哲学の道は、南は熊野若王子神社付近、北は銀閣寺付近を起点とする約2kmの小道です。
道沿いには琵琶湖疎水分水が流れ、疎水沿いを散策しながら桜が楽しめます。
例年3月下旬から4月上旬ごろに見ごろを迎える哲学の道の桜ですが、開花時期が違う品種もあるため2週間くらいお花見散歩が楽しめます。
この記事では哲学の道の桜の見ごろをはじめ、境内に植えられている桜の品種、ライトアップの有無といった情報をまとめています。
地元に住むからこそ知っている見どころをはじめ、哲学の道周辺の桜スポットも合わせてご紹介していきます。
哲学の道の桜2024の見ごろ時期や開花状況
ここからは哲学の道の桜の見ごろの時期や開花状況についてまとめていきます。
【見ごろ時期】
例年ですと哲学の道の桜の見ごろは3月下旬から4月上旬です。
【開花状況】
哲学の道の桜の開花状況は、京都観光ナビの桜だよりで確認することができます。
毎年、天候によって開花時期がずれますので、最新の桜の開花情報はこちらからチェックするのがベストです。
また、日本気象協会のサイトでも桜の開花状況が掲載されているので、併せてチェックするのもおすすめです。
なお、哲学の道保勝会のFacebookでも桜の開花状況がわかるので、こちらもぜひ確認してみてください。
哲学の道の桜の種類は?
哲学の道で見られる紅葉の種類は「ソメイヨシノ」「オオシマザクラ」「ヤマザクラ」「ヤエザクラ」「シダレザクラ」です。
哲学の道の桜のライトアップ情報
哲学の道は住宅地の近くを通る小道ということもあり、残念ながらライトアップイベントなどは実施されません。
夜間も散策することは可能ですが、住宅地もあるため静かに桜を楽しむようにしてください。
哲学の道の桜の見どころやおすすめポイントは?
哲学の道は、琵琶湖疎水分線に沿って熊野若王子神社付近から銀閣寺付近まで続く約2kmの小道です。
この疎水沿いに約400本の桜が植えられており、桜のトンネルを作り出します。
桜が咲いているときも美しいですが、桜の花びらが散り始めると疎水上に花びらが浮く「花筏」もたのしめますよ。
小道脇にはところどころにベンチなど座れる場所もあるため、桜散歩を楽しみながら疲れた時には腰かけて桜を楽しむこともできますよ。
道沿いには雰囲気が良いお店も多数あり、このようなお店で一休みしながらお花見散歩を楽しむのもおすすめです。
哲学の道の基本情報
観覧時間 | 自由散策 |
料金 | 無料 |
住所 | 京都府京都市左京区浄土寺石橋町~若王子町 |
お問い合わせ | TEL : 075-343-0548(京都総合観光案内所) |
公式サイト | https://tetsugakunomichi.jp/ (哲学の道保勝会) |
哲学の道のアクセス
哲学の道は北側(銀閣寺側)と南側(熊野若王子神社側)の2か所のアクセスをご紹介します。
北側のアクセス(銀閣寺側)
【公共交通機関で向かう場合】
京都市バス「銀閣寺前」バス停から徒歩約5分
京都市バス「銀閣寺道」バス停からすぐ
【車で向かう場合】
名神高速道路「京都東IC」または「京都南IC」から車で約30分
阪神高速道路「鴨川西IC」から車で約30分
南側のアクセス(熊野若王子神社側)
【公共交通機関で向かう場合】
京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅から徒歩約20分
市バス「宮ノ前」バス停から徒歩約5分
【車で向かう場合】
名神高速道路「京都東IC」から車で約20分
哲学の道の駐車場
哲学の道の駐車場情報を北側と南側の両方についてご紹介します。
北側駐車場(銀閣寺側)
無料駐車場
北側には無料駐車場はありません。
有料駐車場
駐車場名 | 京都市銀閣寺観光駐車場 |
住所 | 京都市左京区浄土寺石橋町62 |
料金 | 2時間で1,040円 |
台数 | 40台 |
会場までの距離 | 徒歩約3分 |
南側駐車場(熊野若王子神社側)
無料駐車場
南側となる熊野若王子神社には参拝者用の無料駐車場がありますが、哲学の道散策の為の駐車場ではないため停めることはできません。
有料駐車場
駐車場名 | タイムズ永観堂前 |
住所 | 京都市左京区南禅寺北ノ坊町23 |
料金 | 平日 午前7時から午後10時まで 30分ごと500円 最大料金月2,200円
土日祝日 午前7時から午後10時まで 30分ごと600円 最大料金月3,000円 |
台数 | 4台 |
会場までの距離 | 徒歩約2分 |
駐車場名 | コンセプト鹿ケ谷コインパーキング |
住所 | 京都市左京区鹿ケ谷下宮ノ前町 |
料金 | 30分300円 平日は入庫後最大12時間1,000円 |
台数 | 8台 |
会場までの距離 | 徒歩約6分 |
哲学の道の桜の混雑は?
約2kmある哲学の道は、人手が多くても分散するためさほど混雑を感じることはないでしょう。
ただお昼ごろは桜を見ながらお弁当を食べたり、散策をしたりという人が増えるためベンチがある場所を中心に混雑することがあります。
特に休日は休憩できる場所付近は混雑しますので注意が必要です。
午前中の早い時間は午後2時過ぎになると比較的すいてきますので、混雑を避けたい場合にはこのような時間帯を選ぶとよいですよ。
哲学の道から近い桜のスポットは?
哲学の道周辺にはいくつかの桜のスポットが点在しています。
哲学の道の南側にある熊野若王子神社から少し南に下がった場所には南禅寺があります。
南禅寺には約50本のソメイヨシノが植えられており、日本三大門の一つに数えられている三門周辺にも桜がありますよ。
全体的に重厚な建物がおおい南禅寺に、淡い染井吉野が咲く風景は、どことなく南禅寺を優しく包み込むように見えます。
哲学の道の北側かたでも徒歩7分ほどで到着する場所には、八重紅枝垂れ桜が有名な平安神宮があります。
濃い紅色の花が咲く八重紅枝垂れ桜が咲く様子は、谷崎潤一郎の小説「細雪」の中で「紅の雲」と表現された美しい風景が楽しめます。
京都の目的別お花見スポット
早咲き桜が見れるスポット
桜の隠れた名所
桜のライトアップが見れるスポット
桜祭りが楽しめるスポット
お花見とピクニックが楽しめるスポット
まとめ
哲学の道は琵琶湖疎水分水に沿った約2kmの小道です。
疎水沿いに約400本の桜が植えられており、桜のトンネルのように見えることから人気が高い桜のスポットとなっています。
猫の姿を多く見かけることでも有名な哲学の道なので、猫好きさんなら桜をバックに猫たちの写真をとるのも楽しそうですね。
道沿いにはカフェなどもあるので、散策に疲れたらカフェで一休みもできますのでのんびりと桜を見ながら歩いてみてくださいね。