紅葉の名所として知られる真如堂ですが、四季を通じて自然が楽しめるスポットにもなっています。
藤棚は境内の阿弥陀如来露仏の近くにあり、紫色と白の2種類の藤が楽しめます。
真如堂の藤は、例年4月下旬から5月上旬が見頃ですよ。
この記事では真如堂の藤の見頃の詳細、地元に住むからこそ知っている見どころをはじめ、真如堂周辺の藤が見られるおすすめスポットも合わせてご紹介していきます。
真如堂の藤2024の見ごろ時期や開花状況
ここからは真如堂の藤の見ごろの時期や開花状況のチェックにおすすめの方法などをまとめていきます。
【見ごろ時期】
真如堂の藤は例年4月下旬から5月上旬にかけて見ごろを迎えます。
【開花状況】
真如堂の藤の花の開花状況は以下のSNS投稿を参考にすることをすすめします。
開花状況をはじめ、見どころなども一緒にチェックできますよ。
真如堂の藤のライトアップ情報
真如堂では藤のライトアップは残念ながら実施していません。
真如堂の藤の見どころやおすすめポイントは?
天台宗の寺院である真如堂は、春は桜、秋は紅葉が有名ですが、境内には藤棚が設けられており紫色と白の2色の藤が楽しめます。
藤棚の場所は総門を入ってまっすぐに行ったところにある本堂の右手、阿弥陀如来露御仏の近くです。
真如堂の藤は花房が長く垂れ下がるタイプではなく、どちらかといえば短い藤です。
真如堂では新緑が青空にキラキラ輝いて見えます(*^^)v
霧島つつじや平戸つつじも咲き始め、藤の花も華やかになってきました。
桜が終わると一気にいろんな花々が咲き始めますね(*^▽^*) pic.twitter.com/JNM4D5Bytg— the_kyoto (@the_kyoto) April 23, 2015
光の加減によっては紫色の藤はややピンク色に見えることもありますが、比較的色が濃い花が咲きますよ。
藤棚の近くには楓などが植えられており、藤の花が咲くころには青もみじの様相でさわやかな初夏の風景が広がります。
ちょうど春と夏の境目のころに咲く藤は、新緑に囲まれ清楚で美しい姿を見せてくれます。
この時期真如堂では藤以外いにもツツジやコデマリまどの花も咲いていますので、一緒に初夏の花々を楽しんでくださいね。
真如堂の基本情報
| 観覧時間 | 午前9時から午後4時まで（受付は午後3時45分まで） |
| 料金 | 大人：500円・高校生：500円・中学生400円・小学生以下無料 |
| 住所 | 京都府京都市左京区浄土寺真如町82 |
| お問い合わせ | TEL：075-771-0915 |
| 公式サイト | https://shin-nyo-do.jp/ |
真如堂のアクセス
【公共交通機関で向かう場合】
・京都市バス「錦林車庫前」バス停から徒歩約8分
【車で向かう場合】
・名神高速道路「京都東」ICから車で約20分
真如堂の駐車場
真如堂周辺の駐車場の状況についてまとめます。
無料駐車場
真如堂には5台分無料駐車場がありますが、非常に狭くなっています。
有料駐車場
| 駐車場名 | リパーク真正極楽寺真如堂 |
| 住所 | 京都府京都市左京区浄土寺真如町８２ |
| 料金 | 午前8時から午後8時まで 30分毎200円
月曜日～金曜日：午前８じから午後8時まで最大料金800円 土日祝日：午前8時から午後8時まで最大料金1200円 |
| 台数 | 14台 |
| 会場までの距離 | すぐ近く |
真如堂の藤の混雑は?
女性を救済する寺院といわれ「女人の寺」とも呼ばれる真如堂は、日本の4大財閥の一つ三井家の菩提寺としても知られています。
一方で有名な観光スポットとは言えない寺院ということもあり、藤が咲く季節に混雑することは少なくゆっくりと藤の鑑賞ができるでしょう。
場所も本堂の右手でやや目立ちにくい場所にあるため、そこに藤があることを知っている人でなければなかなか藤を見に来る人が少ないのも理由かもしれません。
藤が咲く季節はちょうどゴールデンウイークにかかりますが、ゴールデンウイーク後半でもさほど混み合うことなく藤が見られます。
寺院らしい静かな雰囲気に包まれた真如堂なので、藤を楽しむときには騒いだりせず静かに楽しんでください。
ちょうど屋外に安置されている阿弥陀如来露仏が藤を見に来る方々の様子を温かく見守ってくれます。
真如堂近隣のおすすめスポットは?
真如堂近隣のおすすめスポットには平安神宮があります。
平安神宮までは歩いて20分ほどで、名勝庭園として指定されている神苑があります。
この神苑の2か所に藤棚が設けられており、白い花房が特徴的な白藤が楽しめますよ。
また少し足を延ばした円山公園にも藤があります。
こちらは紫色の藤で、藤棚の下はちょっとした休憩スペースとなっているため藤を見ながらゆっくりと過ごせます。
平安神宮も円山公園も花房は短いタイプの藤で、派手さはありませんがかわいらしい藤が楽しめます。
まとめ
女人の寺として親しまれている真如堂は、どこか優し気な雰囲気を持つ寺院です。
有名な観光スポットではないこともあり、静かな雰囲気で過ごせる「知る人ぞ知る」場所です。
派手さはありませんが、清楚な紫と白の2色の藤が楽しめますよ。
寺院自体も落ち着いた雰囲気があり、ゆったりとした気持ちで過ごせる場所です。
阿弥陀如来露仏に見守られるような位置にある藤棚は、新緑に囲まれ爽やかな姿を見せてくれます。
境内にはこの時期ツツジやコデマリといった花々も咲いていますので、ぜひ藤と一緒にこれらの花々も楽しんでみてください。
