本州と天橋立をつなぐ廻旋橋のたもとにある智恩寺といえば、日本三文殊に数えられる仏教寺院です。
天橋立文殊堂出船祭はこの文殊菩薩の縁日に合わせて行われる祭礼で、智恩寺に残る伝説「九世戸縁起」の再現イベントが実施されるなど盛大なお祭りです。
このお祭りのクライマックスとして花火が打ち上げられます。
2023年は残念ながら中止となった花火大会ですが、2024年はその分盛り上がりそうですね。
この天橋立文殊堂出船祭花火大会のおすすめの穴場は以下の3つです!
- 龍燈クルーズ
- 天橋立海水浴場
- 天橋立小天橋広場
この記事では、天橋立文殊堂出船祭花火大会の2024年の穴場や見える場所の詳細、おすすめの屋台、
駐車場の情報や混雑状況などを詳しくご紹介します。
天橋立文殊堂出船祭花火大会の穴場や見える場所3選
それぞれ詳しくご紹介していきます。
スポット①龍燈クルーズ
おすすめの理由
海上から花火が見られるのはクルーズ船だからこそです。
ライトアップされた天橋立の砂浜を鑑賞し、さらに自分が乗船しているクルーズ船が萬燈会の一員として龍提灯を掲げます。
乗船は90名限定なので混雑することなく花火が楽しめます。
トイレ情報
天橋立観光船が運営するクルーズ船にトイレが完備されているため、トイレの心配は不要です。
混雑状況
クルーズ船の定員は90名なので、混雑することなく過ごせます。
費用は掛かりますが、その分のんびりと海上から花火が鑑賞できます。
スポット②天橋立海水浴場
おすすめの理由
打ち上げ場所に近い海水浴場です。
松林を挟んだ反対側で花火が上がりますが、上空に上がった花火を間近に見上げられます。
トイレ情報
海水浴場の近くには公衆トイレがあります。
混雑状況
穴場というよりは出船祭では人気スポットの一つなので混雑はしますが、人気花火大会のようにぎゅうぎゅう詰めになるようなことはありません。
スポット③天橋立小天橋広場
おすすめの理由
廻旋橋を渡ってすぐの場所にある公園です。
公園といっても砂が広がる場所で特に遊具などはありません。
打上地点から近く迫力のある花火が見られますよ。
天橋立海水浴場に比べるとJR天橋立駅に近いため、花火大会終了後早く帰宅したいという人にはおすすめです。
トイレ情報
近くには公衆トイレがあります。
混雑状況
天橋立海水浴場と同じく穴場というよりは定番スポットとなっているため混雑はしますが、すし詰め状態になるようなことはありません。
廻旋橋周辺は出船祭りを見る人が多いため、少し離れた場所に行けば比較的空いています。
天橋立文殊堂出船祭花火大会の場所取りは何時から?
天橋立文殊堂出船祭花火大会の花火は大会というほど大規模ではありませんので、場所取りが必要なほどの人出にはなりません。
またメインとなる文殊堂出船祭りは廻旋橋周辺で見られます。
お祭りを見る人が多いため、出船祭りも見たい場合には19時ごろには移動しておくと安心です。
天橋立文殊堂出船祭花火大会の屋台情報
天橋立文殊堂花火大会では、屋台が少し出ますが数はそれほど多くないです。
屋台での食事を楽しみにしている方も多いかと思いますが、選択肢が限られているため、事前に他の場所で食事を済ませておくのも良いかもしれません。
特に、天橋立駅の周辺には食事ができるお店がいくつかありますので、花火大会へ出かける前にそこでしっかりと食事をしておくことをおすすめします。
これにより、お祭りの時間をゆっくり楽しめるようになります。
天橋立文殊堂出船祭花火大会2024年の日程と概要
花火大会名 | 文殊堂出船祭花火大会 |
打ち上げ場所 | 天橋立砂浜 |
開催日程 | 2024年7月24日(水) |
開催時間 | 20:30頃 |
打ち上げ数 | 500発 |
来場者 | 約25,000人 |
公式HP | https://www.city.miyazu.kyoto.jp/site/citypro/10819.html |
天橋立文殊堂出船祭花火大会の有料観覧席は?
