豊国神社は豊臣秀吉を御祭神として祀る神社で、1599年に創建されました。豊臣家の滅亡と共に一時期は廃祀されましたが、1973年に再興されたという歴史を持ちます。
ただ、豊国神社は京都市内にある神社の中では境内が広くはありません。そのため初詣の時でも屋台の出店はなく、初詣スポットとしては比較的穴場といえます。
この記事では豊国神社に初詣に訪れるときの参考になる情報をまとめました。
豊国神社初詣2025の混雑状況
豊国神社には例年多くの人が初詣に訪れますが、境内が混雑するほどの人出にはなりません。
それでも時間帯によっては混みあうことがあるため、ここからは豊国神社の混雑状況についてまとめていきます。
混雑する時間帯
やはり12月31日から1月1日にかけての2年詣りは比較的混雑する傾向があります。ですが人混みで身動きが取れないというような混雑はありません。
長くても30分程度待てば本殿での参拝ができます。
1月1日~3日の混雑状況
1月1日から3日にかけても大きな混雑は起こりにくく、昼頃に少し混雑する程度になります。
お正月すぎの混雑状況
4日を過ぎれば一日を通して混みあうことは少なく、スムーズに参拝できることがほとんどです。
どうしても混雑を避けたいという人は、4日以降に参拝することをおすすめします。
豊国神社初詣2025の参拝時間のおすすめは?
三が日に豊国神社に参拝するなら、早朝から午前10時まで、午後なら4時過ぎからはほとんど混雑が見られません。
午前9時から午後4時30分までは宝物館も見学できるため、午前9時過ぎに訪れて宝物館も一緒に見学するのもおすすめです。
豊国神社初詣のおすすめのポイント2選
それぞれ詳しくご紹介していきます。
唐門
豊国神社には国宝に登録されている唐門があります。
通常は唐門をくぐることはできませんが、三が日の間だけは日中に限り唐門をくぐり本殿に参拝することができます。
初詣の時だけの特別な体験となるため、豊国神社に初詣に訪れた場合にはぜひ唐門をくぐってみてください。
絢爛豪華な唐門は、伏見城の遺構と伝えたられるもので、派手好きであったとされる豊臣秀吉らしい絢爛豪華な門ですよ。
千成瓢箪
千成瓢箪といえば、戦国時代の豊臣秀吉の馬印として使われていたことで有名です。
瓢箪の形が末広がりであることから縁起物とされていますが、さらに秀吉がっ戦勝するたびに瓢箪の数を増やしていったことから、千成瓢箪は立身出世の縁起物とされています。
豊国神社にはこの瓢箪のモチーフが様々な場所にあります。
初詣期間中でも比較的空いている豊国神社だからこそ、境内のどこに瓢箪があるのか探してみるのも楽しいですよ。
豊国神社初詣2025の屋台情報
豊国神社では例年残念ながら屋台が出店するという情報はないようです。
京都市内にある神社の中では比較的こじんまりとしており、境内に出店できるような広さがないことも影響しているのかもしれませんね。
別記事では屋台が多い神社も紹介していますので参考にしてくださいね!
豊国神社の詳細
例年の人出 | さほど混みあわない程度 |
御神徳 | 出世開運、厄除招福、良縁成就、商売繁昌 など |
アクセス | ・京阪電車「七条」駅から徒歩約8分
・市バス「博物館・三十三間堂前」バス停から徒歩約5分 |
公式HP | http://www.kyoto-16sha.jp/toyokunijinja/ |
豊国神社初詣の駐車場
初詣時に利用できる豊国神社周辺の駐車場についてまとめます。
無料駐車場
豊国神社には無料駐車場が15台分あります。
時間帯によっては満車になることがあるため、むりょう駐車場が空いていないときには近隣の有料駐車場の利用を検討してください。
有料駐車場
駐車場名 | タイムズ本町五条 |
住所 | 都市東山区伏見街道筋五条上る金屋町549 |
料金 | 月曜日~金曜日 30分毎220円 昼間最大料金1,540円
土・日・祝 20分毎220円 昼間最大料金3,080円 ※朝7時から夜10時までの料金です。 |
台数 | 6台 |
会場までの距離 | 徒歩約6分 |
豊国神社から近い初詣スポットは?
豊国神社から近い初詣スポットとしては、安井金毘羅宮や八坂神社があります。安井金毘羅宮は徒歩約20分、八坂神社は徒歩約25分で到着します。
安井金毘羅宮は最強の縁切り神社として知られていますが、これは「悪縁を切り良縁を結ぶ」という意味で初詣にもおすすめです。
八坂神社は例年約250万人が訪れるといわれる京都でも非常に人気が高い初詣スポットです。八坂神社では屋台も沢山出店するため、豊国神社では難しい屋台グルメめぐりも楽しめますよ。
八坂神社の屋台には物珍しいものもあるので、ぜひ豊国神社と合わせて参拝してください。
まとめ
豊国神社は創建後一度廃祀された歴史を持つ神社ですが、その後再建され煌びやかな唐門など国宝や重要文化財に指定された建物も数多くあります。
初詣に訪れる人は京都市内にある神社の中では少なめなので、お正月でもゆっくりと参拝できる神社です。
落ち着いた雰囲気での初詣を希望する人にはぴったりな神社といえるでしょう。
唐門は三が日の日中だけ特別にくぐることができるので、せっかくの機会なので唐門をくぐって本殿を参拝してみてくださいね。