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京都駅南側が怖すぎる3つの理由!駅周辺の再開発の真相とは?

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日本が誇る観光都市、京都。

千年の都には華やかなイメージを抱かれる方も多いかと思いますが、歴史ある街ゆえ闇の部分もまた多いものです。

 

今回は中でも有名な「京都駅の南側は怖すぎる」という噂があるのは以下の3つが理由です。

  • 治安が悪い
  • 廃墟が多い
  • 闇商売の噂

 

京都に遊びに来るのであれば神社仏閣だけではなく、様々な歴史を感じるのもまた一興。

この記事を読めば京都の新しい楽しみ方も見つけられますよ!

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京都駅南側が怖すぎる3つの理由

さて、さっそくですが京都駅の南側が怖いとされる理由を説明していきたいと思います。

最初に言っておきますが心霊的なものではありません。

 

神社仏閣が多く、陰陽師などのイメージが強いため「心霊スポットとして怖いのでは?」と思われることもありますが、京都駅の南側が怖いのはれっきとした人間の怖さと言えます。

 

治安が悪い

京都駅を堺に以南が京都市南区になりますが、南区は犯罪件数が京都市内の区で見ると4番目に多い地域。

人口あたりの発生件数で見ても全国平均を大きく上回ります

 

ちなみに南区よりも上位に来る中京区、東山区、下京区はいわゆる京都の中枢で繁華街や観光スポットが多く、そうした街は必然的に犯罪件数も増えます。

 

南区の犯罪件数は上から4番目と書くと「大したことないんじゃないか?」と思われそうですが、目立った観光スポットもない南区がそれらの区に次いで犯罪件数が多いと書くと、また違った印象になるのではないでしょうか?

 

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廃墟が多い

京都駅南側に広がる東九条という地域には廃墟が多く存在します。

老朽化が原因で捨てられた建物や不法に、占拠されたバラックの名残など大小様々な廃墟。

 

当然それらの周辺は昼間でも暗い雰囲気が漂います。

 

こうした廃墟は、人の目が届かないためあらゆる犯罪の温床になるというイメージが強く、治安の悪化につながっていると考えられているのです。

 

闇商売の噂

このほかにも京都駅南側では違法風俗や援助交際、麻薬の売買などが横行している、とネットでは噂されています。

しかし、私自身も京都駅の南側にはよく訪れますが、こうした噂は耳にしたことはありません。

 

ただ、内容が内容なため密かに行われている可能性も考えられます。

 

また、「こうした噂が流れてもおかしくない地域ではあるな」というのが正直な感想です。

 

「夜に1人で出向いてはいけない」といわれる理由は、こうした怖さがあるゆえですね。

 

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京都駅南側のコリアンタウン

京都駅の南口を出て徒歩十分の距離にある東九条、通称「トンク」は京都でも有数のコリアンタウンとしての顔を持った街です。

 

映画「パッチギ」の舞台になったことでも有名なトンクですが、ほんの十数年前まで不法占拠のバラックが立ち並び、明らかに街の雰囲気がほかとは違いました。

 

京都駅という玄関口の目と鼻の先に、こうした世界が広がる光景はまさに異質。

京都の闇を感じる部分と長らく言われていました。

 

トンクの北の崇仁地区

トンクの北には崇仁という地区がありますが、京都市内では特別なエリアと言われてきました。

 

ここには在日韓国人が多く住んでおり、普通とは違う職業に就いている人もたくさんいます。

この地区は、京都市の他の地域とは異なる独自の特徴を持っていると言われています。

 

過去に朝鮮半島から多くの韓国人が日本にやって来たことが影響して、この地区には韓国人が多く住んでいます。

 

在日韓国人には人気のある地区ですが、他の地域の人たちとの交流はそれほど盛んではありませんでした。

 

また、団地や公園などが老朽化しているため、少し危険だと見なされることもあったんです。

 

20年ほど前までは、JRで山科方面から京都駅に向かうと車窓から見える景色からでもはっきりと分かるほど京都駅南側に広がるトンクの町並みは異質でした。

 

現在の東九条は?

