光明寺の見どころ4選を修学旅行や観光向けに簡単に分かりやすく解説!

京都の光明寺には見どころがたくさんあります。

鈴鹿野風呂の石碑、法然上人の石棺、張り子の御影、季節によってはもみじ参道もかなり見ごたえがあるでしょう。

今回の記事では、光明寺の見どころや歴史、拝観時間や料金の詳細、アクセスなどを紹介していきますので、ぜひ行ってみてください。

光明寺の見どころ4選

まずは光明寺の見どころを4選お伝えしていきます。

見どころ①　鈴鹿野風呂の石碑

俳人の鈴鹿野風呂の句碑が残されています。

「浄土門　ここにはじまる　照紅葉」

まさに、秋の見どころのもみじ参道を見ながら作られた句なのでしょうね。

見どころ②　法然上人の「石棺」

この石棺は、光明寺の由来に繋がったキーポイントになっています。法然上人は建暦二年（1212）、80歳で入滅なされていて、京都の東山に埋葬されていたのです。

しかし法然上人の教えがどんどん広がっていくことに比叡山の僧侶たちは危機感を覚えて、上人の墓を壊す計画があったそうです。

その時に、御遺骸を守るために、この石棺を太秦広隆寺の近くの藪に隠しておいたという言い伝えがあります。

そして、石棺から光明が鼻垂れて粟生の地を指し示したことから、法然上人の御遺骸をここで荼毘に付すことになったということなのです。とても意味が深い名前ですよね。

見どころ③　張り子の御影

張子の御影は、建永二年で、法然上人が75歳の時に造られた尊像です。

弟子の罪で四国へ流罪になられることになり、船の中で聖信房湛空が、後の世の形見に何か形あるものを残して欲しいと言われて、法然上人自ら造られたそうです。

見どころ④　もみじ参道

季節により見れないことも考えられますが、もみじ参道のもみじはとても美しいようです。

紅葉の頃には、きれいなもみじのトンネルができるようでとても風流です。

約200mの間に250本程の紅葉が植えてあります。

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光明寺の歴史や豆知識

1198年に法然上人の弟子である熊谷蓮生法師によって、見どころのところで説明したように、京都府長岡京市西山のふもと粟生広谷の地に御堂を造立したのが最初です。

1227年、上人の遺弟たちが遺骸の石棺を太秦に移すことで防いだと言われています。

1228年に、上人の石棺から光明が放たれ南西の念仏三昧院を照らすという奇瑞が現れましたことで、名前の由来になっています。

その光明があって、ご遺骸を念仏三昧院に運び、荼毘に付し寺の裏山にご芳骨を納め御本廟を建てたということです。

光明寺の参拝時間と料金

光明寺のアクセス

【公共交通機関で向かう場合】

JR京都線：JR「長岡京」駅下車西出口バス停 阪急バス②のりばより「20,22系統」約15分 「旭が丘ホーム前」下車

阪急京都線：阪急「長岡天神」駅下車バス停　阪急バス②のりばより「20,22系統」約10分「旭が丘ホーム前」下車

【車で向かう場合】

• 京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
• 京都から約10分・大阪から約30分

光明寺の駐車場

無料駐車場

紅葉期の光明寺には駐車場がないとＨＰに記載されています。

そのため、普段どうなのかチェックしてみると、山門の前に参拝者用の無料駐車場がありますが本当に数台程度のものなので、埋まっている可能性が高いです。

有料駐車場

光明寺周辺は駐車場がかなり少ないです。

ＨＰ上では、紅葉シーズンは、近所の臨時駐車場(1000円)か、JR線「長岡京駅」、阪急電車「長岡天神駅」周辺のコインパーキングとバスを利用した方が良いと記載があります。

そのほかの駐車場を収容台数は少ないですがピックアップしておきます。

まとめ

光明寺は、歴史深いお寺で、秋にはきれいなもみじのトンネルができるため、見に来る人も多いとか。

しかし駐車場も少ないため、公共交通機関で行くことをおすすめします。

電車とバスの乗り継ぎで簡単にたどり着きますので、ぜひ公共交通機関を利用して参拝しにいってみてください。