【京都でぼーっとできる場所】春・夏・秋・冬の季節別おすすめ12選! | 京都の地元民情報
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【京都でぼーっとできる場所】春・夏・秋・冬の季節別おすすめ12選!

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日本が世界に誇る観光都市・京都。

古き良き日本の和の文化が味わえるということで、国内外問わずたくさんの観光客が年がら年中訪れ賑わいを見せるこの街。

 

たがらこそ、京都という場所で「のんびりぼーっと過ごしたい」という思いを抱いている方も少なくはないでしょう。

 

今回はそんな日々の忙しさから開放され、京都でぼーっと出来るおすすめのスポットをご紹介したいと思います!

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京都でぼーっとできる場所!春のおすすめ3選

春の京都は観光シーズンも相まって本当にどこを歩いても人・人・人。

そんな京都で本当に「ぼーっとできる場所があるのか?」と思われそうですが、ご安心ください。

 

まずは春におすすめの場所を3つご紹介させていただきます。

 

鴨川

「鴨川等間隔」という言葉をご存知でしょうか?

 

京都の中心地、最大の繁華街がある三条河原町から四条河原町エリア、その入口でもある三条京阪駅から三条大橋を西に渡った川沿いには季節を問わずたくさんのカップルが腰をおろして過ごしています。

 

なぜかカップルとカップルの間には少し隙間が開いていて、等間隔にカップルが並んでいるように見えることから鴨川等間隔という言葉が生まれたのです。

 

 

京都に住む男子・女子は大きくなって恋人が出来たら「鴨川等間隔に加わりたい」という夢を持っています。

 

さて、そんな鴨川に等間隔に座るカップルは一体何をしているのか、というと「何もしていない」のです。

 

ぼーっと鴨川を眺めるだけで過ごせる、そんな風情を楽しんでいるんですね。

 

そんな鴨川ですが、年中多くの人がぼーっと過ごしています。

しかし、やはり春が一番気候もよく穏やかな気持ちになれますので、春に訪れるのが一番のおすすめ。

 

 

もしあなたが恋人と一緒に疲れを癒したい、と思っているのであればぜひこの春には鴨川等間隔に加わってみてください。

 

もちろん一人でぼーっとするのもアリですよ。

 

今回は三条から四条までの鴨川沿いを紹介しましたが、出町柳まで行けばそこには鴨川デルタと呼ばれる三角州があり、家族連れやカップルで賑わいを見せています。

 

 

鴨川も場所によって顔を変えますので、あなたの気分にぴったりの鴨川スポットを探すのもまた一興です。

 

京都駅

新幹線が停車する京都の玄関口、京都駅。

あまりぼーっとする場所というイメージは持たれていない場所ですが、実はのんびり喧騒を忘れて過ごすのにぴったりの場所なんです。

 

地元民でもあまり知らない情報ですが、広場や屋上庭園があり人も少なく、落ち着いた雰囲気を楽しめます。

 

 

特に建物と建物の間に作られた空中経路は、京都タワーや京都の山々を見ることができます。

景観保護のため、建物の高さ制限がある京都ならではの光景を存分に満喫することができます。

 

春の晴れた心地よい陽気の日には、屋上庭園でのんびりと心身を癒してみてください。

 

 

また京都駅ビル内なので、なんといってもアクセスが抜群にいいのもおすすめのポイントです。

 

のんびり過ごした後は駅ビル内のカフェや土産物屋を回るもよし、市内観光へと繰り出すのもよし。

もちろん観光の最終スポットとして最後にのんびり過ごすのもアリですね。

 

意外と知られていない京都駅を隅から隅まで楽しんでみませんか?

 

京都御所

京都市の左京区にある京都御所。

いわゆる京の中心地で京都は御所を中心に町が作られています。

 

 

かつて天皇が住まわれていたこちらの御所、広大な敷地は現在公園として開放されているので無料で入ることができます。

 

 

歴史の重みを感じながらも、公園内のベンチでぼーっと過ごせば心身ともに癒されること間違いなし。

 

天皇が住まわれていただけあり景観も抜群にいいおすすめの公園です。

 

 

桜のシーズンであっても、ほかの人気スポットに比べると人も少ないので、人ごみが苦手、避けたいという方にはうってつけのおすすめスポットの一つです!

