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宇治川の鵜飼2024の日程と概要!女性の鵜匠のことも徹底解説

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お茶や平等院鳳凰堂など和の文化を満喫できる宇治市では、夏に名物である鵜飼が見られることでも有名です。

 

宇治を代表する夏の風物詩、それが宇治川の鵜飼なのです。

 

市内を流れる雄大な宇治川で行われる鵜飼は、全国からも見に来る人がたくさんいる人気のイベント。

 

今回はそんな宇治川の鵜飼について、予約方法から見どころまで徹底的に解説していきます。

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宇治川の鵜飼2024の日程と概要

開催日 2024年7月1日(月)から9月30日(月)
住所 京都府宇治市宇治塔川13
アクセス JR奈良線・京阪宇治線 宇治駅下車後徒歩約10分
お問い合わせ 公益社団法人・宇治市観光協会(0774-23-3334)

宇治川観光通船(TEL:0774-21-2328/FAX:0774-21-2447)
※貸切船は予約が必要になります。

 

宇治川の鵜飼といえば伝統的な装束の鵜匠の熟練した巧みな技と、鵜が次から次へと魚を捕る様子を、間近で見ることができる臨場感あふれるイベントです。

 

水舟先のかがり火が水面に反射する様や、日が暮れていく宇治川の光景など美しく幻想的な雰囲気を存分に堪能出来ます。

 

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宇治川の鵜飼の料金や予約について

次に紹介するのはそんな宇治川の鵜飼の予約方法や料金についてです。

 

舟の上から宇治川の鵜飼を見る方法は2つあります。

1つは乗合船、もう1つが貸切船になります。

 

乗合船

まずは乗合船からご説明します。

こちらは当日受付のみとなっており、予約は出来ません。

 

受付は定員に達し次第終了となりますので、必ずしもご希望の時間に乗れるとは限りませんのでご注意ください。

 

7月〜8月の期間

受付開始 17時頃〜
乗船 18時30分頃〜
出船 19時頃〜
鵜飼終了 20時頃

 

9月の期間

受付開始 17時頃〜
乗船 18時頃〜
出船 18時30分頃〜
鵜飼終了 19時30分頃

 

料金は大人が2300円、小学生が1200円となっており、どちらも税込み価格となっております。

 

貸切船

続きまして貸切船のご紹介になります。

貸切船は10人乗り、15人乗り、20人乗りの3種類あり、10人乗りが3万円、15人乗りが4万5千円、20人乗りが6万円。

すべて税込み価格となっております。

 

貸切船に関しては乗合船とは違い予約が必要になります。

予約の際は宇治川観光通船(0774-21-2328)までご連絡してください。

 

宇治川の鵜飼の見どころ

宇治川での鵜飼いは、その壮大な風景だけでなく、特に二人の女性鵜匠が活躍している点で非常に注目されています。

 

彼女たちは伝統的な衣装をまとい、何世紀にもわたって受け継がれた巧みな技術で魚を捕捉します。

 

これらの女性鵜匠は、この伝統ある漁法を実践する数少ない人々の一部であり、その技術は観光客にとって見応えのある光景を提供します。

 

鵜飼いが行われるのは、夕暮れ時で、19時に出船し、鵜と共に川を進む船は川面に映る夕日と船先のかがり火に照らされ、まるで平安時代にタイムスリップしたかのような幻想的な雰囲気を演出します。

 

この時、かがり火の灯りは水面に反射し、周囲の自然と調和して神秘的なシーンを創り出します。

 

 

特に注目されるのは、「うみうのウッティー」と名付けられた海鵜で、これは国内で初めて人工ふ化によって育てられた鵜です。

この名前は公募によって決定され、宇治川の鵜飼いに新たな歴史的章を加えました。

 

船は川の中央でアンカーを下ろし、固定された位置から鵜が水中に潜り、熟練した技で魚を捕まえる様子が見られます。

 

その間、他の小舟が周囲を行き来することにより、観客はどの位置からでも迫力ある鵜飼いを間近で体験することができます。

 

船上では、提灯が夜の空間をロマンチックに照らし出し、観光客にとって忘れられない夜を演出します。

 

週末には観光客が多く訪れるため、混雑を避けて穏やかに鵜飼いを楽しむためにも、事前にチケットを購入することが推奨されます。

 

写真撮影においては、近景では広角レンズを使用して広範囲を捉え、遠景では望遠レンズを使用して詳細をクリアに捉えます。

 

夜間撮影では光量の多いレンズが求められ、鵜の迅速な動きを捉えるためには高速シャッターが不可欠です。

 

このようにして宇治川の鵜飼いは、京都の夏を象徴する風物詩として、多くの訪れる人々に新しい体験と感動を提供しています。

 

その歴史的背景と壮大な景色を背景に、一度は体験してみる価値のある伝統行事です。

 

宇治川の鵜飼の歴史

宇治川の鵜飼は、その歴史が古く、なんと平安時代にはすでに行われていたと言われております。

 

天禄2年(971)に奈良にある長谷寺に参詣した藤原の道綱の母君は、その道すがらに宇治を過ぎた際、川岸から鵜飼を見物したとされています。

 

彼女が残した「蜻蛉日記」には、川幅一杯に数え切れないほどの鵜舟が出航し、それぞれの船首にかがり火を焚き舟べりを叩き、夜通し鮎を捕りつづけているという様子が、興味深く書き留められているのです。

 

当時は、宇治川の風物詩でもある氷魚を捕る網代と共に、大変盛んに行われていたのが宇治川の鵜飼なのです。

 

平安時代も後期にもなると仏教の教えが広がり、その影響で次第に宇治川でも殺生が戒められるようになりました。

 

西大寺の僧、叡尊は、宇治川における殺生の全面的禁止、つまり禁断を命じる太政官符により、浮島に漁具・漁舟を埋め、日本最大の十三重石塔を建立し魚霊を供養しました。

そして宇治橋の再興を行いました。

 

その後は平安貴族の衰微とともに、宇治川の鵜飼も衰退していったそうです。

 

現在の鵜飼は、大正15年に再興したもので、それ以来、今ではすっかり宇治の夏の風物詩となっています。

 

まとめ

暑い夏、宇治川で涼を感じながら見る鵜飼は非常に満足度の高いイベント。

 

周辺には様々な観光スポットも点在していますので、鵜飼までの時間もしっかり潰すことができます。

 

京都観光といえばやはり京都市が強いですが、宇治市もまた魅力あふれる素敵な街なのです。

 

今年の夏はそんな宇治へぜひ遊びに来てください。

宇治川の鵜飼、一度体験したらハマること間違いなしです。

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