天橋立文殊堂出船祭花火大会には有料観覧席の用意はありません。
観覧席ではありませんが、文殊堂出船祭を会場から観覧できるクルーズ船はあります。
7月24日の夜だけ運行される特別船「龍燈クルーズ」は大人1,500円、子ども750円です。
予約や問い合わせ先は天橋立観光船(丹後海陸交通)となります。
天橋立文殊堂出船祭花火大会のアクセス
【車で向かう場合】
・京都縦貫自動車道「宮津天橋立」ICから車で約10分
【公共交通機関で向かう場合】
・京丹後鉄道「天橋立」駅から徒歩約5分
天橋立文殊堂出船祭花火大会2024年の駐車場は?
無料駐車場
文殊堂出船祭が開催される智恩寺では約100台分、市営天橋立駐車場は213台分がお祭り当日は無料で停められます。
無料開放時間以前は「有料」となるため注意が必要です。
無料開放時間ですが、智恩寺は12:00から、市営天橋立駐車場は17:00からです。
有料駐車場
無料開放前のそれぞれの駐車場の料金は以下の通りです。
駐車場名 | 天橋山智恩寺駐車場 |
住所 | 京都府宮津市字文珠466 |
料金 | 1回700円 |
台数 | 100台 |
会場までの距離 | すぐ近く |
駐車場名 | 宮津市営天橋立駐車場 |
住所 | 京都府宮津市文珠647 |
料金 | 1回700円 |
台数 | 282台 |
会場までの距離 | すぐ近く |
天橋立文殊堂出船祭花火大会2024年の交通規制情報
花火大会の実施のための交通規制情報はありません。
花火が打ち上げられる周辺は打上地点から半径100mの範囲は立ち入り禁止エリアとなっています。
天橋立文殊堂出船祭花火大会2024年の混雑状況
天橋立文殊堂出船祭り花火大会は、2023年は中止でした。
コロナ禍前の2019年の場合も人がゆっくりと座って観覧できるため、混雑がひどく窮屈ということはないです。
ただ久しぶりの出船祭りということもあり、2024年は混雑する心配はあります。
ただ花火大会だけを楽しみに訪れるのであれば、文殊エリアであれはどこからでも花火が見られるので、混雑を避けてみることもできます。
出船祭りの勇壮な会場舞台の演舞も見たい、お祭りを十分に楽しみたいという人は少し混雑を我慢する必要があります。
天橋立文殊堂出船祭花火大会の見どころとおすすめポイントは?
天橋立文殊堂出船祭花火大会は、なんといっても廻旋橋周辺で行われる「九世戸縁起」を再現したイベントを合わせて観覧するのがおすすめです。
金銀2頭の龍が舞う会場舞台での演技は非常に迫力があり子どもも大興奮間違いなしですよ。
7月半ばから8月末くらいまでは天橋立付近がライトアップされ美しい光景も見られます。
子ども連れなら智恩寺に訪れて日本三文殊のひとつである文殊菩薩の御開帳もぜひチェックしてみてくださいね。
夏休みの宿題も、文殊様の力でさくさく進むかもしれませんよ。
もし間に合えばクルーズ船からお祭りを眺めるのもおすすめです。
まとめ
天橋立文殊堂出船祭花火大会は、日本三文殊のひとつである智恩寺の文殊菩薩の縁日に合わせて実施される出船祭りのクライマックスで打ち上げられる花火のことです。
この時期宮津市では「みやづBAY花火」と称した花火大会が複数回実施されます。
出船祭はちょっと勇壮すぎて子どもが泣いてしまうかもしれないという心配がある親御さんは別日の花火大会をチェックするのもおすすめです。
出船祭自体は19:00ごろから開催され、智恩寺での厳かな法要の様子もぜひ体感していただきたいところです。
ちなみに出船祭で舞う龍ですが一般の人でも担ぐチャンスがあるので、ぜひ担いでみてくださいね。
あの重量感がある龍が自在に動く様子は、担いだ人ならさらに感嘆できることでしょう。
お祭りが終わると車の場合、周辺道路はかなり渋滞しますので、ある程度時間に余裕をもって帰宅することをおすすめします。
また電車の場合も最寄り駅は大変混み合いますので注意してください。