 

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京都でぼーっと できる場所!夏のおすすめ3選

さて次は夏におすすめのぼーっとできる場所をご紹介。

 

京都の夏は、はっきり言って過酷。

三方を山に囲まれている京都盆地は湿気がこもり気温以上に暑く感じます。

 

そんな夏にも息抜きができる場所を紹介します。

 

哲学の道

京都市は左京区にある哲学の道は、日本最難関の大学、京都大学の近くにあります。

 

哲学教授である西田幾多郎が歩いたことから哲学の道と名付けられたそうで(諸説あります)、緑豊かな通りは横を流れる疎水のせせらぎと相まって最高の散歩道です。

 

何も考えずぼーっと歩くだけで、京都らしい風情を楽しむことができる道となっています。

 

 

桜や紅葉のシーズンには多くの観光客が訪れるため「哲学もクソもあるか」となってしまいますが、夏には人もあまりおらず、緑に囲まれたひんやりとした空気を感じることができるので、夏の散歩こそ最適です。

 

また哲学の道には多くの猫がいます。

 

 

猫好きにはたまらないロケーション。

あなたがもし猫ちゃん大好きなのであればぜひ行ってみてください。

 

大岩展望台

こちらは伏見区は深草にある大岩山という小さな山の頂上にある展望台です。

はっきり言って本当に地元民しか知らない超穴場スポット。

 

竹林を抜けて頂上まで上がると京都市内を一望できる展望台へとたどり着けます。

 

 

大きなベンチも用意されているので、こちらで京都の街並みを眺めながら缶コーヒーでも飲めばなんとも贅沢な気持ちが味わえるものです。

 

 

まずほかに人がいることもありませんので、静かで落ち着いた雰囲気の中、思いっきり心身ともに癒されてください。

 

展望台までは山を登らなければなりませんが、本当に小さい山なので体力に自信のない方でも大丈夫。

 

またふもとの竹林は京都の名所、嵐山には劣るものの涼けさを感じさせてくれますので、夏のお出かけにもぴったりです。

 

「大岩山の展望台でのんびり過ごした」と語れば「通」を気取ることもできますよ!

 

ネックがあるとすれば「周りに何もないこと」です。

 

地理的には伏見稲荷大社が近いので観光のついでに寄れないこともないのですが、例えば「二泊三日の京都旅行の最終日に日々の疲れと旅行の疲れを癒しに訪れる」なんてパターンがおすすめです。

 

京都府立植物園

京都市の北山エリアと言えばハイソな雰囲気漂う大人な町。

 

その北山エリアにある京都府立植物園は、日本最大級の温室もある立派な植物園ながらも、入場料たった200円で楽しめる超おすすめスポットです。

 

 

桜や紅葉のシーズンは少し人で賑わいますが、夏は比較的空いているためのんびりとした雰囲気で植物園を満喫できます。

 

美しい花々に囲まれて過ごす時間と空間はまさに癒し。

都会の喧騒を離れ心身の疲れを癒したいと考えている人にぴったりのスポットです。

 

周辺にはおしゃれなカフェやベーカリーなども多数ありますので、落ち着いた一日を過ごしたい方はぜひ北山エリアに足を運んでみてください。

 

ちなみに京都府立植物園は年間パスが1000円で販売されていますので、5回訪れたら元が取れる大変お得です。

 

ぜひあなたの癒しスポットとしてご活用ください。

 

京都でぼーっと できる場所!秋のおすすめ3選

秋は京都観光に一番のおすすめシーズン。

桜もいいですが紅葉は本当に心が癒やされる光景です。

 

気温も少しずつ寒くなってきて涼しさを感じられるので過ごしやすいのも魅力の1つ。

そんな秋の京都でぼーっとできる場所をご紹介します!

