京都のクリスマスマーケット2025年完全ガイド！地元民が徹底解説

京都のクリスマスマーケットの2025年の情報、そろそろ気になってませんか？

「今年こそ行きたいけど、髙島屋の屋上ってどうなの？」「京丹波のマーケットも気になるけど、アクセスや駐車場が心配…」「伊勢丹の北欧屋台はいつから開催するんだろう？」など、冬が近づくにつれて、いろいろと知りたいことが出てくる時期ですよね。

京都のクリスマスイベントは、中心部で気軽に立ち寄れるものから、郊外で自然と一緒に楽しむもの、定番の梅小路公園や、本格的なドイツ式のものまで本当に色々あって、どこに行くか迷うのも楽しみの一つかなと思います。私自身、毎年どのマーケットに行こうかワクワクしながら情報を集めています。

この記事では、2025年の最新開催情報（すでに発表された確定情報）から、過去の実績に基づく定番イベントの開催予測、そしてマーケットと一緒に楽しみたいイルミネーションやディナー情報まで、地元民視点で詳しく、そして分かりやすくまとめてみました。しっかりチェックして、2025年の冬の京都を思いっきり楽しみましょう！

京都のクリスマスマーケット2025の開催情報

2025年の京都、クリスマスマーケットはどうなるんでしょうか？ 11月に入り、情報が少しずつ具体的になってきました。すでに「開催確定！」と公式に発表されている注目のイベントと、例年の人気ぶりから「今年もきっと開催されるはず！」と私が強く予測している定番イベントがあります。

どちらも京都のクリスマスを彩る大切なイベント。まずは2025年の開催が確定している、特に注目の2つのマーケットから詳しく紹介していきますね！

髙島屋の屋上マーケット

まずご紹介したいのが、京都市中心部でアクセス抜群、四条河原町にある京都髙島屋S.C.の「Christmas Rooftop Market 2025」です。

2025年10月14日に開催が発表されたばかりの、新しいクリスマスマーケットですね。場所はその名の通り、京都髙島屋S.C.の屋上（ルーフトップ）。あそこがどんな風に変わるのか、今からすごく楽しみです。

このマーケットの最大の特徴は、伝統的な物販（雑貨販売）がメインというより、「フード中心」であること。「行列のできる京都の人気飲食店」が屋台形式でたくさん出店するみたいなので、これはもう、美味しいもの好きにはたまらないイベントになりそうです。

「冬の夜空を彩る」がテーマということで、美しいイルミネーションもかなり期待できるんじゃないかなと思います。お買い物のついでに、あるいはこのマーケットを目当てに、気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントですね。

京丹波はいつ？自然の中の市場

もう一つ、2025年の開催が確定しているのが、京都市内から少し離れた京丹波町で開催される「KYOTAMBA CHRISTMAS MARKET 2025」です。

こちらは髙島屋の都会的なマーケットとは対照的に、京丹波町の豊かな自然の中で行われる、とても地域密着型のマーケットです。「冬にも京丹波町にきてほしい！」という、地元・京丹波町の皆さんの熱い想いから計画されたイベントだそうですよ。

焚き火やライブパフォーマンス、地元の食材を使ったキッチンカーの出店など、「身も心もあったかくなる」コンテンツが盛りだくさんとのこと。京都市内の洗練された雰囲気もいいですが、たまには自然の中で、焚き火にあたりながら過ごすクリスマスも本当に素敵かも、と思います。

京丹波へのアクセスと駐車場

「KYOTAMBA CHRISTMAS MARKET 2025」に行ってみようかな、と思った方が一番気になるのは、やっぱりアクセスですよね。京丹波町というと、京都市内からは少し距離がありますから。

まず、車でのアクセスは非常に便利です。京都縦貫自動車道の「丹波IC」から約5分という近さ。さらに、駐車場も550台利用可能とのことなので、車で行くのが断然おすすめです。これなら家族連れや友人同士でも気軽に行けそうです。

