南禅寺といえば有名な観光スポットですが、初詣の期間中は比較的人出が落ち着いており、ゆっくりと参拝できる穴場スポットです。
人気の水路橋付近や三門付近でも人が入り込まない写真が撮れる時間帯もあります。
屋台の出店情報は残念ながらありませんが、南禅寺近くにはお店も多いので初詣で冷えた身体を湯豆腐で温めることが可能です。
この記事では南禅寺に初詣に訪れるときの参考になる情報をまとめました。
南禅寺初詣2024の混雑状況
南禅寺の初詣は混雑するという情報はありませんが、注意すべき点がいくつかあります。
ここからは注意点を含め混雑状況をまとめます。
混雑する時間帯
南禅寺は臨済宗の大本山なので、12月31日には除夜の鐘が撞けるのではと思う人がいるかもしれません。
例年12月28日から31日の期間は一般の拝観は休止(境内の散策は可能)となりますが、12月1日から方丈庭園で配布される整理券があれば、除夜の鐘を撞くことが可能です。
ただ2023年12月31日の除夜の鐘の整理券配布の情報が南禅寺の公式サイトにも記載がないことから、2023年の除夜の鐘を撞くことは難しそうです。
仮に除夜の鐘が撞ける場合でも、整理券が必要なので大混雑することはありません。
1月1日~3日の混雑状況
1月1日から南禅寺は通常通り午前8時40分から午後4時30分まで参拝が可能です。
ただ2023年12月4日から2025年にかけて南禅院は屋根葺き替えが実施されているため拝観停止となっています。
このような理由もあり例年よりも南禅寺に初詣に来る人は少なくなる可能性があります。
お正月すぎの混雑状況
もともと人気観光スポットでもある南禅寺は、お正月すぎると少しずつ人出が増えてきます。
ただ冬の京都は比較的人出が少ない時期にはなるため、お正月過ぎでも落ち着いた雰囲気で初詣が可能です。
南禅寺初詣2024の参拝時間のおすすめは?
寒さが厳しい京都では、日差しが届く日中が寺院の散策には向いている時間帯です。
初詣時の南禅寺は混雑を気にする必要がないため、やはり過ごしやすい日中に訪れるのがおすすめです。
南禅寺初詣のおすすめのポイント3選
それぞれ詳しくご紹介していきます。
水路橋
南禅寺の境内には寺院の中とは思えないような西洋レトロな雰囲気が味わえるエリアがあります。
それは琵琶湖疎水が通る水路橋付近です。
赤レンガ造りの水路峡橋は、ドラマのロケ地としてもよく知られる場所で「映える」写真が撮れるためフォトスポットとしても人気です。
初詣時期は人が少ないため、この水路橋付近でも人が映り込まない写真が撮れますよ。
三門
南禅寺に入るとすぐにある大きな建物が「三門」です。
天下竜門ともよばれているこの三門は、国の重要文化財に登録されています。
南禅寺の山門は日本三大門の1つに数えられている建物で、歌舞伎「楼門五三桐」で石川五右衛門が「絶景かな」というセリフを口上する舞台として有名です。
この三門も初詣期間中なら人が入り込まない写真が撮れるチャンスが多くなりますよ。
庭園
南禅寺の方丈庭園は有名な作庭師小堀遠州によるもので、江戸時代初期に作られた枯山水庭園です。
仏教の世界観を表現した方丈庭園は別名「虎の子渡し」とも呼ばれています。
また方丈庭園以外にも「如心庭」と呼ばれる小方丈庭園や、六道輪廻の戒めの庭といわれている「六道庭」など多数の庭園があります。
南禅寺初詣2024の屋台情報
広い境内を持つ南禅寺ですが、寺院ということもあり屋台の出店はありません。
南禅寺の詳細
例年の人出 | 人出についての情報が出ないほど混雑は見込まれない |
御利益 | 願望成就 など |
アクセス | ・市バス「東天皇町」バス停または「南禅寺・永観堂道」バス停から徒歩約10分
・京都市営地下鉄「蹴上」駅から徒歩約6分 |
公式HP | https://www.nanzenji.or.jp/ |
南禅寺初詣の駐車場
初詣時に利用できる南禅寺周辺の駐車場についてまとめます。
無料駐車場
南禅寺には残念ながら無料駐車場はありません。
有料駐車場
駐車場名 | 南禅寺第1駐車場 |
住所 | 京都市左京区南禅寺福地町 |
料金 | 2時間以内1,000円 以後1時間ごと500円 |
台数 | 50台 |
会場までの距離 | 徒歩約1分 |
南禅寺から近い初詣スポットは?
南禅寺から近い初詣スポットの1つが平安神宮です。
平安京遷都1,100年を記念して創建された神社で、京都の神社なのかでは比較的歴史が浅い神社です。
初詣スポットとしては非常に人気が高く、初詣期間中には境内周辺に約100件の屋台が並び、約50万人が初詣にきます。
歩いても20分程で到着するので、散歩がてら平安神宮と南禅寺の両方を参拝する人は多いですよ。
まとめ
臨済宗の大本山である南禅寺ですが、2023年12月28日から12月31日にかけては一般の人の拝観が休止となるため、年末の混雑はありません。
また2023年12月4日から南禅院の屋根の葺き替え工事が始まっているため、南禅院の拝観も停止となっています。
このような事情から、例年初詣に来る人は少ないのですがより減る可能性もあります。
通常期間は人気観光スポットで人が入り込まない写真が撮りにくい南禅寺ですが、初詣期間中は人気の神社に人が集まるためか、普段は難しい無人の風景写真が撮れるチャンスが多くなります。
琵琶湖疎水の水路橋や、三門の写真を撮りたいといった人にはおすすめですよ。