【京都の面白い神社やお寺】一風変わったの10の聖地 | 京都の地元民情報
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【京都の面白い神社やお寺】一風変わったの10の聖地

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京都といえば神社仏閣の町として知られ、連日多くの観光客で賑わいを見せています。

 

もちろん有名な神社、お寺から無名なものまでたくさんありますが、その数はなんと京都府内でお寺が3000社以上、神社が1700社以上。

これだけたくさんの神社仏閣があれば、中には少し珍しいところもあります。

 

京都の面白い神社やお寺で、一度は訪れて欲しいのは以下の10選。

  • 壁に願い事が書ける「らくがき寺(単伝庵)」
  • マイクロSDカードがお守りの「法輪寺(電電宮)」
  • 大大吉がでる「伏見稲荷大社」
  • やたらと凶がでる「建勲神社」
  • ハイテクおみくじがある「法輪寺」
  • 黄金の鳥居が神秘的な「御金神社」
  • ジェラルミンの鳥居の「飛行神社」
  • 髪に関する願い事に特化した「御髪神社」
  • 芸能人が多く参拝する「車折神社」
  • 京都でお伊勢参りが叶う「日向大神宮」

 

今回はそんな京都の面白い神社やお寺に関して興味を持っているあなたに向けて、一風変わった神社仏閣の詳細をご紹介していきたいと思います。

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京都の面白い神社やお寺10選

それでは、さっそく京都の面白い神社仏閣をご紹介していきます。

 

壁に願い事が書ける「らくがき寺(単伝庵)」

京都にの八幡市に位置する単伝庵というお寺は、一般的なお寺とは異なり、「らくがき寺」という愛称で親しまれています。

 

このお寺では、壁に願い事を書くことが特別に許されており、多くの人々が訪れる理由となっています。

 

 

この風変わりな習慣の始まりは、お寺が荒れ果てていた時期に遡ります。

 

戦後、新たに住職に就任した方が、お寺の再建を目指し托鉢を行い、広く寄付を募りました。

その結果、新しい大黒堂を建てることができ、住職は支援者への感謝として、大黒天に直接願い事を書くことを始めたのです。

 

このお寺の大黒堂の壁は、毎年12月に白く塗り直され、新しい年が始まると、参拝者はその清らかな白壁に自分の願い事を書き入れることができます。

 

この行為は、一年の終わりに願いを新たにする美しい儀式となっています。

 

大黒堂の中央には、大黒天像が祀られており、この像は「走り大黒」と呼ばれています。

 

その由来は、南北朝時代に楠木正成が石清水八幡宮で戦勝を願って寄進した際、自らの軍の勝利と武運長久を祈るために楠木の残り株で作られたことにあります。

 

 

大黒天像の左右には、八臂弁財天と弘法大師の像が安置されており、それぞれが独特の役割と意味を持っています。

 

このように、単伝庵はただのお寺ではなく、参拝者自身がその歴史と伝統の一部となり、自分の願いを残す場所として存在しています。

 

マイクロSDカードがお守りの「法輪寺(電電宮)」

阪急嵐山駅からすぐにある法輪寺。

こちらの境内には電電宮という神社があります。

 

名前の通り、電気・電波の神様を祀る神社で、電気工事や電気に関係する仕事に従事する方などがこぞって参拝しにいくほど、関係者の中では有名な神社です。

 

毎年5月23日に、電力や電気業界に関わる多くの人々が電電宮の大祭に集まります。

この日は、神様の恵みを讃えるとともに、業界全体の安全や発展を祈る特別な日です。

 

初めは、送電塔で働く電力会社の作業員など、直接危険な作業に従事する人々が多く訪れていましたが、時間が経つにつれ、携帯電話やIT業界の従事者が参拝者に加わるようになりました。

 

最近では新しい携帯電話の発売時に祈願に来る人や、オーストラリアからの家電販売業界団体が150人もの大所帯で訪れたこともあります。

 

この神社では、マイクロSDカードがお守りとして授与されています

このSDカードには虚空蔵菩薩の画像が入っており、これを携帯電話の待ち受け画面に設定することで、故障やトラブルの予防効果があるとされています。

 

 

このお守りは以前は8GBの容量でしたが、現在は16GBに進化しており、より多くのデータを保存できるようになっています。

 