一方で、公共交通機関でのアクセスは、正直なところかなり難しいと言わざるを得ません。ここが一番の注意点です。

伊勢丹の北欧屋台はいつから

ここからは、まだ2025年の公式発表はないものの、過去の実績や周辺情報から「ほぼ開催されるだろう」と私が強く予測している定番イベントの紹介です。

その筆頭が、なんといっても京都駅直結のジェイアール京都伊勢丹で開催される「北欧屋台～クリスマスマーケット～」です！

毎年楽しみにしている方も多いんじゃないでしょうか。2024年は11月26日から12月25日まで、10階の催物場で開催されました。

2025年についても、ジェイアール京都伊勢丹は11月4日から12月25日まで全館で「ジェイアール京都伊勢丹のクリスマス 2025」のプロモーションを行うことが告知されています。この一大プロモーションの一環として、人気催事である「北欧屋台」が開催される可能性は非常に高いと私はにらんでいます。

雑貨もフードも！北欧の世界観

このイベントの魅力は、ムーミンやリサ・ラーソンといった北欧の人気キャラクターアイテムをはじめ、カラフルなファブリック、陶器、木製品など、見ているだけで楽しくなる雑貨が約1万5千点以上も集結すること。

さらに、雑貨だけでなく本格的な北欧フードが楽しめるのも最高なんですよね。2023年の実績では、「北欧フードマーケット」が併催され、イートインコーナーも登場しました。サーモンスープ（1430円）やミートボール（プレート1320円）、シナモンロール（605円）など…。今年もあの味が京都駅で楽しめるかと思うと、期待が高まります！

梅小路公園のマルシェ開催予測

ファミリーで楽しむなら、京都駅からも比較的近く、水族館や鉄道博物館もある「梅小路公園」のクリスマスイベントも外せません。

こちらも2025年の開催情報はまだ未定です。ただ、過去の実績を見ると、

• 2023年: 「京都梅小路公園クリスマスマーケット2023」（12月8日～10日）
• 2024年: 「京都 梅小路公園 クリスマスマルシェ2024」（12月14日～15日）

といった形で、例年12月中旬の週末（金土日または土日）に開催されています。この傾向から、2025年も12月13日(土)・14日(日)あたりが怪しいかな、と予測しています。

内容は、高さ3mのクリスマスツリーの設置、クリスマスグッズを取り扱うミニマーケット、そしてお子さんが喜ぶ「ふわふわのすべり台」など、ファミリーで気軽に立ち寄って楽しめるコンテンツが中心でした。梅小路公園は普段から見どころが多い場所ですよね。

ゲーテの本格ドイツマーケット

「どうせなら本格的なドイツのクリスマスマーケットの雰囲気を味わいたい！」という、本物志向の方には、ゲーテ・インスティトゥート（ドイツ文化センター）が主催する「WEIHNACHTSMARKT（ヴァイナハツマルクト）」がおすすめです。

こちらも2025年の開催は未定ですが、2024年は11月30日(土)の1日間限定という、かなり凝縮された形で開催されました。場所は鴨川のほとりにある「ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川」です。（出典：ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 公式サイト）

シュトレン（Stollen）、グリューワイン（ホットワイン）、焼きたてのソーセージなど、これぞドイツのクリスマス！というお菓子や料理が販売されます。それだけでなく、コンサートやワークショップ、ボードゲーム、無料抽選会なども行われる、文化的な側面が強いマーケットなのが特徴ですね。

京都のクリスマスマーケット2025と周辺情報

さて、マーケットで美味しいものを食べたり、可愛い雑貨を見たりするのもクリスマスの醍醐味ですが、それだけじゃもったいないですよね！ やっぱりクリスマスはキラキラしたイルミネーションや、いつもは行かないようなレストランでの特別なディナーも楽しみたいものです。京都のイルミネーション定番スポットもいくつかありますが、今回はマーケットと合わせてチェックしたい情報に絞って紹介します。

ここからは、クリスマスマーケットの検索者が同時に求めているであろう、「イルミネーション」「ディナー」「ケーキ」の2025年最新情報を紹介します。

京都駅周辺のイルミネーション

京都の玄関口である京都駅ビルは、イルミネーションの超定番スポットですね。伊勢丹の「北欧屋台」や梅小路公園のマーケットに行くなら、絶対にセットで訪れたい場所です。

大階段グラフィカルイルミネーションPlus

京都駅の象徴ともいえる、あの大階段を使った大規模なLEDイルミネーション「グラフィカルイルミネーションPlus」。迫力満点ですよね。

ただ、一つ知っておきたいのが、実は2025年12月1日～25日のクリスマス期間に特化した「クリスマス」演出のプログラムは、現時点の公式情報では確認できていないんです。

