将軍塚青龍殿は天台宗青蓮院門跡寺院にある大護摩堂です。
京都の東山山頂に2014年に落慶した木造大建築物で、堂内には国宝の青不動がお祀りされています。
将軍塚青龍殿の紅葉の見頃時期は、例年11月下旬から12月上旬です。
紅葉の名所としても知られ、境内ではカエデやサクラ、モミジ、イチョウによる華やかな紅葉が楽しめますよ。
この記事では将軍塚青龍殿の紅葉情報をはじめ、見どころや穴場、周辺の紅葉情報をご紹介します。
将軍塚青龍殿の紅葉2024の見頃時期
【紅葉見頃のピーク】
将軍塚青龍殿の紅葉のピークは11月下旬です。
【紅葉の時期】
京都市の東山エリアにある将軍塚青龍殿は、例年10月下旬ごろに色づき始めます。
2024年は11月上旬に葉が黄色味を帯びてきていましたので、ここから冷え込みがあれば一気に紅葉が進みそうです。
例年11月下旬には紅葉はピークとなり、12月上旬くらいまで色とりどりの紅葉が楽しめます。
11月末から12月にかけては落葉も始まるため、散り紅葉も楽しめるようになりますよ。
将軍塚青龍殿の紅葉の種類は?
将軍塚青龍殿で見られる紅葉の種類はカエデとサクラなどです。
また庭園や神社にはイチョウやモミジもあります。
将軍塚青龍殿の紅葉ライトアップ情報
将軍塚青龍殿では例年紅葉時期のライトアップを実施していましたが、現在一部の建物の葺き替え工事が行われているため全ての夜間特別拝観が中止となっています。
そのため2024年の紅葉時期のライトアップも残念ながら中止ですが、日中の拝観は可能です。
将軍塚青龍殿の紅葉の見どころやおすすめポイントは?
将軍塚青龍殿には木造の大舞台が青龍殿と共に作られました。
この大舞台からは京都市内をはじめ、大阪近郊まで一望できるため東山山麓の紅葉も一緒に楽しめます。
また庭園は回収式庭園に枯山水庭園が取り込むように作庭されており、枯山水の周りには多くのモミジが植えられています。
落葉前のモミジも美しいですが、枯山水の白砂に赤い紅葉が散った様子も趣があります。
境内にはさまざまな場所に紅葉する樹木が植えられているため、将軍塚青龍殿の庭園はどこをとっても紅葉が楽しめます。
将軍塚青龍殿の基本情報
■拝観時間
将軍塚青龍殿の拝観時間は午前9時から午後5時までです。
■拝観料
将軍塚青龍殿の拝観料は、大人600円、高校生・中学生は400円、小学生200円です。
小学生は保護者同伴の場合は無料になります。
■住所
京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28
■お問い合わせ
電話:075-771-0390
■公式サイト
将軍塚青龍殿のアクセス
【車で向かう場合】
名神高速道路「京都東IC」からは約25分です。
三条通蹴上より五条通に通じる東山ドライブウェイの頂上から将軍塚へ向かいます。
【公共交通機関で向かう場合】
将軍塚青龍殿は京阪バス70号系統の将軍塚青龍殿循環の「将軍塚青龍殿」バス停からすぐです。
循環バスの乗り場は「蹴上」「神宮道」「三条京阪」「河原町三条」「四条河原町」「市場京阪」です。
京都駅からはタクシーで約20分です。
将軍塚青龍殿の駐車場
無料駐車場
将軍塚青龍殿の福徳門内には、約30台が停められる参拝者用の無料駐車場があります。
また将軍塚青龍殿と100mほど離れた場所にも、約100台が停められる東山ドライブウェイ山頂駐車場があります。
有料駐車場
将軍塚青龍殿周辺には合計130台分の無料駐車場があるため、有料駐車場に駐車する必要はないでしょう。
また徒歩圏内にも有料駐車場はありません。
将軍塚青龍殿の紅葉の混雑は?
将軍塚青龍殿は紅葉スポットとしては比較的穴場で、紅葉期間中でも約5万人が訪れる程度なので、さほど混雑はしません。
そのため車で出掛けても駐車場が満車で停められないというようなこともありません。
混雑を避けて紅葉狩りをしたいと思っている人にはおすすめしたい紅葉スポットの1つです。
将軍塚青龍殿から近い紅葉スポットは?
将軍塚青龍殿から近い紅葉スポットとしては、知恩院や清水寺があります。
知恩院の境内には友禅苑という庭園がありますが、こちらが有名な紅葉スポットとなっています。
友禅苑は紅葉シーズンにライトアップされるため、紅葉ライトアップを楽しみたい人にはぴったりでしょう。
また清水寺も人気が高い紅葉スポットで、ライトアップも実施されます。
清水寺の境内には約1,000本のヤマモミジが植えられているため、ピーク時には燃えるような赤い紅葉が楽しめます。
まとめ
将軍塚青龍殿は東山山頂にある寺院で、紅葉シーズンには東山一体の紅葉が望めるほか、京都市内、大阪近郊の紅葉も楽しめます。
現在一部建物の屋根の葺き替え工事が行われているため夜間ライトアップがありませんが、将軍塚青龍殿は地元ではよく知られた夜景スポットでもあります。
麓となる清水寺や知恩院などのライトアップも遠くからですが眺めることも叶います。
京都の夜景と共に、さまざまな場所で実施されているライトアップを遠くから眺めるのもよさそうですね。