 

毘沙門堂

京都市の山科区は観光地としてあまり知られていません。

しかしながら、こちらの毘沙門堂の紅葉は本当に一見の価値あり。

 

境内へ続く階段に、紅葉の落ち葉が敷き詰められさながらレッドカーペットのような光景は息を呑む美しさです。

 

これほどまでに素晴らしい景色が楽しめる毘沙門堂ですが、幸いなことに知る人ぞ知る観光スポットのため、非常に落ち着いた雰囲気の中でのんびりと過ごすことができます。

 

季節の美しさを肌で感じながらも、ぼーっとできる絶好の穴場スポットになりますので本当におすすめです。

 

山科駅を降りて毘沙門堂へ向かうまでには、琵琶湖からの疎水も流れており散策にももってこいです。

 

疎水沿いにはベンチも設置されておりますので、こちらのベンチに座ってのんびりと疎水の穏やかな流れを眺めて過ごすのもおすすめです。

 

ちなみに山科区は他にも知る人ぞ知る隠れた名スポットが多く、毘沙門堂以外にもぼーっとできるスポットの宝庫ですよ。

 

観光地としてあまり有名でないがゆえに、のんびり楽しめちゃう場所が豊富です!

 

竹林の道(野宮神社)

竹林といえば嵐山、嵯峨野の竹林の道。

「これぞ日本!」といった和の雰囲気が味わえるため、日本のみならず外国からも多くの観光客が訪れる観光スポット。

 

大河内山荘から野宮神社をつなぐ約200mの竹林の道は風情と情緒がたっぷり。

物思いに耽ったり、ぼーっと息抜きするのにももってこいの雰囲気です。

 

もちろん一年中いつ行っても楽しめるスポットですが、やはり嵐山といえば秋の紅葉。

 

竹林の道で過ごすのであれば、どうせなら秋に訪れてついでに嵐山の紅葉も楽しみましょう。

目の保養になること間違いなし。

 

宇治川

宇治市といえばお茶や平等院で有名な観光地ですが、京都市に比べるとかなり人出は少なくゆったりとした雰囲気の中で京都らしさを満喫できます。

 

中でも宇治橋周辺には和菓子屋や喫茶店などが並び楽しめます。

特に秋の宇治川がおすすめ。

 

川沿いのカフェで窓際の席に座り大いなる宇治川の流れと、色づき始める山々の紅葉を眺めながらぼーっと過ごせばこれぞまさに至福のひと時。

 

カフェでなくとも宇治川沿いの歩道は散歩にはもってこい。

 

赤くてかわいい橋があったりとフォトジェニックなスポットもばっちりありますが、本当に落ち着いた雰囲気で忙しさを忘れて心身を癒やされること間違いなし!

 

宇治川観光は慌ただしい日々を送るあなたの休息になります。

ぜひ一度宇治川へ訪れてみてください。

 

京都でぼーっと できる場所!冬のおすすめ3選

最後に紹介するのは冬にぼーっとできる場所です。

 

京都の冬は極寒です。

なんでも市内には地下水脈が流れているそうでその影響で底冷えが凄まじい。

 

真冬の寒い中、時間と喧騒を忘れてぼーっとする。

これってとっても幸せを感じませんか?

 

それでは冬にぼーっとできる場所をご紹介します!

 

美山かやぶきの里

京都府の南丹市、南北に長い京都のちょうど真ん中あたりに位置するこちらのかわぶきの里は、その名の通りかやぶき屋根の屋敷が並び日本の原風景を楽しめる素敵な観光スポットです。

 

あまり雪が降らない京都市内と違い、山間にあるかやぶきの里には雪が降り積もります。

 

雪の降り積もったかやぶきの里は、あの世界遺産・白川郷にも勝るとも劣らない美しさを味わえます。

 

そんな美しい白銀とかやぶきの世界を眺めながらぼーっと過ごすと、まるで別世界に立ち入ったような気になり心身ともにリフレッシュできること間違いなし。

 

