新熊野神社(いまくまのじんじゃ)は1160年に建立された歴史ある神社ですが、規模は小さく初詣も混雑しにくい神社です。
境内には本殿の他に若宮社、上之社、中之社、下之社という5つのお宮があり、13柱の御祭神が祀られています。
様々な御神徳がある中でも、お腹の神様としてよく知られています。
初詣期間中に屋台は残念ながら出店するという情報がありません。
この記事では新熊野神社に初詣に訪れるときの参考になる情報をまとめました。
新熊野神社初詣2024の混雑状況
今熊野神社は例年初詣に訪れる人は多くいますが、混雑するほどの人出にはなりません。
混雑する時間帯
12月31日は午後6時から大祓式がありますが、時間帯が深夜にはならないため大きな混雑が発生することはありません。
年越しの参拝は多少並ぶことがありますが、人混みが激しいほどにはなりません。
1月1日~3日の混雑状況
新熊野神社では、新年祈願祭が1月1日の午前9時から実施されますが、混雑がひどくなるということはないようです。
また1月1日から3日にかけても身動きが取れないような混雑が発生することはありません。
ゆっくりと初詣したいという人にはぴったりです。
お正月すぎの混雑状況
比較的京都駅から近い新熊野神社ですが、お正月を過ぎも人出が増え混雑することはほとんどありません。
落ち着いた雰囲気で参拝できる神社です。
新熊野神社初詣2024の参拝時間のおすすめは?
京都の冬は非常に冷え込むため、混雑しにくい新熊野神社に参拝するなら日中の暖かい時間帯がおすすめです。
他の神社が混雑する時間帯に、比較的落ち着いている新熊野神社を参拝してはいかがでしょうか。
新熊野神社初詣のおすすめのポイント3選
それぞれ詳しくご紹介します。
御神鳥
新熊野神社は熊野神社系列の神社で、熊野神の化身「八咫烏」を御神鳥としています。
八咫烏はサッカーファンの方なら日本サッカー協会のシンボルマークとなっていることはご存知かと思います。
実はこの八咫烏は勝利や幸運へと導いてくれるといわれており、年明けに負けられない勝負や幸運を願いたいという人にはぴったりの御神鳥といえるでしょう。
本殿
神社の本殿はどこも似たような造りになっていると思うかもしれませんが、よくみるといくつかの建築様式に分かれます。
新熊野神社は「熊野造り」という方式で、熊野本宮大社の証誠殿と同じ造りとなっています。
熊野造りといわれるように、他の神社では見られない希少な建築様式で作られています。
また熊野本宮大社にある証誠殿よりも今熊野神社の本殿の方が歴史があるそうですよ。
影向の大樟
新熊野神社にある大樟は、樹齢900年と推定される老木です。
御神木である本殿左右にある梛の木とは別に「影向の大樟」として信仰されているといいます。
影向というのは神仏が現れるという意味を持つ言葉で、新熊野神社の大樟には熊野の神や
樟龍弁財天の化身とされています。
健康長寿をはじめ、病魔退散やお腹の神様としても多くの人が参拝しています。
新熊野神社初詣2024の屋台情報
新熊野神社は広い境内を持つ神社ではないためか、初詣期間中でも屋台が出店することは残念ながらありません。
新熊野神社の詳細
例年の人出 | 人出の情報はなし |
御神徳 | 健康長寿、病魔退散、縁結び、交通安全、芸能上達、安産 など |
アクセス | ・市バス「今熊野」バス停から徒歩約3分 |
公式HP | http://imakumanojinja.or.jp/ |
新熊野神社初詣の駐車場
初詣時に利用できる新熊野神社周辺の駐車場についてまとめます。
無料駐車場
新熊野神社の境内には約10台分の無料駐車場があります。
ただ初詣期間中は満車になることもあるため、満車の際には少し時間を変えて訪れることをおすすめします。
有料駐車場
駐車場名 | キョウテク 泉涌寺2パーキング |
住所 | 京都府京都市東山区今熊野椥ノ森町11-38 |
料金 | 午前9時から午後9時 40分毎100円 最大1,300円
午後9時から午前9時 60分毎100円 最大 300円 |
台数 | 6台 |
会場までの距離 | 徒歩約1分 |
新熊野神社から近い初詣スポットは?
新熊野神社に近い初詣スポットとしては三十三間堂や智積院があります。
三十三間堂は1,001体の千手観音立像が並ぶことで知られている天台宗の寺院で、1月1日には「修正会」という法要が午前9時からあります。
また1月1日から3日にかけて参拝すると「開運の縁起物」がいただけますよ。
三十三間堂では除夜の鐘を撞くことができませんが、智積院では一般の人でも除夜の鐘が撞けます。
年越しの時間帯にはいくつかの法要があり、神社とは異なるお寺の初詣が体験できます。
まとめ
新熊野神社は熊野神社系列の神社で、初詣の事でもさほど混み合うことがない穴場的スポットとなります。
静かに初詣したいという人にはぴったりの神社といえるでしょう。
また健康長寿や病魔退散といった御神徳があることから、体調を崩しているという人にとっては参拝したい神社かもしれませんね。
御新鳥である八咫烏が勝利や幸運に導くといわれていますので、年明けに受験を控えている人にもおすすめです。