さらに、神社では「情報安全護符」と呼ばれる7枚のシール状の護符も提供されています。

これらの護符はスマートフォンやパソコンに貼ることができ、データの損失やサイバー攻撃からの保護を提供します。

 

 

過去には、これらの護符がソフトウェア開発者向けの雑誌の付録として提供されたこともあり、その際には出版社が印刷した後、神社で祈願されたものです。

 

一般に、電気やIT業界の人々は科学的なアプローチを優先する傾向があるため、神仏の加護に頼るという発想は少ないと思われがちですが、電電宮を訪れると、そのような先入観は変わります。

 

特に通信情報産業では、震災やサーバーダウンなど予期しにくい大きな問題が発生しやすく、人の手では対応しきれない場合があります。

 

そのため、神様の助けを求めることは、多くの日本人にとって自然な行動とされています。

 

自身のデバイスの安全を祈るため、または業界全体の発展を願うために、ぜひ一度この神社を訪れてみる価値があります。

 

京都一の観光名所、嵐山にあることから景色もよく、渡月橋が一望できるのでおすすめの神社です。

 

大大吉がでる「伏見稲荷大社」

お正月には多くの人々が新年の運勢を占うために「おみくじ」を引きます。

一般的には、「大吉」が一番良い結果とされていますが、さらに幸運な「大大吉(だいだいきち)」という結果を出すおみくじがある神社も存在します。

それが「伏見稲荷大社」です。

 

伏見稲荷大社では、本殿で引くことができるおみくじに「大大吉」が含まれており、訪れる人々にとって大きな魅力となっています。

 

 

おみくじの価格は200円と手頃で、新年の訪問時に一度試してみるのはいかがでしょうか。

 

伏見稲荷大社のおみくじは、その特別な結果もさることながら、参拝者にとっては新年のスタートに幸運を願う一つの儀式としても大切な意味を持ちます。

 

この「大大吉」を引くことができれば、一年の始まりを特に幸先良くスタートすることができるでしょう。

 

やたらと凶がでる「建勲神社」

「建勲神社」は、京都市内の船岡山の山頂にあります。

かつては訪れる人も少なく、ひっそりとした場所でしたが、最近は「刀剣乱舞」という人気ゲームの影響で、多くのファンが訪れるようになりました。

 

この神社のおみくじは、一般的なおみくじとは異なり「凶」の結果が多く出ることで知られています。

 

 

おみくじには「小凶」、「凶」、そして「大凶」という3種類の凶があります。

これらは通常のおみくじで求める幸運とは反対の内容で、一年の運試しとして興味深い選択肢を提供しています。

 

おみくじは一枚200円で引くことができ、新年の初めに運試しをするのにぴったりです。

また、このおみくじのユニークな特徴は訪れる人々にとって話題性があり、神社の魅力をさらに引き立てています。

 

船岡山の美しい自然の中で、建勲神社の独特なおみくじを体験することは、訪れる人々にとって新しい年の始まりに新たな思い出を作る機会となるでしょう。

 

ハイテクおみくじがある「法輪寺」

嵐山にある「虚空蔵法輪寺」の境内には、非常にユニークなおみくじの自動販売機が設置されています。

 

これは「電伝みくじ」と呼ばれ、最新のIC技術と電子ルーレットを駆使しておみくじを提供するシステムです。

 

訪れる人々は、このデジタルデバイスを使って自分の運勢を占うことができます。

 

 

この「電伝みくじ」は、特に恋愛に焦点を当てた内容で、星占いの情報も含まれており、特に若い訪問者からの人気が高いです。

 

また、このおみくじの管理は、「電電宮(でんでんぐう)」という電気・電子に特化した珍しい神社が行っています。

この神社の存在が、おみくじにハイテクな要素を加える理由となっています。

 

 

価格は100円と手頃で、嵐山を訪れる観光客にとってアクセスしやすい場所にあります。

この地域を訪れた際には、伝統的なおみくじの体験とは一味違った、モダンな取り組みを楽しむことができます。

 

嵐山観光の一環として、「電伝みくじ」を試すことで、新しい体験を得ることができるでしょう。

 

黄金の鳥居が神秘的な「御金神社」

京都には多くの魅力的な神社が点在していますが、その中でも「黄金鳥居」で知られる「御金神社(みかねじんじゃ)」は特に注目されています。

 

この神社は、烏丸御池という京都市内でも随一のビジネス街にあり、規模は小さいながらも訪れる人々を魅了しています。

 

