当サイトはプロモーションを含みます

六波羅蜜寺は怖いと言われる理由2選!見どころやおみくじ、ご利益など

スポンサーリンク

京都にある六波羅蜜寺は、古い歴史を持つ美しいお寺です。

 

しかし、このお寺にはちょっと不思議で気になる噂があるんです。

それは「六波羅蜜寺は怖い」というもの。

 

六波羅蜜寺が怖いと言われる理由は以下の2つです。

  • 六波羅蜜寺のある場所
  • みなとや幽霊子育飴本舗の言い伝え

 

実際に、このお寺に訪れてみたらどんな感じなのか、そして、「怖い」と言われる理由の詳細についてご紹介します。

スポンサーリンク

六波羅蜜寺は怖いと言われる理由2選

それぞれ詳しくご紹介します。

 

六波羅蜜寺のある場所

この六波羅蜜寺には、昔から伝わる特別な物語があるんです。

 

この地域は、かつて「死の六道」として知られていました。

この名前は、亡くなった人々を送り出す場所として使われていたことに由来します。

 

さらに、「六道の辻」という地名としても知られていて、そこは地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、冥界の6つの世界への通路とされていたと言われています。

 

多くの人々が、ここで愛する人と最後の別れを交わしていたんですよ。

 

昔のこの場所は、人骨が至るところにあったため「どくろ町」と呼ばれていました。

 

でも、この名前はちょっと不吉な響きがあるため、江戸時代の役人が似た音の「轆轤町」という名前に変えたんです。

 

「どくろ町」という名前を聞くと、確かに少し怖い感じがしますね。

 

でも、実際に六波羅蜜寺を訪れてみると、その印象は一変します。

鮮やかな本堂など、非常に明るく美しいお寺がそこにはあります。

 

お寺の中では、怖いという感じは全くなく、むしろ穏やかで心が落ち着く空間が広がっています。

訪れた方々は、安心してお参りをすることができます。

 

この素敵なお寺にぜひ足を運んでみてください。

きっと、新しい発見があるはずです。

 

みなとや幽霊子育飴本舗の言い伝え

京都の六波羅蜜寺の近くに、「みなとや幽霊子育飴本舗」という不思議なお話があるお店があります。

このお店は、ちょっと怖いけれど心温まる伝説で有名です。

 

この物語は1599年に始まります。毎晩、一人の女性がお店に来て飴を買っていました。店主はある日、お金を入れる箱の中に、お墓に供えるしきみの葉が入っているのを見つけます。不審に思った店主が女性の後を追うと、彼女は京都の鳥辺山にあるお墓に消えてしまったんです。そのお墓からは、赤ん坊の泣き声が聞こえたため、翌日に住職と一緒にお墓を掘ってみると、飴をくわえた赤ん坊が見つかりました。実はその女性は妊娠中に亡くなり、生まれた後の赤ん坊に飴を与えて育てていたのです。

 

この話から、「幽霊子育飴」という名前がつけられました。

 

 

今でも、そのお店には、しきみの葉が入った銭箱が残されています。

また、その赤ん坊はのちに僧侶となり、68歳まで生きたそうです。

 

この伝説を知ると、怖さよりも、亡くなった後も子どもを思う母親の深い愛情が伝わってきます。

そのため、この「幽霊子育飴」は、妊娠中や授乳中の方に特に愛されている飴なんですよ。

 

スポンサーリンク

六波羅密寺の見どころ

六波羅蜜寺は、たくさんの大切な文化の宝物を持っていて、創設者である空也上人の像や平清盛の首を埋めた場所など、歴史の雰囲気を味わえる展示がたくさんあります。

六波羅蜜寺を散歩する楽しさや魅力についてお話しします。

 

本堂

六波羅蜜寺には、鮮やかな赤色の本堂があり多くの人々が訪れます。

 

この本堂は1363年に修理され、1969年に再度修復されて、現在の姿を保っています。

中に入るときは、入口で靴を脱ぐ必要があります。

 