もちろんカフェなどの飲食店もありますので、温かい飲み物で冷えた体を暖めることもできます。

 

極寒の中、ホットコーヒーを飲むと、それだけでなんとも言えない幸福を感じられますよね。

 

南丹市は京都市内から遠く離れていますが、京都駅からバス一本で行けるので意外と交通アクセスも良好です。

 

静かな場所でぼーっと過ごしたいのであれば、ぜひかやぶきの里へ行ってみてください。

 

渉成園

渉成園は京都駅から徒歩で10分という好立地ながら、一年中穴場となっている珍しい日本庭園です。

というのも、見学できるということ自体があまり知られていないのです。

 

庭園の中にある橋は、ちょうどその真ん中のバックに京都のシンボル、京都タワーが重なります。

都会の中でも、これほど静かで落ち着ける庭園があるなんて本当に信じられないほど。

 

もちろんオールシーズン楽しめる渉成園ですが、冬に咲く椿も数種類植えられているため、個人的には冬に行くべきスポットとしておすすめしております。

 

京都観光の中で「少し疲れたな、癒やされたいな」なんて思った時には、すぐに立ち寄れるのがなんとも魅力的ですね。

なんと言っても京都の玄関口・京都駅から歩いて10分で行けるのですから。

 

敷地はとても広く、池のすぐそばにある「臨池亭」や「縮遠亭」といった茶室など、見どころもたっぷり。

 

 

「帰りの新幹線に少し時間があるな」なんて方は、旅行の最後にぜひ癒されに行ってみてください!

 

村上開新堂

村上開新堂は明治元年創業の日本で初めての洋菓子専門店。

京都といえば古都のイメージが強いですが、実は新しいものを取り入れる町でもあるのです。

 

モダン(近代)&トラディショナル(伝統)のミクスチャー文化が楽しめるのが京都の魅力だと私は思っております。

 

さてそんな日本最古の洋菓子専門店である村上開新堂ですが、実は2017年にカフェが併設されました。

 

 

それも築90年の古民家を改築した店舗。

これぞまさにモダン&トラッド。

 

完全和風な古民家で味わう洋菓子はなんとも絶品。

京都らしい中庭の風景を眺められる落ち着いた雰囲気の中で、時間を忘れてぼーっと過ごすことができます。

 

そんな村上開新堂を冬のおすすめスポットに上げるのには理由があります。

それが11月〜3月という冬季限定で販売される名物ゼリーがあるから。

 

 

その名を「好事福盧(こうずぶくろ)」というみかんをたっぷり使った冬季限定ゼリーは、かの池波正太郎が愛したことでも有名です。

 

冬の寒い季節の中、古民家でほっこり温かい飲み物と名物ゼリーを味わいながら、贅沢な時間の使い方をしてみませんか?

 

地下鉄京都市役所前駅から約500m、徒歩8分の場所にありますのでアクセスも良好ですね!

 

京都の中心地で味わう古民家の雰囲気はなんとも言えない魅力。

ぜひ一度体感してみてください。

 

まとめ

今回は日本最大の観光都市、京都においてぼーっと過ごすことができる場所を季節ごとに3つずつ紹介させていただきました。

 

きらびやかな観光スポットはもちろん、京都はのんびり過ごすのにもばっちりの街です。

様々な楽しみ方ができる町、それが京都なのです。

 

ちなみに京都は喫茶店文化が発達していますので、基本的にどこに行っても落ち着いた喫茶店でぼーっと過ごすこともできます。

 

京都の魅力は計り知れません。

たくさんの人に愛されるこの町は雅な雰囲気を味わえるだけでなく、落ち着いて疲れを癒やすスポットも溢れています。

 

もちろん今回紹介した場所以外にも、数え切れないほどのぼーっとできる場所はあります。

自分だけの落ち着くスポットを探すのもまた京都旅行の楽しさの1つですね。

 

ぜひ京都に遊びに来て、そんな楽しみ方を実践してみてください。

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