神社の最大の特徴はその輝く黄金鳥居です。

日が沈むと、鳥居はライトアップされ、金色にきらめき、訪れる人々にとっては非常に神秘的な光景を提供します。

 

 

この美しい鳥居を背景に写真を撮る観光客も多く、夜間でも参拝が可能なため、24時間いつでも訪れることができます。

 

また、御金神社は「金運アップの神社」としても知られており、多くの商売人や金運を願う人々が訪れます。

 

元々はありとあらゆる金属、鉱物、鉱山の神様が祀られていることから鋳物職人や金銀細工業者などがよく参拝していました。

ですが、金属が転じてお金にまつわる神社として知られるようになっていったのです。

 

境内では、金運アップを願う黄金色のお守りや神札、おみくじなどが販売されており、それらはすべて金運増進にちなんだものです。

 

これらのアイテムは、訪れる人々にとってお土産や自身の幸運を願うためのアイテムとして非常に人気があります。

 

お金に関連する神様を祀っていることから、特に商売をしている方々にとっては、商売繁盛や財運向上を願う場としておすすめされています。

 

そのため、京都を訪れた際には、多くの人々が御金神社を訪れ、その特別な魅力とご利益を体験しています。

 

ジェラルミンの鳥居の「飛行神社」

京都には様々な特色を持つ神社がありますが、「飛行神社」はその中でも独特です。

一般的には赤や朱色の鳥居が多い中で、この神社には銀色の鳥居があります。

 

この鳥居は「ジェラルミンの鳥居」として知られ、軽量で耐久性に優れたジェラルミン製です。

 

 

この素材は主に飛行機の製造に用いられるため、神社の名前「飛行神社」も飛行機の技術と深い関連があります。実際、この神社は飛行機の先駆者である二宮忠八によって創建されました。

 

さらに、神社の敷地内には航空関連の展示が多数あります。

 

特に注目すべきは、長さ5メートルの「栄光 F-104J」飛行機のエンジンです。

このエンジンは実際に使用されていたもので、その迫力ある姿は訪れる人々を圧倒します。

 

 

また、歴史的な航空機であるゼロ戦のプロペラも展示されており、これらの展示は航空技術の進化を肌で感じることができる貴重な機会を提供します。

 

これらの展示品は特に航空や歴史に興味がある人々にとって魅力的であり、学びと発見の場となっています。

 

飛行機の発展に寄与した人物を祭るこの神社は、技術や歴史の愛好家だけでなく、一般の訪問者にも深い印象を与える場所です。

 

御金神社の金色の鳥居とともに、金銀セットで参拝したくなるのがこちらの飛行神社なんです。

 

髪に関する願い事に特化した「御髪神社」

京都の人気観光地、嵐山にある「御髪神社(みかみじんじゃ)」は、非常にユニークな特徴を持つ小さな神社です。

 

この神社は特に「髪」に関する願い事に特化しており、訪れる人々は髪の健康を願ったり、大事な髪を神社に捧げる「献髪」の儀式を行うことができます。

 

これは、失った髪の健康を取り戻す願いや、新たなスタートを切る象徴として行われることが多いです。

 

 

さらに、御髪神社は、美容師や理容師といった美容業界のプロフェッショナルになるための国家試験の合格を祈願する場としても知られています。

 

神社には、「理・美容師 国家試験 合格守」と書かれたお守りが用意されており、これを持って試験に臨む人々が多くいます。

このお守りは、試験の成功を願う人々にとって心強いサポートとなっています。

 

 

過去にはあまり知られていなかったこの神社ですが、最近になってメディアにも取り上げられることが増え、訪れる人々も急増しています。

 

御髪神社は美容師や床屋さんなど、髪の毛にまつわる職業の方たちにとっての聖地であるのはもちろんのこと、薄毛に悩んでいる人たちにとっても大変ありがたい神社となっております。

 

境内に飾られている絵馬には、そんな薄毛の男たちによる悲鳴にも似た願い事が書かれているのを見ることができます。

 

 

かつては心霊スポットとの噂もありましたが、現在はそのようなイメージは払拭され、多くの参拝客で賑わっています。

 

また、この神社は嵐山の名所である「竹林の路」の近くに位置しているため、嵐山を訪れた際にはアクセスしやすい場所にあります。

 

この便利な立地は、嵐山を訪れる多くの観光客にとって、気軽に立ち寄れる魅力的なスポットとなっています。

 