このお寺の敷地はそこまで広くはないのですが、本堂とその隣の宝物館には、10点以上の重要な文化財が収められています。

 

中でも本堂に安置されている「十一面観音立像」は国宝に指定されている貴重な仏像です。

 

 

宝物館は有料ですが、本堂への参拝は無料です。

 

本堂は南北朝時代に再建され、色彩豊かな塗装が施されています。

入口近くは階段になっていて、そこで座って本堂のデザインや境内を眺めるのも良いでしょう。

 

宝物館

本堂の隣には、写真撮影禁止の宝物館があります。

 

宝物館内には、「空也上人像」をはじめとする教科書にも掲載されるような貴重な宝物が展示されています。

 

 

重要文化財に指定された「平清盛座像」も、その静かなたたずまいが印象的です。

 

宝物館は敷地内では比較的人が少なく、10点以上の重要文化財をじっくり鑑賞することができます。

 

運慶・湛慶父子による銅像など、歴史愛好家や仏像ファンには特に魅力的な展示が多数あります。

 

一願石

六波羅蜜寺には、訪れる人々に人気のある特別な場所がいくつかあります。

 

敷地内には「一願石」と呼ばれる石があり、これは大きな弁財天像の隣に位置しています。

この石には、訪れた人の願いを一つだけ叶えてくれると言われています。

 

石の上部には回転する円盤状の石が取り付けられており、黄金色の文字を正面にして、3回回すと良いとされています。

 

その際、心の中で願い事を唱えると、一つだけ叶うと言われています。

実際に、多くの参拝客がこの一願石を回している姿を見ることができます。

 

撫で牛

本堂の前には、牛の形をした石像が置かれています。

この牛は「撫で牛」と呼ばれ、撫でた部分に関連する病気や怪我が治るとされています。

 

意外と見逃されがちですが、訪れた人には人気のスポットです。

 

開運推命おみくじ

六波羅蜜寺で有名なのが、日本一あたると言われてる開運推命おみくじ。

 

このおみくじは、四柱推命を基にしており、生年月日と性別からその年の運勢を占うことができます。

 

2019年時点で、以前の手書きから印刷されたものに変わりましたが、運勢だけでなく、生活の仕方や避けるべきことなど、具体的なアドバイスが書かれています。

 

郵送での申し込みが可能なほど人気があり、六波羅蜜寺を訪れた多くの人が購入しています。

 

弁財天

六波羅蜜寺の境内にも見どころがたくさん詰まっています。

本堂の左側にある大きなお堂は「六波羅蜜寺弁財天堂」として知られています。

 

このお堂は、崇徳天皇の夢によるお告げが起源で、弁財天を祀っています。

弁財天は、財運や芸能、縁結びのご利益があるとされています。

 

弁財天は龍神や蛇神とも同一視され、七福神の一員でもあります。

弁財天堂の内部は撮影禁止ですので、直接訪れて弁財天の姿を拝観するのがおすすめです。

 

首塚

境内には、平清盛を祀る首塚もあり、赤い屋根が印象的です。

 

このお寺は平家ゆかりの場所で、過去にはドラマ「平清盛」で主演した松山ケンイチさんも参拝に来たことがあります。

 

 

たくさんのお地蔵様

また、六波羅蜜寺では、お地蔵さまがたくさん発見されており、形が崩れたものも含めて一箇所に集めて供養しています。

 

 

銭洗い弁天

弁財天堂のほかにもう一つ重要なお堂があり、こちらは「銭洗い弁天」が祀られています。

この場所では、小銭を水で洗って金運を願うことができます。

 

その隣には「水かけ不動」という仏像があり、こちらでは柄杓を使ってお水をかけながらお参りする習慣があります。

 

カエルの石

そして、正面入り口近くには「無事かえる」と書かれた標識があり、その下には小さなカエルの石が置かれています。

 

これらは訪れる人々の安全を願って作られたものです。

 

 