そんな東九条、トンクですが2000年代に入り区画整備がなされ、見違えるほどきれいな町並みになりました。

 

当時は不法占拠のため住所がなく0番地と呼ばれた地域も、今では40番地という番地が割り振られています。

 

ぱっと見た感じは1地方都市の普通の町並み。

区画整備の煽りを受けて空き地が少し目立つといった様子です。

 

ただし、やはり河原町通から東に入るとまだまだバラック小屋の名残をちらほらと見かけます。

 

前述の通り廃墟があったり、落書きが多く見られたりと治安の悪さはまだまだ感じられます。

 

京都駅の北側が華やかな分、どうしても暗い雰囲気を感じずにはいられないのが現状です。

 

トンクから目と鼻の先にある京都駅の南口も10年ほど前に大規模な改修が行われ、きらびやかな駅前ロータリーになりました。

 

トンクを歩けばそこかしこにハングルを見かけられますので、コリアンタウンとしてやはり異質な町という印象は健在ですね。

 

ギャップが大きく、地元民でなければ「怖い」と感じてもおかしくはありません。

 

しかし先述のとおり、映画パッチギのロケにも使われた町なので、映画ファンによる聖地巡礼としてにわかに観光スポットと化しています。

 

なんと言っても京都駅から徒歩10分でたどり着けるロケーションですので、気軽に訪れることができるのが人気の秘訣。

 

また、コリアンタウンということでトンクには韓国料理のお店が多数並んでいます。

 

最近は韓国グルメがブームにもなっていますので、本格韓国料理が味わえるスポットとして評価されているという面もあります。

 

町を歩けば焼き肉の香りが漂いなんとも食欲が刺激されます。

 

ほかにも生食パンの店やカフェなど、若者に人気のお店なども少しずつ増えていて段々と活気付いてきています。

 

神社仏閣を巡るいわゆる「京都旅」という観光だけでなく、こうしたアンダーグラウンドを感じられるスポットとして外国人を含む観光客が多く訪れる町、それが現在の東九条です。

 

京都駅南側の再開発の真相とは?

トンクの北側にある崇仁地区は京都市立芸術大学が移転し、学生の町として生まれ変わりました。

大学周辺は見違えるほどきれいに整備され、一気に明るく華やかな雰囲気に。

 

また、大学の移転に合わせて、「崇仁新町」と名付けられた新しい飲食店エリアも誕生しました。

ここは特に若者や学生に人気があり、地区の雰囲気を一新させています。

 

崇仁地区のマンションは、この変化により人気を集めており、京都駅からのアクセスの良さや多くの飲食店があることが住みやすさのポイントとなっています。

 

かつては在日韓国人が多く住む地域として知られ、少し異なる印象を持たれていた崇仁地区ですが、今では若者に人気のエリアに変貌を遂げています。

 

その結果、地区内のマンションも高い人気を誇っています。

 

そして南側のトンクも再開発が噂されております。

こちらは大学と違いホテルの建設ラッシュ。

 

数年前から始まったインバウンド需要で京都は外国人観光客が大幅に増えました。

そのため京都駅から徒歩で行ける場所である東九条に、ホテル業界が目を付けた形になります。

 

もう既にたくさんのホテルが建てられましたが、まだまだこのホテル建設ラッシュは続きそうです。

ホテルが立ち並ぶことで、夜でも明るい東九条の光景が見られることになりそうです。

 

またさらに東九条の私有地の有効活用を京都市が公募し、世界的クリエイター集団である「チームラボ」が名乗りを上げ、デジタルアートを楽しめるミュージアムやカフェの設置が構想されています。

 

このミュージアムやカフェの複合施設は2024年度に完成予定です。

 

かつて近寄ってはいけないと言われていた東九条でしたが、若者が集まる賑やかで華やかな町に生まれ変わろうとしているんです。

 

まとめ

今回は華やかな都、京都が抱える闇の部分、アンダーグラウンドな京都駅の南側についていろいろとまとめてみました。

 

「近づいてはいけない」と言われていたのも今は昔。

大学が移転し、ホテルが立ち並び、京都駅の南側もずいぶんと様変わりしました。

 

それでもまだアンダーグラウンドの名残は感じられるため、ちょっとした非日常を味わうにはぴったりの観光スポットなのかもしれません。

 

何はともあれ、そんな京都駅の南側も含めて楽しんでいただきたいのが京都在住の者としての意見になります。

 

これからもどんどん再開発されていく京都駅の南側。

今のうちに一度訪れてみるのもありかもしれません。

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