公式スケジュールを見ると、「紅葉」の演出が11月30日で終わり、クリスマス翌日の12月26日から「Winter season」（雪や雪の結晶がモチーフ）が始まるんです。 そのため、12月1日～25日のクリスマスど真ん中の期間中は、「旅する京都」「モダン花札」「welcome」といった「通年イルミネーション」が上映される可能性が高いかな、と予測しています。もちろん、これらも十分綺麗なんですけどね！

巨大クリスマスツリー（2025年予測）

「じゃあ京都駅のクリスマス感は薄いの？」というと、そんなことはありません。例年であれば、東広場や室町小路広場（大階段を登った先）に巨大なクリスマスツリーが設置されます！

こちらが実質的なクリスマスのメインスポットになるかなと思います。2025年の具体的な設置期間や場所に関する情報はまだ確認できていませんが、京都駅に行った際はぜひこのツリーを探してみてください！

亀岡や綾部のイルミネーション

京都市内から少し足を延ばしてみるのも、クリスマス体験としては非常におすすめです。郊外では、自然と融合した大規模なイルミネーションイベントが開催確定していますよ。

京都丹波KAMEOKA夢ナリエ 2025

亀岡市の「ききょうの里」で開催される、幻想的なイルミネーションです。ここの特徴は、なんといっても幻想的な竹林ライトアップとイルミネーションが融合していること。これは京都らしくて、他ではなかなか見られない光景だと思います。

• 開催期間: 2025年11月22日(土)～ 2025年12月25日(木)
• 点灯時間: 17:00 ～ 21:00（受付終了 20:30）
• 主な見どころ:
  • 5mのクリスマスツリー: 入口で来場者を迎えてくれます。
  • 100mの絵行灯の道: 子どもから大人まで様々な想いが描かれた手作りの行灯が、竹林へと続く道を幻想的に照らします。
  • メルヘンの国のイルミネーション: サンタクロースやスノーマンなど、クリスマスモチーフで装飾されたおとぎの世界エリア。
  • 平安女学院コラボイルミネーション: ペットボトルを再利用したブルーのツリーなど、エコで美しい展示も見どころです。

亀岡イルミネーション夢ナリエ2024!期間と見どころの地元民情報

京都府の亀岡市で開催される亀岡イルミネーション夢ナリエ。明智光秀ゆかりのお寺、谷性寺門前の庭園「ききょうの里」が竹林のライトアップなどで彩られます。幻想的なイルミネーションは「亀岡の冬の夜を彩る夢の国のイルミネーション」のキャッチフレーズ通...

kyoto-locals.com

綾部夢ライト2025

綾部市の「あやべグンゼスクエア」一帯が、色鮮やかなイルミネーションに包まれるイベントです。こちらの最大の魅力は、なんと入場無料であること！

• 開催期間: 2025年11月23日(日・祝)～ 2025年12月25日(木)
• 点灯時間: 17:00 ～ 21:00
• 関連イベント:
  • 点灯式（11月23日）: 点灯式とオープニングイベント。ツリー飾り付け、ミニコンサート、キッチンカーの出店があります。
  • クリスマスイベント（12月21日）: サンタからのプレゼント（先着300名）、限定スイーツの抽選会、キッチンカーの出店が予定されています。

特に12月21日のクリスマスイベントは、サンタさんからプレゼントがもらえる（！）みたいなので、お子さん連れには最高の思い出になるかもしれませんね。

北山で楽しむクリスマスディナー

「クリスマスはやっぱりロマンチックに過ごしたい」という方には、京都では「北山エリア」が鉄板です。教会や結婚式場が多く、京都北山のロマンチックディナーの定番エリアとしても知られています。