六波羅蜜寺の歴史

六波羅蜜寺は、平安時代中期の僧侶である空也上人によって開かれたお寺です。

 

空也上人は特定の宗派に属さず、念仏を唱えることで知られていました。

このお寺は951年に京都で創設されました。

 

当時の京都では疫病が流行っていましたが、空也上人は観音様の像を引きながら念仏を唱え、病人に茶を振る舞い救済活動を行っていたと言われています。

 

963年には、600人の僧侶を集めて大般若経を読み、病気を鎮めようとしたことも伝えられています。

 

これらの活動が六波羅蜜寺の始まりとされ、空也上人の弟子たちによって引き継がれました。

 

平安時代の終わりには、六波羅蜜寺の周辺は六波羅殿と呼ばれ、平家の屋敷が立ち並んでいました。

 

平清盛や平重盛など平家一門が住んでいたとされ、その数は5,200余りにも及びました。

しかし、平家の滅亡と共に多くの建物が焼失しました。

 

時代が変わる中でも六波羅蜜寺は再建され、火災の度に修復されてきました。

 

現在の本堂は、1363年に修理され、1969年に再び大規模な修理が行われたもので、重要文化財としても認められています。

 

六波羅蜜寺のご利益

金運アップ

六波羅蜜寺には、「弁財天」という神様が祀られています。

 

この神様はもともと「弁才天」と呼ばれていましたが、「才」と「財」の音が似ていることから、日本では財宝を司る神様としてお祀りされるようになりました。

 

このお寺には、お金を洗って運を良くする「銭洗い弁天様」もいます。

 

勝ち運

昔、平家討伐に行く源義経が六波羅蜜寺の不動尊に水をかけ、勝利を祈ったという話が伝わっています。

そのおかげで勝ち運があるとされ、多くの人が訪れます。

 

六波羅蜜寺の基本情報

名称 六波羅蜜寺
住所 京都市東山区五条通大和大路上ル東
定休日 年中無休
参拝時間 【境内】8:00~17:00 【宝物館】8:30~17:00(受付終了16:30)
料金 【宝物館】大人600円、大学生・高校生・中学生500円、小学生400円(境内は拝観無料)
電話番号 075-561-6980
公式URL https://rokuhara.or.jp/
アクセス 市バス 清水道または五条坂より徒歩約7分
京阪 清水五条より徒歩約7分
阪急 河原町より徒歩約15分
駐車場 あり(5台分)
所要時間 約20分(令和館の見学も含まれます)

 

京都の目的別おすすめスポット

【京都の最強パワースポット】https://kyoto-locals.com/1740.html【縁結びに最適なスポット】https://kyoto-locals.com/1500.html【金運が上がるスポット】https://kyoto-locals.com/1519.html【人生が変わるパワースポット】https://kyoto-locals.com/1833.html【必ず願いが叶うと言われるスポット】https://kyoto-locals.com/1896.html【行かない方がいいと言われるヤバいスポット】https://kyoto-locals.com/1477.html【京都の初詣で屋台が多くて楽しめるスポット】https://kyoto-locals.com/1042.html【京都の初詣で人気のスポット】https://kyoto-locals.com/1321.html【除夜の鐘の体験ができるスポット】https://kyoto-locals.com/1744.html【初詣デートに最適なスポット】https://kyoto-locals.com/1411.html【厄除け・厄払いに最適なスポット】https://kyoto-locals.com/1494.html

 

まとめ

六波羅蜜寺は怖いという人もいるかもしれませんが、実際は怖い場所ではありませんので、安心して訪れてくださいね。

 

六波羅蜜寺は、多くの美しい仏像が安置されています。

訪れる人たちは、教科書で見たことのある仏像に出会い、感動しています。

 

特に、口から念仏を唱えるような姿の空也上人の立像は、ユニークでファンが多い仏さまです。

 

また、銭洗い弁財天のお参りの仕方や、お寺の年間の行事もそれぞれ特徴があるので、訪れる前に情報を確認しておくと良いでしょう。

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました