合~
京奈和道城陽ICから国道24号経由で5km15分
尚、観梅の時期は周辺が混雑するため、公共交通機関の利用が推奨されています。
青谷梅林梅まつりの駐車場
青谷梅林に駐車場は隣接されていないようです。
そのため最寄りの駐車場をご自身で確保するか、公共交通機関を利用しましょう。
無料駐車場
無料駐車場はありません。
有料駐車場(※梅祭り期間中の臨時駐車場)
駐車場名 | 青谷梅林臨時駐車場(南城陽中学校前) |
住所 | 京都府城陽市観音堂巽畑10付近 |
料金 | 1日1,000円 |
台数 | 約10台 |
会場までの距離 | 青谷梅林まで徒歩15分 |
駐車場名 | 臨時駐車場 |
住所 | 京都府城陽市中山(青谷梅林周辺) |
料金 | 普通車1,000円、バイク200円 |
台数 | 約140台 |
会場までの距離 | 徒歩すぐ |
青谷梅林梅まつりの混雑は?
毎年、青谷梅林梅まつり期間中の日曜日と祝日はイベントが開催されているため、その時などは混雑が予想されています。
青谷梅林周辺は道路も狭いため、特に休日は渋滞します。
そのため時間に余裕を持った行動をし、観梅の時期はできるだけ公共交通機関での来場がよいでしょう。
青谷梅林から近い梅や桜のスポットは?
青谷梅林からほど近い「桜づつみ寺田緑地」は、桜のスポットとして人気です。
ここではソメイヨシノの桜を観賞することができます。
川沿いの桜並木が桜のトンネルとなり、とても華やかで素敵ですよ。
木津川沿いの遊歩道に咲く桜は、ベンチなどもあるためゆっくりと散策することができます。
近鉄寺田駅より徒歩15分の距離にあるため、一緒に訪れるのもよいでしょう。
ただし、こちらの桜の見ごろは4月上旬から中旬頃のため観梅とセットで訪れると、まだ蕾の時期ですので気をつけて下さいね。
梅や桜とは少し異なりますが、城陽市から木津川市まで続く古道の「山城古道」も風情があっておすすめです。
全長25kmの古道には、竹や新緑が生い茂り、古きよき時代を思い出させてくれます。
まるでタイムスリップしたような気持ちにもなれるため、散策として訪れるのもよいでしょう。
京都の梅が美しいおすすめスポット
まとめ
白梅が一面に広がる青谷梅林は、春になると辺り一面に約10,000本もの梅が咲き乱れます。
その美しさと甘酸っぱい梅の香りは豊かで、毎年多くの方に愛されている梅の名所です。
梅の見頃時期には梅まつりが開催され、梅を使った特産品の販売やセレモニーなどがあり、大変賑わいます。
もともと青谷梅林の梅は、梅酒や製菓としても重宝されており、その歴史は江戸から続くほどなんです。
今年の春はぜひ青谷梅林を訪れて梅を愛でながら、梅酒や梅の特産品を購入してみてはいかがでしょうか?