晴明神社は有名な陰陽師・安倍晴明を祀る神社としてよく知られ、例年約10万人が初詣に訪れます。
京都市内にたくさんある神社仏閣の中でも、14番目に初詣に訪れる人が多いといわれる人気初詣スポットの1つです。
三が日は混雑が予想されますが、4日過ぎには混雑が緩和されます。
屋台は残念ながら出店しませんが、その分お詣りに集中できそうです。
この記事では晴明神社に初詣に訪れるときの参考になる情報をまとめました。
晴明神社初詣2024の混雑状況
晴明神社には例年約10万人の人が初詣に訪れます。
京都では14番目に初詣に訪れる人が多い神社の、混雑状況について詳しくまとめていきます。
混雑する時間帯
晴明神社が最も込み合うのは12月31日から1月1日に日付が変わるころです。
本殿を先頭として、石造りの鳥居を超える行列ができるほどの混雑となります。
1月1日~3日の混雑状況
1月1日から3日までの三が日はお昼過ぎから午後4時くらいまで混雑します。
ただ晴明神社の場合は境内に残る人は少ないため、行列は比較的スムーズに進んでいきます。
お正月すぎの混雑状況
4日を過ぎると一気に人出は落ち着きます。
行列ができることもないため、スムーズに参拝できます。
晴明神社初詣2024の参拝時間のおすすめは?
晴明神社に三が日にどうしても参拝したいものの、混雑は避けたいという人は、午前中の早めの時間に参拝することをおすすめします。
1月1日は午前3時を過ぎると比較的混雑が緩和され、正午ごろに再び混雑が始まります。
参拝時間は午前9時から午後6時半までとなっているため、早朝が苦手な人は午後5時頃に参拝に行くのもおすすめです。
晴明神社初詣2024の屋台情報
晴明神社は広い境内を持つ神社ではないためか、初詣期間中でも屋台が出店することは残念ながらありません。
晴明神社初詣のおすすめのポイント3選
それぞれ詳しくご紹介していきます。
御神木
晴明神社の境内には樹齢300年を超える楠木が御神木として植えられています。
楠木は虫よけとして知られる樟脳の原材料で、魔除けや厄除けの御神徳がある晴明神社の御神木として相応しい木といえるでしょう。
御神木に両手を当てることで、大樹のパワーがいただけますよ。
晴明井
陰陽師・安倍晴明が念力によって湧出させたとされる井戸で、病気平癒の御神徳が得られるとされています。
この井戸の水は実際に飲むことができるので、気になる病がある人はぜひひと口飲んでみてくださいね。
一条戻橋
晴明神社から南に約100mの堀川に掛かっている橋であの世とこの世を繋ぐ橋とされています。
晴明神社の中にはこの一条戻橋を再現した小さな橋があり、その横には陰陽師が使役する精霊である「式神」を象った石像があります。
実はこの式神は一条戻橋の下に封じ込められているといわれており、橋を渡る人を式神が占うそうですよ。
晴明神社の詳細
例年の人出 | 例年約10万人 |
御神徳 | 病傷平癒、魔除け、厄除けなど |
アクセス | ・京都市バス「一条戻橋・晴明神社前」バス停からすぐ
・名神高速道路「京都南IC」から車で約20分 |
公式HP | https://www.seimeijinja.jp/ |
晴明神社初詣の駐車場
初詣時に利用できる晴明神社周辺の駐車場についてまとめます。
無料駐車場
晴明神社には残念ながら無料駐車場はありません。
有料駐車場
駐車場名 | 風良都ぱーく77.2 |
住所 | 京都市上京区西堀川通元誓願寺下る堀川上之町 842 |
料金 | 午前8時から午後8時 30分ごと200円 |
台数 | 19台 |
会場までの距離 | 徒歩約1分 |
駐車場名 | 風良都ぱーく77.1 |
住所 | 京都市上京区堀川上之町 |
料金 | 午前8時から午後8時 30分ごと200円 |
台数 | 15台 |
会場までの距離 | 徒歩約1分 |
晴明神社から近い初詣スポットは?
晴明神社から近い初詣スポットには北野天満宮があります。
学問の神様として知られる菅原道真を祀った神社で、例年約50万人が初詣に訪れます。
北野天満宮には屋台の出店もありますので、屋台グルメを楽しみたいという人にもぴったりです。
またスポーツの守護神として知られる白峯神社も晴明神社から近い場所にあります。
特にサッカーや野球といった球技や、新体操などの上達を願う人が多く訪れる神社です。
この白峯神社には蹴鞠でつかわれる「まり」の守護神である「精大明神」が祀られています。
蹴鞠の宗家として知られる飛鳥井家がこの精大明神を祀り、まりを落とさない「蹴鞠」にかけ勉学の神としても知られています。
晴明神社、北野天満宮、白峯神社と合わせてお参りすることで、年明けに控えた受験や資格試験の合格を願うのもよさそうですね。
まとめ
陰陽師・安倍晴明を祀る神社として人気が高い晴明神社は、初詣にも例年10万人もの人が参拝にきます。
特に12月31日の深夜から1月1日の午前2時ごろまで、さらに三が日は正午から午後4時くらいが人出のピークとなるため、混雑を避ける場合は他の時間帯に訪れるとよいですね。
4日以降は初詣に訪れる人も減り、スムーズに参拝できるようになります。
境内にある御神木にも触れやすくなりますので、三が日にこだわらない人は4日以降に参拝に訪れるのもおすすめです。