芸能人が多く参拝する「車折神社」

右京区の太秦にある車折神社(くるまざきじんじゃ)は、通称「芸能神社」と呼ばれています。

 

多くの映画撮影所がある太秦という土地ゆえのこちらの芸能神社には、奉納された玉垣に本当にたくさんの芸能人の名前が刻まれています。

 

大御所芸能人から歌手、お笑い芸人、アイドルなど芸能に関する様々な人たちが多く訪れています。

芸能人を夢見ている人ならぜひ一度は訪れてほしい神社ですね。

 

車折神社は、平安時代後期の学者である清原頼業公を祀っています。

頼業公は学問だけでなく政治にも深い洞察を持っており、その学識が認められていたことで知られています。

 

神社の名前「車折」は、後嵯峨天皇が訪れた際に牛車が進まなくなったエピソードに由来しており、その地に頼業公を祀るために社が建てられたとされています。

このエピソードにより、天皇から「車折大明神」という神号と正一位の神階が贈られ、今に至るまで多くの人々に親しまれています。

 

また、境内にある芸能神社は1957年に創建され、芸能や芸術に関わる人々の信仰を集めています。

祭神は天宇受売命で、特に芸能界の人々からの信仰が厚いです。

 

芸能神社は約4,000枚の朱色の玉垣で有名で、これらは芸能人や芸術家によって奉納されたものです。

多くのファンが自分の好きな芸能人の名前を探しに来ることもあります。

 

「ワンピース」という大人気アニメの主要キャラクターの名前が書かれた玉垣も存在し、これが話題となりました。

 

これにより、アニメファンなど新たな層の参拝者を引き寄せています。

 

車折神社と芸能神社は、学問の神様としての頼業公の歴史と、現代の芸能文化とが融合したユニークな場所として、多くの参拝者に愛され続けています。

 

このように、車折神社はただの神社ではなく、文化や芸術、歴史が交差する貴重なスポットとなっています。

 

芸能人の名前が入った玉垣が本殿を囲んでいるので、好きな芸能人の名前を探しに訪れるなんて方たちも多いです。

 

京都でお伊勢参りが叶う「日向大神宮」

三重県伊勢市にある伊勢神宮は「お伊勢さん」として広く親しまれていますが、京都にも「京のお伊勢さん」と呼ばれる特別な神社があります。

この神社は京都市山科区に位置する日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)です。

 

この神社の起源は非常に古く、顕宗天皇の時代にさかのぼります。

歴史によると、神社は遠く九州地方の筑紫の日向にある高千穂の峯から神霊を移して建てられたとされています。

その後、天智天皇の時代には、神社のための土地として「神田」が寄進され、周囲の山は「日御山」と名付けられました。

 

内宮には天照大神を中心とした四柱の神様が祀られており、これには多紀理毘賣命、市寸島比賣命、多多岐都比賣命が含まれます。

外宮では、天津彦火瓊瓊杵尊と天之御中主神の二柱が祀られています。

 

これらの神様は、それぞれ異なるご利益を持ち、参拝者に多方面からの恩恵をもたらします。

 

日向大神宮の一番の特徴は、その山頂に位置する伊勢神宮遥拝所です。

ここは特に神聖視されており、伊勢神宮への遥かな参拝と同等の効果があると言われています。

 

多くの人々がこの遥拝所で手を合わせ、伊勢神宮のご利益をここ京都で受けることができます。

 

「京のお伊勢さん」として親しまれる日向大神宮は、その歴史的背景と神聖な雰囲気で知られ、多くの信仰者や観光客にとって魅力的なスポットです。

 

京都を訪れた際には、ぜひこの神秘的な場所を訪れてみてください。その独特な文化と歴史を感じることができるでしょう。

 

 

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まとめ

今回は神社仏閣の町、京都の中でも面白い、一風変わった神社やお寺をご紹介させていただきました。

どれもまさにここでしか味わえない神社やお寺でしたね。

 

こんな風に様々なご利益がある神社仏閣がたくさんあるのも日本という国のいいところ。

そんな中でも京都にはまだまだたくさんの神社仏閣があります。

 

もちろん珍しいものもいいですが、王道もまたいいもの。

 

京都に来たならどんな場所へ行っても満足間違いありません。

それではぜひ、京都に遊びに来てください。

珍しい神社やお寺があなたを待っていますよ。

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