普段は結婚式でしか入れないような場所が、この時期限定で特別なクリスマスディナーを提供しています。2025年もすでに予約が始まっていますよ！

• 京都ノーザンチャーチ北山教会: 「2025年クリスマスディナー」の予約受付中です。日程は12月24日(水)・25日(木)の2日間限定。教会という神聖な空間でのディナー（大人 ¥18,000）は格別でしょうね。当日撮影した写真を台紙に入れてプレゼントしてくれる特典もあるみたいです。
• 北山ル・アンジェ教会: こちらも同様に「2025年クリスマスディナー」の予約が始まっています。こちらは12月20日(土)・21日(日)の日程が中心のようです。
• 北山モノリス: 「京都 北山モノリス×聖なる日を愉しむクリスマス2025」を提供。ディナーは（お1人様）¥15,500～で、プロポーズプランも用意されているそうです！特別な日を考えている方にはぴったりかもしれません。

ホテルのクリスマスケーキ予約情報

クリスマス体験を締めくくるのは、やっぱりケーキですよね！ 京都の各ホテルも、パティシエのこだわりが詰まったクリスマスケーキの予約をスタートしています。情報を見ているだけでも幸せな気分になります…。

ハイアット リージェンシー 京都

こちらは早くも2025年10月9日(木)より、クリスマスケーキおよびフェスティブスイーツの予約受付を開始しています。

• 京苺のクリスマスケーキ（直径 約15cm / 5,800円）: 京都・八幡の「渋谷農園」から厳選した京都産苺を使用した、王道のストロベリーショートケーキ。これは間違いない美味しさでしょうね。
• シャルロットフレーズ（直径 約15cm / 5,000円）: ビスキュイの内側に口溶けの良いクリームチーズムースと甘酸っぱいラズベリーのクレムーを合わせた、見た目も華やかなケーキです。
• 栗とバニラクリームのタルト（直径 約20cm / 5,800円）: 栗のコクとバニラクリームの優しい甘さが特徴のエレガントなタルト。少し大人なクリスマスに良いかも。

その他、丁寧に焼き上げるシュトーレンや、新年の伝統菓子であるガレット・デ・ロワも販売されるそうです。

京都BAL（フランズチョコレート）

オシャレなセレクトショップが集まる京都BALに入っている「フランズチョコレート」でも、「2025 Xmas Cake」の予約が2025年11月1日(土)より開始されます。

• 受取場所: 京都BAL店のみでの受け取りとなります（配送不可）。
• 注意点: 予約時点で限定数に達した場合、当日販売は行われない可能性があります。アルコール不使用、保存料不使用というのも嬉しいポイントですね。

他にも、ディナーが豪華な「ホテルオークラ京都」「ウェスティン都ホテル京都」「リーガロイヤルホテル京都」「長楽館」「ホテル日航プリンセス京都」などでも、素敵なクリスマスプランやケーキが用意されているはずです。ディナーと合わせてチェックしてみるのも良いかも、と思います。

最高の京都クリスマスマーケット2025体験まとめ

ここまで、京都のクリスマスマーケット2025に関する情報を、確定情報から予測、そして周辺のイルミネーションやディナーまで、詳しくまとめてきました。

2025年の京都は、

1. 中心部で「食」を楽しむ、髙島屋の「Christmas Rooftop Market 2025」
2. 郊外の自然の中で「体験」を楽しむ、京丹波の「KYOTAMBA CHRISTMAS MARKET 2025」

という、タイプの全く違う2つのマーケットの開催が確定しているのが大きな特徴ですね。

さらに、例年通りなら京都駅の伊勢丹で「北欧屋台」が、梅小路公園でファミリー向けの「マルシェ」が開催される可能性も高く、選択肢が豊富です。

どのマーケットに行くか決めたら、ぜひ周辺のイルミネーション（京都駅、亀岡、綾部など）や、特別なディナー、ケーキの予約も合わせて計画してみてください。マーケットとイルミ、ディナーとケーキ、というように組み合わせることで、クリスマスの満足度がぐっと上がるかなと思います。

この記事で紹介した情報は、2025年11月5日時点でのものです。特に開催期間や料金、予約状況、出店情報などは、これから変更になったり、新しい情報が追加されたりする可能性があります。

しっかり情報をチェックして、あなたにとって最高の京都クリスマスマーケット2025体験になりますように！